九十九里はサーファーの聖地・九十九里浜をはじめ、内陸部にも観光スポットが満載。太平洋に面した長く続く綺麗な砂浜では、絶景カフェや海辺での乗馬体験も楽しめます。また内陸部には、珍しいいちご狩りがができる農園や、関東屈指のパワスポ、玉前神社など魅力的なスポットもたくさん!トラベルjp ナビゲーターが現地徹底取材した、九十九里のおすすめ観光スポットをご紹介します。
提供元:写真AC
https://www.photo-ac.com/東京方面から九十九里への列車のアクセスは、JR特急「わかしお」で大網駅まで行きそこから東金線に乗り換え、またはJR特急「しおさい」で成東駅で東金線に乗り換えてJR東金駅で下車。そこから路線バスに乗り換えます。東京駅、千葉駅からは東金駅まで高速バスも運行していますよ。1日で複数のスポットをまわるなら、マイカーやレンタカーを利用するのがおすすめです。
外房、九十九里浜の北端に位置する刑部(ぎょうぶ)岬。ここに、北は犬吠埼から南は房総半島全域までを見渡せる「飯岡刑部岬展望館〜光と風〜」があります。
その眺めは、“日本の朝日百選”“日本の夕陽百選”“日本夜景百選”などに選ばれ、太平洋から昇る日の出、そして房総半島の彼方に沈む夕日はまさに絶景です。視界の良い日は富士山が美しい姿を現します。
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旅のメインイベントはやはり刑部岬展望台からの夕暮れの景色。九十九里浜の彼方に陽が沈み始めると、海は黄金色に輝き、眼下には漁港の建物がシルエットになって浮かび上がります。2月の下旬には190km離れた富士山の真上に太陽が沈み、“ダイヤモンド富士”という現象も見られます。
日没後には、飯岡漁港から九十九里にかけての夜景も見逃せませんよ。
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刑部岬観光のランチで行きたいお店は「しらす亭」。岬から車で下って2〜3分、飯岡漁港近くの県道30号沿いに大きな看板が出ています。この店で人気ナンバーワンのメニューが、漁港で水揚げされた新鮮なシラスを使った“二色丼”。生シラスと釜揚げシラスを一度に堪能でき、イクラやネギ、ノリ、大葉などが贅沢に盛り付けられています。
その他にも魚介料理のメニューはたくさんあり、お客さんも多く活気があります。昼時は混み合うので、早めのランチで訪れるのがよいでしょう。
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食事の後は漁港をのんびり散策したり、広々とした“いいおかみなと公園”で遊ぶのもよいでしょう。そして休憩するなら浜辺に面したカフェ「パンケーキカフェ ミルキーウェイ」です。漁港から九十九里ビーチラインを車で2〜3分、水色の外壁が目印です。
店内のらせん階段を上った2階席の窓からは目の前に海が広がり、天気のよい日はテラス席も快適ですよ。ドリンクはもちろん、店名のとおりパンケーキの種類がたくさん!
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「一宮乗馬センター」では気軽に九十九里浜を眺めながら乗馬ができる“海岸コース”が用意されています。変化する景色を見ながら乗馬できて開放感もたっぷり!九十九里浜の“ザブーン”という波の音を聞きながら、潮風を頬に受ける乗馬体験は、癒やしとワクワクの両方を感じられます。 この写真の記事を見る ≫
自分で持ってきたカメラをインストラクターの方に渡すと、九十九里浜をバックに馬と写真を撮ってもらえるので、良い思い出になりますよ。 この写真の記事を見る ≫
千葉県の上総一ノ宮駅近くにある「近藤いちご園」。ここでは白いちごを使用したいちご大福やいちご狩りをリーズナブルに楽しむことができます。いちご狩りのスタートはまず珍しい品種のいちごの試食から。“淡雪”という名の白いちごを個数限定で食べることができます。
ほんのりピンク色の淡雪はとってもかわいらしく、ほどよい甘味。この農園では淡雪の親である“さがほのか”のいちご狩りも楽しめますよ。
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希少な白いちごや黒いちごは、残念ながらいちご狩りでは個数制限があるのですが、お土産用のいちご大福なら事前予約で確実にGETすることができます!
白いちご大福・黒いちご大福ともに、大粒で完熟したいちごが白あんの上にダイナミックにのせられています。もちろん赤い色のいちごの大福も販売されているので、自分へのご褒美や大切な人へのプレゼントに3色セットで購入し、それぞれの色ならではの味を食べ比べてみることをおすすめします。
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御来光の道(レイライン)上、東の起点(=千葉県長生郡)にある「玉前神社」は、関東屈指のパワースポット。神武天皇の母である玉依姫命(たまよりひめのみこと)がご祭神として祀られ、縁結び、子授け、安産、子育てなどにご利益があることから、女性に人気!
朱色が鮮やかな一の鳥居は真東を向いていて、春分・秋分には、九十九里の海から昇る太陽がこちらの鳥居を照らすとも。また、春分・秋分の日の出の位置と玉前神社を結んだ延長線上には、寒川神社(神奈川)、富士山頂、竹生島(滋賀)、元伊勢にある皇大神社(京都)、大神山神社(鳥取)、出雲大社(島根)があり、このことから御来光の道(レイライン)と呼ばれているんです。
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玉前神社には、ユニークなお守りがたくさんあります。玉前神社のご祭神である玉依姫命が、月の満ち欠け・潮の満ち干きに関わりの深い神様のため、女性を守護するお守りがたくさんあります。
珍しいお守りとしては、左側の紫色の“月日守”、右側の白色の“御珠守”です。ほかにも、波乗守、子授け守、一宮町のキャラクター“いっちゃん守り”、天然石勾玉守なども人気です。
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太平洋側に九十九里浜が広がる匝瑳(そうさ)市の内陸部にある「飯高寺(飯高檀林跡)」。1580年開設、1874年までの294年間の歴史を誇る、日蓮宗の最古・最大・最高の檀林です。檀林とは寺院の尊称であるとともに、昔の僧侶の学問所のこと。最盛期には約600人の僧侶が学び、数多くの名僧を輩出しました。
寺の入口である立派な総門をくぐると、その先は巨大な杉並木に囲まれた参道が続きます。深い森に囲まれた参道には凛とした空気感が漂っています。
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飯高寺から歩いて約5分の所にある「天神の森」。細くて急な階段を登り切ると小さな社殿と取り囲むようなスダジイの自然林が見事です。社殿脇の一番の巨木の根っこは異常に発達していて、一枚板のように地上に張り出しています。このような根は“板根”と言われ、日本では珍しく学術的にも貴重な自然林なんです。
もののけが出てきそうな鬱蒼としたスダジイの森。日常とは別世界のような畏敬のある雰囲気がとってもおすすめです!
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最近、自然豊かなロケーションを活かした絶景カフェが注目されていますが、九十九里の最南端・太東の崖の上にある「GAKE」も知る人ぞ知る穴場カフェ。金〜月だけの営業にもかかわらず、その絶景をひと目見ようと訪れる人が多いのです。
カフェのテラス席に出ると、店名の通り海と空しか見えない最高のロケーションが広がっています!特に7〜8月頃は夏の日差しを受けてより鮮やかな景色になるので、必ず一度はテラス席に行ってみてください。
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オーナーおすすめの絶景ポイントが、カフェの隣にある大きな山!そんな簡単に登れるのか少し不安になりますが、カフェ入口から山頂までは約2〜3分ほどで行けるのです。途中でちょっとした林の中に入るものの、パンツスタイルとスニーカーであれば問題ありません。山頂から望む絶景ロケーションはきっと忘れられない光景となりますよ。 この写真の記事を見る ≫
千葉県の外房エリア、太平洋に面した長く続く綺麗な砂浜“九十九里”のすぐそばにある「サンライズ九十九里」。建物は弓なりの形状で、斬新なデザイン!20年経った今でもしっかり手入れが行き届いていて、古さを感じさせません。
そしてここは、宿泊者数が全国1位の国民宿舎なんですよ(一般社団法人国民宿舎協会 27年度調べ)。
写真提供:サンライズ九十九里
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サンライズ九十九里は、お客様の声を徹底的に重視。アンケートの声を吸い上げ、少しずつサービスをグレードアップしています。
その一つがホテル1階の売店。20年前は小さかったスペースも、今では2倍以上に増設されました。なんとここでは1000種類以上の土産物を買うことができます。朝採りの超新鮮な野菜や果物がズラリと並び、まるで道の駅状態!お気に入りを見つけるのが楽しくて、テンションが上がります。
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サーファーの方にはお馴染み、夏には海水浴客で賑わう九十九里浜。いつもと違う視点で楽しみたいなら、乗馬体験はいかがですか?馬から見下ろす景色はきっとすべてが新鮮。ワクワクして癒される、時にはそんな体験をしてみましょう!
また、ご紹介した「サンライズ九十九里」はリピーターが多く、繁忙期は特に予約でいっぱい。予約は半年前の1日朝8時からスタートするので、計画はお早めに。
海だけでなく、大自然や地元の新鮮野菜・魚介類と、観光もグルメも楽しめる九十九里へぜひ出かけてみてくださいね!
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