南国のリゾート地沖縄は、美しい海においしい沖縄グルメ、独特の琉球文化と多彩な魅力に溢れる人気観光地。綺麗な海に城(グスク)、人気の沖縄美ら海水族館にパワースポット、絶景カフェと見どころが多すぎてどこへ行けばいいの?と迷ってしまった方に、ここは絶対外せない!というポイントを全て押さえたモデルコースをご紹介。
次の沖縄旅行の参考にしてくださいね!
那覇空港でレンタカーを借りたら、国道58号線を恩納村方面に向かって北上。途中までは、アメリカ軍基地が左右に広がり、沖縄らしい街並みが続きますが、読谷村を抜けると一気に視界が開け綺麗な海が目の前に!街並みの変化を楽しみながらのドライブは爽快。
恩納村に入ってすぐのところにあるのが「なかゆくい市場おんなの駅」。ここでのおすすめは“フルーツパーラー琉冰”。濃厚な味わいの沖縄県産のマンゴーなどが贅沢に盛られている極上かき氷は絶妙の美味しさ。他にもてびち唐揚げなどの名物があります。お昼はここで沖縄グルメを満喫しましょう。
アクセス:那覇空港から国道58号線経由、車で約1時間(渋滞無しの場合)。
アドバイス:沖縄の道路は時間帯によっては渋滞が酷いですので、恩納村まで1時間半ぐらいかかることもあります。
この写真の記事を見る ≫
左手に綺麗な海を眺めつつ国道58号線をさらに北上し、恩納村の中心にある本島西海岸きっての景勝地「万座毛」へ。岬の先端には紺碧の海が広がり、象の鼻の形をした岩が! ここからは本部半島の山並みや、伊江島のタッチューまでもが見渡せます。
恩納村の国道58号線沿いには、有名な沖縄グルメのお店やお土産物店も多数点在。また道路沿いには車を停めるスペースもいくつか用意されているので、綺麗な海の景色を楽しみながらドライブしましょう。
アクセス:なかゆくい市場おんなの駅から車で約20分。
この写真の記事を見る ≫
沖縄本島で一番透明度が高い海として人気なのが本部町にある古宇利島(こうりじま)。島といっても長さ約2kmの「古宇利大橋」でつながっている車で行ける離島。橋の両側に海が広がり、エメラルドグリーンから濃いブルーに変わる様子は、ザ・沖縄の海!と呼ぶべき絶景です。
橋を渡ってすぐのところにある駐車場に車を停めて、まずは古宇利大橋の左右に広がる古宇利ビーチへ。本土の海とは全く違うその透き通った海の色の美しさには誰もが驚くはず。近くの高台にある古宇利オーシャンタワーから見る海も眺望も抜群。時間があれば寄ってみましょう。
アクセス:万座毛から車で約1時間。
この写真の記事を見る ≫
アダムとイブに似た伝説が残ることから“恋島(くいじま)”とも呼ばれる古宇利島で外せない人気観光スポットが“ハートロック”。嵐が出演するJAL先得のCMで一気に有名になったところです。
この岩があるのは、古宇利ビーチの駐車場から車をほんの5分ほど走らせたところにあるティーヌ浜。真っ青な大海原へと続く浜辺までの小道の美しさは息をのむほど。2つの岩が寄り添ってハート形に見えるなんてなんともロマンティック。
この写真の記事を見る ≫
綺麗な海を堪能したら次は“琉球王国のグスク及び関連遺産群”の一つとして世界遺産に登録されている「今帰仁城跡(なきじんじょう)」へ。城の歴史はとても古く13世紀頃の築城とされ、難攻不落の名城と言われています。
城の規模は首里城に次ぐ大きなもの。約1.5キロの長い城壁が当時の姿のまま残り、標高約100メートルの高台からは城壁と美しい海を同時に眺めることが出来るのも魅力。開園時間は18時までで、最終入場は17時半。見学時間は約1時間です。
アクセス:古宇利島から車で約20分。
この写真の記事を見る ≫
1日目の宿泊は、本部エリアのホテルがおすすめ。なぜかと言うと、沖縄美ら海水族館を快適に楽しむため。水族館の開館時間は意外と早く8時半。水族館近くのホテルに泊まると移動時間もかからず、朝食後、すぐに訪れることができます。
本部エリアのホテルの中でも一番のおすすめは、徒歩約7分と水族館に一番近い「ホテル オリオン モトブ リゾート&スパ」。プールの優雅さは沖縄本島でもトップクラスで、伊江島を望む最高の眺望はここならでは。
アクセス:今帰仁城跡から車で約10分。
写真提供:ホテル オリオン モトブ リゾート&スパ
この写真の記事を見る ≫
海洋博公園から車で約7分の場所にある「本部グリーンパークホテル」もおすすめ。ホテルから数分で到着する瀬底島のアンチ浜も透明度が高くて綺麗です。 この写真の記事を見る ≫
沖縄美ら海水族館の開館直後は観光客も少なく空いている上に、水槽の水が澄んでいて綺麗。お魚たちのより鮮やかな姿を見ることができます。また、日に1回、9時半だけしか行われないマンタの給餌解説も楽しめるなど良いことづくめ。
ジンベイザメが泳ぐ巨大水槽すぐ横で、お魚を眺めながら軽食やスイーツが頂ける人気のカフェ“オーシャンブルー”も、混んでいる時間だと席の確保も難しいですが、朝なら比較的空いていますよ。
アクセス:本部エリアにある各ホテルからなら、車で約3〜15分。
この写真の記事を見る ≫
オキちゃん劇場でのイルカショーの1回目は11時です。イルカショーや海洋博公園の他の施設も楽しむなら3時間程度はみておきましょう。なお、ホテル オリオン モトブ リゾート&スパのチェックアウト時間は通常11時。水族館でゆっくり楽しみたい方は、レイトチェックアウトかチェックアウト後に水族館を訪れるようにしましょう。
※このモデルコースでは、1日目と2日目、異なるホテルでの宿泊をご提案しています。
2023年10月追記:修繕のため、オキちゃん劇場は2024年春頃まで閉鎖されています。イルカショーはイルカラグーンで開催中です。詳細は公式サイトをご確認ください。
この写真の記事を見る ≫
沖縄美ら海水族館から程近い「備瀬のフクギ並木」には2万本ともいわれるフクギの木がトンネルのように立ち並び、集落を広く覆っています。その光景は『となりのトトロ』でメイがトトロに会いに行く際に通ったトンネルを彷彿させる、癒しの並木道。
沖縄の風景といえば青い海と珊瑚礁ばかりをイメージしていた人にはぜひ訪れて欲しい備瀬のフクギ並木は、沖縄美ら海水族館から目と鼻の先です。
アクセス:沖縄美ら海水族館から車で約3分。
アドバイス:本部・名護エリアでは、ナゴパイナップルパークやOKINAWAフルーツらんどもおすすめの観光スポットです。
この写真の記事を見る ≫
沖縄本島北部の本部(もとぶ)町の丘の上にある「ピザ喫茶・花人逢(かじんほう)」は、ウチナーンチュも認める、美味いピザと素晴らしい景色を楽しめるお店。2日目のお昼はこちらで、エメラルドグリーンの絶景の海を眺めながらの昼食としましょう。
ピザ喫茶・花人逢の建物は沖縄の古民家風のたたずまい。かなり開放的な店内席とオープンカフェなテラス席があり、どちらでも素晴らしい景色を味わえます。店内席には縁側のお席もあり、ここが一番のおすすめポイント。
アクセス:備瀬のフクギ並木から車で約15分。
この写真の記事を見る ≫
本部町には、多くの沖縄そば屋さんが立ち並ぶそば街道もあります。 この写真の記事を見る ≫
ゆったり癒やしの時間が過ごせる森の中のカフェもおすすめです。 この写真の記事を見る ≫
2日目の午後は、沖縄本島北部のやんばると呼ばれるエリアをドライブしましょう。左手に海を望みながらの1車線の道は車もそれほど多くなく、途中には“道の駅ゆいゆい”“道の駅 おおぎみ”といった人気の道の駅も点在。
海が見えてきたあたりから1時間ちょっと走ると、沖縄本島最北端「辺戸岬(へどみさき)」に到着。辺戸岬は、東シナ海と太平洋の両方の荒波が打ち寄せるダイナミックな景観が得られるポイント。
アクセス:ピザ喫茶・花人逢から車で約1時間半。
この写真の記事を見る ≫
近くにあるパワースポット“大石林山”も時間があれば寄ってみましょう。 この写真の記事を見る ≫
名護の市街地を少し過ぎ、右手に海を見ながら少し進むと、沖縄で一番人気がある道の駅が見えてきます。
「道の駅 許田」には、沖縄のお土産が勢揃い。農家直送の農産物が充実していることも見逃せません。ゴーヤや島ラッキョウなどの野菜だけではなく、南国のフルーツだって盛りだくさん。今帰仁産の牛乳を使ったジェラードや揚げたて沖縄てんぷら、沖縄そば、タコライスなど、グルメも充実。
アクセス:辺戸岬から車で約1時間20分。
この写真の記事を見る ≫
2日目の宿泊は、海沿いに次々とリゾートホテルが建ち並ぶ恩納村エリアで。外資系の高級ホテルからコンドミニアム、リーズナブルなホテルからペンションまでここには様々なタイプの宿泊施設が勢揃い。
夜はホテルのレストランでバイキングを楽しんでもいいですし、国道58号線沿いに点在する沖縄料理店やステーキハウスに出かけ、地元の人と触れ合いながらの晩ごはんも楽しいですよ。朝起きたら、窓には一面の美しい海が! 沖縄に来て良かった〜と思える瞬間です。写真のホテルは“カフーリゾートフチャク コンド・ホテル”。
アクセス:道の駅 許田から恩納村の中心部あたりまで車で約30分。
この写真の記事を見る ≫
“ホテルモントレ沖縄 スパ&リゾート”もおすすめ。ブリティッシュコロニアル風で開放感があり、それでいて上品な雰囲気。ホテル内にはアンティーク家具やアートが飾られ、まるで19世紀の英国の保養地に滞在しているかのような大人のリゾートです。 この写真の記事を見る ≫
首里城と那覇を結ぶ主要道であった「金城町石畳道」は、首里城からは歩いて5分程の距離にあり、真珠道と呼ばれる一部が当時のまま残されています。尚真王の1522年に建造が始まった約300mの美しい石畳は、500年の歴史を誇ります。
古道が持つ独特の静けさの中、王族を含めたくさんの人がこの道を通ったことに、思いをはせてみてはいかがでしょうか。
この写真の記事を見る ≫
沖縄本島南部の南城市にある「奥武(おう)島」。150mの橋で繋がり、車で渡れる小さな離島ですが、ここの名物は沖縄天ぷら。絶景の海を前に、衣が分厚くおやつ感覚で食べられる沖縄てんぷらを頬張りましょう。
ここの名物は天ぷらだけではありません。近海で獲れる新鮮な魚をメインにした市場“奥武島いまいゆ市場”には、お刺身盛り合せや海鮮丼がリーズナブルなお値段で売られていて、新鮮な海鮮を手軽に頂くことができます。昼食はここで。
アクセス:首里城から車で約40分。
この写真の記事を見る ≫
沖縄で最高位の聖地とされているパワースポットが、南城市にある「斎場御嶽(せーふぁうたき)」。首里城などと共に世界遺産に登録された“琉球王国のグスク及び関連遺跡群”のひとつで、古来より神が宿ると場所として守り続けてられてきました。
緑に囲まれた敷地内には、優しい日差しが降り注ぎ、神秘的な雰囲気に満ちています。斎場御嶽の駐車場がある“がんじゅう駅・南城”から徒歩で約5分のところには、太平洋の綺麗な海が眼下に広がる絶景スポット「知念岬公園」があります。お時間があればこちらにも立ち寄ってみましょう。
アクセス:奥武島から車で約20分。
この写真の記事を見る ≫
ニライカナイとは、沖縄で遙か東の彼方にあるとされる楽園のこと。そんな楽園にそのまま行けそうな橋が、沖縄本島南部の東岸にある「ニライカナイ橋」。海に向かって綺麗なカーブを描いた橋で、本当に海の彼方の楽園までたどり着けそう。
橋の直前にあるトンネルの上には、ニライカナイ橋を一望できる絶景ポイントがあります。橋の曲線美と青い海とのコラボに感動。フォトジェニックなスポットは必見ですよ。
アクセス:斎場御嶽から車で約6分。
この写真の記事を見る ≫
沖縄でカフェと言えば、美しい海の景色を見られるイメージが多いですが、実は、大自然のまま余計な手を加えていない洞窟の中にもカフェがあるんです。それが、ガンガラーの谷の入口にあり、ツアー参加者のみ利用できる「ケイブカフェ」。
ここでは、サンゴで豆を焙煎し、洞窟の地下水をブレンドしたコーヒーが飲めます。洞窟の中はまるで天然のクーラー。洞窟の中で飲む温かいコーヒーは、格別に美味しいですよ。
アクセス:ニライカナイ橋から車で約20分。
アドバイス:ガンガラーの谷は、鍾乳洞が崩壊してできた谷間で、ガイドさんと一緒にトレッキングツアーとして足を踏み入れることができるスポット。斎場御嶽よりこちらに興味のある方は、ツアーを予約して体験してみてもいいでしょう。
この写真の記事を見る ≫
東洋一の壮大な景観に感動!沖縄・おきなわワールド「玉泉洞」by ShinYah シンヤ
地図を見るケイブカフェのすぐ隣には、東洋一とも言われる壮大な景観を誇る鍾乳洞“玉泉洞”があるテーマパーク“おきなわワールド”があります。お子様連れならこちらもおすすめです。 この写真の記事を見る ≫
沖縄・珍食材の宝庫!「第一牧志公設市場」の楽しみ方by 安藤 美紀
地図を見る「第一牧志公設市場」は沖縄のありとあらゆる食材が手に入るところで、カラフルな魚や豚の顔など、ビックリするような沖縄の珍食材も目にすることが出来ます。
1階の市場で購入した魚は、2階の食堂で食べられます。まるで熱帯魚のような色をしたグルクンやイラブチャーなどを唐揚げにしたり、チャンプルー料理を食べたりと、旅行最後の想い出となる沖縄グルメをここで思いっきり頂いて、国際通りでお土産を買い込みましょう。
アクセス:ケイブカフェから車で約40分。
アドバイス:第一牧志公設市場から那覇空港までは車で約20分。レンタカー返却の時間、空港への送迎時間等も考慮して早めに出発しましょう。
この写真の記事を見る ≫
「瀬長島ウミカジテラス」は那覇空港から15分の新リゾートby 東郷 カオル
地図を見るレンタカーの返却まで時間が余ったなら、那覇空港からも車で約15分のところにある“瀬長島ウミカジテラス”へ立ち寄ってみましょう。ここは、綺麗な海を前に、まるで地中海のリゾート地のようにオシャレなお店が建ち並ぶ話題のスポット。夕暮れ時からは一層ロマンチックな光景に包まれます。
沖縄最後の食事は、オシャレな場所で海を眺めながらのほうがいい!という方は、第一牧志公設市場よりもこちらのほうが絶対おすすめですよ!
この写真の記事を見る ≫
沖縄は車社会なので、道路渋滞も激しく、予定の時間に着かないこともしばしば。最終日は空港にも近い沖縄南部エリアを中心に観光するほうが安心です。
沖縄には他にもたくさんの人気スポットがあります。沖縄観光2泊3日モデルコースを参考に、自分の好みに合わせて観光プランを組んでみてくださいね!落ち着いたらぜひ訪れてみませんか?
※このモデルコースは、那覇空港に午前9時頃着、最終日は午後8時頃発の航空便利用を想定したものです。
※掲載しているメニュー、価格、施設の営業時間等は各記事作成時のものです。メニューや価格、営業時間等については変更となる場合があります。詳しくは店舗・施設の公式サイトにてご確認ください。
↓沖縄本島の観光スポットをまとめてチェックしたい方は、下のリンクをクリック!
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2024/12/14更新)
- 広告 -