台湾は治安が良いのに加え親日的で優しい人々が多く、海外旅行初心者にもおすすめ。食事も美味しく魅力的な観光地もたくさんあり、おまけに安く行けるとあってここ数年人気は急上昇。そこで、ココは絶対外せないという台湾観光の定番スポットをトラベルjp ナビゲーターが徹底現地取材でご紹介!
台北の次は高雄、台南。そして自然が美しい日月潭、太魯閣、阿里山……台北以外の定番観光スポットも全部巡ってみよう!
台北のランドマーク「台北101」は、508メートルの超高層ビルで、89階に屋内展望台、91階に野外展望台があり、連日多くの観光客が訪れる台北一の人気観光スポット。このビルの独特なシルエットは、台湾で縁起が良いとされている竹の節をモチーフにしています。
展望台からは台北の主要観光スポットを一望。天気が良ければ91階にある戸外展望台に出てみましょう。超高層ビルならではの風を感じながら美しい景色を満喫できます。
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台湾観光で外せない定番観光スポットが、蒋介石を記念して建てられた「中正紀念堂」。台北のシンボルであり、台湾3大観光名所の一つにも数えられています。東京ドーム5個分以上という広大な敷地に建つ美しく巨大な建造物は一見の価値アリ。
昼間に見る姿も美しいですが、幻想的にライトアップされる夜の美しさも必見。巨大な中国風建築たちがライトアップされ、熱帯の夜に浮かび上がる風景は、近代都市台北のど真ん中に出現した幻想世界。台北指折りのおすすめ夜景スポットと言えます。
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台湾にある「国立故宮博物院」は、中国歴代王朝の皇帝たちが収集したコレクションなど69万点もの至宝を収蔵する中国文化と芸術の殿堂。中でも必見なのが2大至宝のうちの一つ、白菜の形をしたヒスイ輝石にキリギリスとイナゴの彫刻が施されている“翠玉白菜”。
そして、もう一つが豚の角煮そっくりな“肉形石”。展示替えが行われることがあるため、訪問前に公式サイトを確認しましょう。
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台湾北部の新北市瑞芳区の山あいにある「九フン」は、かつて、金の採掘で賑わいを見せ、日本統治時代に街並みが整備された経緯がある定番の観光スポット。台湾にいながら日本の古き雰囲気が楽しめ、それでいて台湾の温かみも感じられるところです。
夕方から夜にかけては街中の提灯が明かりを燈し、幻想的でノスタルジックな風景が広がります。中でも阿妹茶樓は、宮崎駿監督の『千と千尋の神隠し』の湯屋のような立派な茶館。ここで台湾の作法でお茶を楽しむのもいいでしょう。
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台北の「龍山寺」は、道教や儒教、更に三国志の関羽や孔子、媽祖など実在の人物から神になった神様など、大小合わせると100以上の神々が祀られている台湾最強の定番パワースポット。台北市内で最も古いお寺であり、様々な神々が一同に拝めるお寺として、台湾の方々だけでなく、世界各国の観光客で常に賑わっています。
建築物や神々の像だけでは足りないのか、寺院内には紙で作られた縁起物や千手観音像なども飾られ、祈りの対象となっています。こちらも是非見ておきましょう。
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台湾の夜で外せないところと言えば、夜市。服、雑貨から金魚すくい、そしてB級グルメを提供する屋台に至るまで毎晩お祭り騒ぎのような活気で賑わっています。夜市は各都市にありますが、台北の夜市の中で最大の規模を誇るのが「士林(シーリン)夜市」。
台北以外では、高雄の六合夜市と瑞豊夜市、台南の花園夜市、基隆の基隆廟口夜市、台中市の逢甲夜市なども定番。アジアの活気に溢れる台湾の夜市。台湾に行くなら必ず一回は訪れて欲しいところです。
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台湾は日本と同じ温泉天国。実に100カ所以上ものさまざまな泉質の温泉地があります。台湾に行ったら、是非温泉にも入ってみたいという方!忙しい日程でも、台北市内から電車で簡単に行ける「北投温泉」はそんなあなたにうってつけの温泉地です。
日本統治時代に公衆浴場として建てられた建物、北投温泉博物館で当時の浴槽を見学し、近くにある親水公園露天温泉浴池で公衆浴場を体験することもできますよ。また北投温泉には数々の温泉宿があり、なんと日本の加賀屋も進出。日本風のサービスが台湾人にも人気です。
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台湾南部にある台湾第2の都市 高雄。高雄でいちばん有名な観光スポットで、パワースポットでもあるのが蓮池潭にある七重の塔の「龍虎塔」。龍の口から入り、龍の塔を通って虎の塔に行き、虎の口から出てくると、罪が浄化され福が増えると言われています。
一般道から龍虎塔へのジグザグの通路も必見。これは少しでも距離を歩くことで身を清めるという参道の役割と、魔は曲がった道を歩けないということから、意図的に作られたもの。塔の上から見るとその様子がよく分かります。
※2025年頃まで改装工事が行われています。
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台湾の古都である台南市の人気観光スポット「安平老街」は、レンガなどの洋風な建物と中華風の建物が混じりあったレトロな街並みが魅力ですが、その安平地区にはもうひとつ必見の観光スポットがあります。それが、ミシュラングリーンガイドに2つ星として掲載された「安平樹屋」。
歴史的な建造物からニョキニョキとガジュマルが生い茂り、建物を覆い尽くすという世にも不思議な自然の要塞は、まさに“台湾のラピュタ”。迷路のように階段や散策道が整備されているので探検気分で観賞しましょう。
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日本統治時代、台南の銀座と呼ばれた末広町2丁目にオープンしたデパート「林百貨」。太平洋戦争が始まったことで閉店し、2014年に再びデパートとしてリニューアルオープン。現在では台南を代表する観光名所に。
館内には懐かしいレトロなエレベーターや1933年に設置された神社が残っています。林百貨を訪れるならライトアップされる夜がおすすめ。そのレトロな姿が一段と美しく輝きを放っています。
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台湾の台中で一番有名な観光スポットというと「宮原眼科」。日本統治時代に日本人の宮原医師が開業した眼科の建物をリフォームしたスイーツショップで、そのゴージャスな内装とトッピングてんこ盛りのアイスクリームの美味しさで大人気。
図書館の本棚のような商品棚が天井にまで届き、まるでハリーポッターのホグワーツ魔法魔術学校のよう。台中には他にも、カラフルな虹の村“彩虹眷村”、ウユニ塩湖のようなスポット“高美湿地”といった人気急上昇中の観光スポットもありますよ。
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台湾のちょうど中央に位置する「日月潭」。台湾最大の淡水湖であり、台湾を代表するレイクリゾート。その美しさは世界的な知名度を誇っています。南国の台湾らしいカラフルな色彩と赤い巨大な獅子が印象的な文武廟から湖を見渡すと、オレンジ色の屋根と湖の調和が見事。
最近では世界10大絶景サイクリングロードとしても有名で、湖畔を1周する39kmの綺麗な自転車専用道が整備されています。自転車を借りることもできますので、「日月潭」を訪れたら是非体験してみましょう。
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大理石の世界的産地でもある太魯閣国家公園にある「太魯閣峡谷」は台湾八景の一つで台湾定番の観光スポット。台湾中部・花蓮県の山部から、南北に約38Km、東部に約41Km、総面積は9万2000ヘクタールに及ぶ、断崖絶壁が延々と続く大峡谷です。
九曲洞の大理石峡谷はもっとも美しいと言われている場所で、峡谷最大の見どころ。湾曲した峡谷は幅が更に狭くなり、岩壁の大理石の美しい褶曲模様、断層、節理などじっくり鑑賞する事ができます。
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台湾の美しい自然に出会えるエリアが台湾東部。中でも花蓮から台東まで続く海岸線は国家風景区にも指定され、青い空と青い海、そして海からすぐの所にそびえる緑の山々と、美しい景色が続いています。
花蓮の南側には、歴史ある温泉街 瑞穂温泉が。そして、花蓮市の中心から車で約20分のところにある“阿美文化村(アミ文化村)”では、アミ族の豊年の踊りなどを間近で見ることができます。台湾の原住民の文化に触れることもできる台湾で定番の人気観光地です。
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台湾中部の山間に位置する「阿里山国家風景区」は、台湾最強のパワースポットとして人々が絶えない定番観光地。阿里山へは嘉義駅から阿里山森林鉄道に乗車。土砂崩れの影響で途中の奮起湖までしか運行されておらず、ここからはバスで(2017年6月現在)。
阿里山には、いくつもの宿泊施設が点在していますが、宿泊する目的は翌朝に日の出を見る為。台湾では“睡眠を犠牲にしても一目見ようと山頂で待ち続ける人々がいるほどの絶景”と言わるほどに美しい景色は、台湾の最高峰である玉山(標高3952m)に昇るご来光。これを見るために多くの人々が展望台を目指します。
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台湾というと都会の台北の観光地ばかりクローズアップされますが、台湾には台北の他にも魅力あふれる観光地がたくさんあります。都会とはまた違うローカルな雰囲気に触れたり、大自然を満喫すれば、台湾の新しい魅力を発見できますよ。
今回ご紹介したところは、どこも定番の人気観光地ばかり。ぜひ台湾旅行プランの参考にしてみてくださいね!
※最新情報は公式サイトなどをご確認ください。
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