渡嘉敷島(とかしきじま)は、ケラマブルーと呼ばれる世界トップクラスの透明度を誇る海が魅力の慶良間諸島に属する離島。那覇からも高速船で約40分と近く、日帰りでも行くことができます。世界有数のダイビングポイントとしても有名で、シュノーケリングに適したビーチも多く、とにかく綺麗な海に出会いたいなら渡嘉敷島は外せません。そんな渡嘉敷島の楽しみ方をトラベルjp ナビゲーターが現地徹底取材でご紹介します。
2014年3月5日=サンゴ(35)の日に、慶良間諸島国立公園が誕生。ケラマは、透明度・魚影・珊瑚・地形・砂地等、オールラウンドな魅力が兼ね備えられた海で、綺麗なケラマブルーの海を求めて多くのダイバーが集まります。
船の上からも海底が見えてしまうほどの透明度の高い海に、きっと潜る前からワクワクしてしまうはず! ひとたび海の中に潜れば、無数のカラフルな魚や珊瑚がお出迎え。こんな感動の光景が見られますよ。
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ダイビングは日帰りでも可能ですが、できれば島に宿泊しましょう。ダイビングポイントまで船ですぐ行けますし、なんといってもケラマの海に囲まれた島は、とても綺麗で満天の夜空にも出会えますよ。宿泊するならケラマの3つの有人島のうち、那覇から高速艇で35分で行くことができ、宿泊施設も多い渡嘉敷島がおすすめ。 この写真の記事を見る ≫
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https://www.photo-ac.com/慶良間諸島といえばダイビングで有名ですが、シュノーケリングだけでも水族館のような光景を楽しめます。豊かな珊瑚礁と色とりどりの熱帯魚、時にはウミガメやクマノミにも出会えます。渡嘉敷島のビーチで一番人気の「阿波連(あはれん)ビーチ」は、流れが穏やかなので泳ぎやすく、海の中は珊瑚がとても豊かで小さな熱帯魚たちもたくさん!
ケラマというと、ダイビングやシュノーケリングする人しか楽しめないのでは?というイメージがありますが、マリンスポーツは苦手という方でも全然大丈夫。とにかく海の透明度が抜群なので、砂浜や高台から海をぼ〜っと眺めているだけでも癒やされます、海水浴や足をチャプチャプするだけでも楽しめますよ。 この写真の記事を見る ≫
天候にもよりますが、だいたい10月ごろまでは海水浴ができますし、波打ち際へ2〜3歩入って状態でも、海中を優雅に泳ぐ魚たちを発見する事ができるはず。白と黄色が可愛いチョウチョウウオ、宝石のようなアクアブルーのデバスズメダイ、鮮やかなオレンジのクマノミなど、たくさんの魚たちがあなたを取り囲んでくれます この写真の記事を見る ≫
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https://www.photo-ac.com/阿波連ビーチと並んで人気なのが「トカシクビーチ」。こちらは山に囲まれたビーチなので高台から見る海の色も格別。ビーチに隣接する公園には展望台が2ヶ所あり、特に奥の展望台がおすすめ。こんな絵画のように絶景を切り取った光景を楽しめます。
ケラマはウミガメの遭遇率も高い海! 運がよければダイビング中はもちろん、ケラマの離島では、ビーチなどの浅場でシュノーケリングをしていても出会えることがあります。海藻などのエサを食べている食事中の様子や、海面に息継ぎに行く様子、まるで海の中を飛ぶように泳ぐ様子など、遭遇するだけで、きっと海の中でテンションがあがってしまうはず。
ケラマの中でも高確率でウミガメに遭遇できるとされているのが、渡嘉敷島の「トカシクビーチ」。
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渡嘉敷島は、島南部最高峰の照山や赤間山をはじめ、200m級の山があり、それらの山々の間にある低地に3つの集落が形成されています。このため、島内には急勾配の坂道も多いのですが、高台や山の頂上からはケラマブルーの海が眼下に広がり、他のケラマの離島では見られない絶景を楽しめますよ。渡嘉敷島を訪れたら海だけでなく、是非山も楽しみましょう。
照山の頂上には360度のパノラマ風景を望める照山展望台があり、トカシクビーチも阿波連ビーチも両方望めます。
渡嘉敷島の楽しみ方を7つご紹介しましたが、いかがでしたか?
那覇の泊港から渡嘉敷島までは、高速船のマリンライナーとかしきで約40分。フェリーけらまで約70分。沖縄本島からも近いため、手軽に行けるのが魅力です。
とにかく透明度が高く、海の色が綺麗なのが渡嘉敷島の魅力。ダイビングやシュノーケリングには最適ですが、ただただ海を眺めているだけでもこの島の魅力を存分に満喫できます。
今回の記事をご参考に、那覇から少し足を延ばして渡嘉敷島を訪れてみてくださいね。
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(2024/3/19更新)
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