タイ料理と言えば独特の甘酸っぱい辛さが特徴。トムヤムクンにプーパッポンカリー、カオマンガイにガパオ。日本でお馴染みのものも多いですが、本場で食べるタイ料理は一味違う! 地方毎に様々な名物料理もありますが、バンコクには大抵のものが揃っています。トラベルjp ナビゲーターが現地徹底取材したバンコクのおすすめグルメをご紹介! 卵に包まれたおしゃれなパッタイや見た目にも華やかなヘルシーライスサラダも必見。
滞在中に一度は食べたい!あえて勧めるタイ定番グルメ5選by やま かづ
地図を見るタイにはいろいろな種類のカレーがありますが、マイルドな味つけで、辛いものが苦手な人でもついつい手が出てしまうのが「プー・パッ・ポンカリー」。カニのぶつ切りをカレーパウダーで炒め、最後に溶いた卵でとじるという中華風の海鮮タイ料理です。
プーは「カニ」、パッは「炒める」、ポンは「粉」という意味。バンコクにある“ソン・ブーン・シーフード(建興海鮮酒家)”は、プー・パッ・ポンカリー発祥のお店で、各国の著名人も訪れます。お店の入口に小泉元首相が訪れた際の写真が。
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安い!食べタイ!タイ観光旅行でおすすめの絶品タイ料理15選by 沢木 慎太郎
地図を見るアメリカのCNNGoが企画した“世界で最も美味な料理ランキング50”で1位に選ばれた料理が、ゲーン・マッサマン。一般的にマッサマンカレーと呼ばれているタイカレーです。“マッサマン”とは“イスラム教の”という意味。
宗教上の理由で豚肉の代わりに鶏肉を使用したカレーで、辛さは控えめで、ココナッツミルクやピーナッツを加えた深みのあるコクと上質な甘さが魅力的。
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タイ観光旅行で絶対食べたい!5部門代表、おすすめの名店&料理by 沢木 慎太郎
地図を見るタイカレーの代名詞とも言えるのが「グリーンカレー」。青トウガラシの爽やかな風味とココナッツミルクのマイルドな甘みが絶妙。鶏肉や豆ナスがたくさん入り、タイカレーらしい辛さもたまりません。
どこでも食べられますが、おすすめは、バンコクの高級デパート“エンポリウム”最上階にあるFOOD HALL。フードコートと思えないほどおいしく、手間ひまをかけて作られた高級デパートならではのうま味が引き立ちます。
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タイ料理はカレー風味の料理も多いですが、麺料理でカレー風味と言えば「カオ・ソーイ」。揚げた麺のパリパリとした食感と数種類のスパイスが生み出す深みのあるカレーの味わいは本場ならではの美味しさ。チェンマイの名物ですが、バンコクのお店でも見かけることもありますよ。 この写真の記事を見る ≫
滞在中に一度は食べたい!あえて勧めるタイ定番グルメ5選by やま かづ
世界三大スープの一つとして知られているのが「トム・ヤム・クン」。甘辛スープにエビをはじめたくさんの具材が入り、ただ単に辛いだけでないそのスープの奥深さの虜になった人もたくさんいます。
甘い、辛いのさらにその奥に幾重にも広がる風味。わかる人にはわかる、究極のうまさが渦巻いています。ホットなタイで、ホットなスープ?その答えが知りたければ本場のタイでぜひ味わってください。
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タイ料理のご飯もので外せないメニューと言えば「カオマンガイ」。海南鶏飯とも称されるこの料理は、タイのみならずシンガポールやマレーシアなどの東南アジア地域で一般的な庶民食として愛されています。
庶民的なカオマンガイですが、バンコク・モンティエンホテル内の“ルエントン”では、高級なカオマンガイが頂けます。街角のカオマンガイ屋さんとは違う、高級感にあふれる外観。ふっくらジューシーな鶏肉とそのダシで炊かれたライスとの相性はバツグン。
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タイの屋台メニューの定番「パッ・ガパオ・ガイ」。日本では“ガパオライス”と呼ばれているもので、鶏肉のミンチをバジルと一緒に炒めて唐辛子、ナンプラー(魚醤)、オイスターソースで味を整えるというシンプルな料理。
お店によっては鶏肉のほかに豚肉や牛肉を使うこともありますし、半熟の目玉焼きがのっていることも。タイの庶民食であるだけに、そのバリエーションは数知れません。バンコク市内の屋台を食べ歩きしてみてはいかがでしょう。
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提供元:写真AC
https://www.photo-ac.com/タイ風の焼きそば「パッタイ」は、米麺をもやしやニラなどの野菜を炒めてソースで味付けしたもの。日本で焼きそばというと、薄い玉子焼きで包んだオムそばというメニューがありますが、そのタイ版とも言えるのが「パッタイ・ホーカイ」。
“ホーカイ”というのは、パッタイの上に薄い玉子焼きで包むことをいいます。見た目があまりにも美しく、なんだか崩すのがもったい! お皿に添えてあるマナオ(タイのライム)を絞っていただきます。
日本では「タイラーメン」と称されるタイの名物・クイッティアオ。米麺または中華麺でできた、タイ人にとって「安い・早い・うまい」の三拍子そろったファストフードです。
タイの街中を歩いていると、店先のショーケースにさまざまな太さの米麺が並べられている食堂を目にすることがあります。そここそがまさにクイッティアオ食堂の印!自身でカスタマイズしたお気に入りのクイッティアオを探してみるのもいいかもしれません。
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トムヤムクンやグリーンカレーなどお馴染みの定番料理もいいですが、野菜やハーブをたっぷり使ったヘルシーでおいしい、女子なら絶対好きになる絶品タイ料理が南部の家庭料理「カオヤム」。
お皿の真ん中にご飯を盛り、周りに四角豆やもやし、バイマックルー(こぶみかんの葉)、ポメロ(ざぼん)、干しエビ粉、ささげなどをトッピングした、見た目にも華やかな一皿。ブードゥーという、うま味たっぷりのタレをかけて頂きます。
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日本でもタイ料理はずいぶんポピュラーな存在になりましたが、日本のお店で頂くタイ料理は日本人好みに味を変えていたり、本場の味とは違うケースも多いようです。
バンコクに旅行したなら是非本場のタイ料理を味わってみましょう。タイの首都バンコクには地方の名物料理を出すお店もたくさんあります。また、屋台でタイらしいエネルギッシュな雰囲気の中、お店の人とコミュニケーションとりつつ美味しいタイ料理を堪能するのも楽しい旅の想い出になりますよ。
是非、バンコクでタイの名物料理を制覇してみましょう!
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(2024/3/19更新)