若い人からすると「あんなもの気にするなんて」と思われるかもしれない“厄年”。いざその年齢が近づいてくると、身体の変調や環境の変化に敏感になってしまったり。「やっぱり行っておけば…」なんて気になり始める前に、スカッと払ってしまいましょう!
関西で行ける15の厄除け・厄払いスポットを、厳選してお届けします。
京都市上京区の「晴明神社」は、陰陽師の始祖として知られる安倍晴明が祀られている神社です。ゆえに、魔除け・厄除けの霊験があるとされ、パワースポットの集まる京都の中でも、最強の場所とも言われています。晴明桔梗に厄除桃、晴明井など、安倍晴明の神秘に触れるこの場所で、ぜひ厄除け・開運を。
晴明神社へ参拝したのならお守りも忘れずに。色々なお守りがありますが、晴明桔梗が描かれたものが多く、晴明神社ならではといったお守りばかりです。
<基本情報>
住所:京都府京都市上京区晴明町806(堀川通一条上ル)
電話番号:075-441-6460
アクセス:地下鉄今出川駅から徒歩約12分
公式サイト(外部リンク)
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京都府八幡市にある国宝「石清水八幡宮」は、伊勢神宮に次ぐ国家第二の宗廟であり、厄除開運参りの神社として有名です。
石清水八幡宮は弓矢の神としても崇められていて、八幡大神様が用いる御神矢は、邪気をうち払う霊験あらたかな御神矢として古典などにも登場。ぜひご祈祷と共に八幡御神矢を受けましょう。
写真提供:石清水八幡宮
<基本情報>
住所:京都府八幡市八幡高坊30
電話番号:075-981-3001
アクセス:京阪電車 八幡市駅から男山ケーブルに乗り換え下車、下車徒歩5分
公式サイト(外部リンク)
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京都市北区の「上賀茂神社」は世界文化遺産に登録され、国宝と重要文化財の宝庫でもあります。
同じ賀茂社である下鴨神社がパワースポットとして人気ですが、上賀茂神社も下鴨神社と同様に神秘に満ちた神社です。京都でも最古とされる歴史と格式を誇る神社ですが、“清めの砂”の発祥の地でもあり、強力な厄除け・浄化のパワーを持つ神社です。
<基本情報>
住所: 京都府京都市北区上賀茂本山339
電話番号:075-781-0011
アクセス:地下鉄北山駅から徒歩約15分、またはバス停「上賀茂神社前」下車すぐ
公式サイト(外部リンク)
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京都大学のお膝元、百万遍(ひゃくまんべん)のすぐ東に横たわる緑豊かな吉田山。その麓に鎮座する古社「吉田神社」は、平安京の守護神として創建された歴史ある神社です。
また、節分厄除け詣り発祥の社としても有名で、節分祭は日本最大級と言われ迫力満点。期間中は参道や境内に約800の露店が並び、厄除祈願やクチナシ色の御神札を求める多くの参拝客で埋め尽くされます。
<基本情報>
住所:京都府京都市左京区吉田神楽岡町30番地
電話番号:075-771-3788
アクセス:京阪電車 出町柳駅から徒歩約20分、バス停「京大正門前」から徒歩約5分
公式サイト(外部リンク)
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京都にある、ご祭神全てが女神様という「市比賣(いちひめ)神社」。ここは全国でも珍しい女人厄除けの神社とされ、歴代皇后のご崇敬が篤い格式の高い神社でもあります。
御祭神は5柱すべてが女神様という日本でも珍しい神社で、そんなことから女性の守り神とされ、女性の悩み・お願い事にご利益があるとされています。特に時の皇后陛下がお受けになられた“女人厄除け祈祷”は有名で、多くの女性の参拝者が全国から訪れるという神社なのです。
<基本情報>
住所:京都府京都市下京区河原町五条下ル一筋目西入ル
電話番号:075-361-2775
アクセス:地下鉄京阪五条駅から徒歩約5分
公式サイト(外部リンク)
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大阪府箕面市の「勝尾寺」は、1300年の歴史を誇る高野山真言宗の寺院です。藤原致房の二人の子供である善仲と善算が、草庵を築いたのが最初といわれます。
勝運ダルマで有名ですが、災害を事前に防ぐための厄除けは日本最古であり、全国から参拝者が絶えません。
<基本情報>
住所:大阪府箕面市勝尾寺
電話番号:072-721-7010
アクセス:北大阪急行 箕面萱野駅からバスで約20分
公式サイト(外部リンク)
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大阪市西区にある「サムハラ神社」は、“サムハラ”の神字に身を守る力があるとされ、弾除け神社として、出兵の折には多くの人が訪れた神社です。戦国武将の加藤清正が刀に“サムハラ”の文字を刻んで、万死に一生を得たという伝承も残っています。
サムハラ神社の境内を囲う壁には、難を逃れた人々のエピソードが記されたパネルが掛けられています。
<基本情報>
住所:大阪市西区立売堀2丁目5-26
電話番号:06-6538-2251
アクセス:地下鉄阿波座駅から徒歩約6分、地下鉄西大橋駅から徒歩約8分
公式サイト(外部リンク)
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初詣三ヶ日の参拝者数は約200万人を誇り、1年を通じて諸願成就の人達で溢れかえる「住吉大社」。全国約2300社余の住吉神社の総本社で、摂津国一之宮として崇敬をあつめます。
住吉大神は神道でもっとも大事な“祓(はらえ)”を司る神様で、1月から2月にかけて厄除祈願の申し込みが多くあります。
<基本情報>
住所:大阪府大阪市住吉区住吉2丁目9-89
電話番号:06-6672-0753
アクセス:南海鉄道 住吉大社駅または住吉東駅から徒歩約5分、阪堺電気軌道 住吉鳥居前駅から徒歩すぐ
公式サイト(外部リンク)
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親しみを込めて“さん”づけで呼ばれる石切さんの正式名は「石切劔箭神社(いしきりつるぎやじんじゃ)」。でんぼ(関西方言で、腫れ物のこと)の神様として、がん封じの願掛けに来られる方がとても多い神社です。お百度参りを熱心に行う方も多く、それだけがん封じや病気平癒に対する力が強いと信じられている証拠です。
石を切り裂くほどの強い神通力をもとめて、厄除けに訪れる方もたくさん。参道に広がる商店街もなんともユニークです。
<基本情報>
住所:大阪府東大阪市東石切町1丁目1−1
電話番号:072-982-3621
アクセス:近鉄 石切駅から徒歩約15分
公式サイト(外部リンク)
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兵庫県西宮市の「門戸厄神 東光寺」は日本の三大厄神の一つ。一般的な厄払いの期間(新年から節分の間)のみならず、1年を通して厄払いを受けることができます。
中楼門から入って正面にあるのが厄神堂。ここにあらゆる災厄を打ち払うという厄神明王(門戸厄神)が祭られています。また、こちらは空海が刻んだという厄神明神像が現存する、空海の力がみなぎるパワースポットでもあります。
<基本情報>
住所:兵庫県西宮市門戸西町2番26号
電話番号:0798-51-9090
アクセス:阪急電鉄 門戸厄神駅から徒歩約10分
公式サイト(外部リンク)
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滋賀県大津市にある「日吉大社」は全国に三千以上ある山王神社の総本宮。平安京から見ると鬼門の方角に位置することから、方除け・厄除けのご利益で信仰を集めています。また、日吉大社は“神猿(まさる)”という名で知られる猿が神の使いで、魔除けの象徴となっています。
日吉大社には神猿さんの授与品もたくさん。お猿の形をした“神猿みくじ”は持って帰って玄関や神棚に飾って厄除けを願いましょう。ちなみに茶色のマサルさんが魔除け・厄除けに効くといわれています。
<基本情報>
住所:滋賀県大津市坂本5-1-1
電話番号:077-578-0009
アクセス:JR比叡山坂本駅から徒歩約20分、京阪 坂本比叡山口駅から徒歩約10分
公式サイト(外部リンク)
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滋賀県大津市にある「立木観音」は、弘法大師が42才の大厄の年に人々の厄難・厄病を祓うため立木に聖観世音菩薩を刻み、堂を建てたとされている、厄除けに霊験あらたかなお寺です。
新西国三十三箇所の20番目にあたるお寺で、関西のみならず、関東などの遠方からも多くの参拝者が訪れます。
<基本情報>
住所:滋賀県大津市石山南郷町奥山1231
電話番号:077-537-0008
アクセス:JR石山駅からバス「立木観音前」下車、徒歩約15〜30分
公式サイト(外部リンク)
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奈良県明日香村の古刹、「岡寺」は日本最初の厄除け霊場のひとつです。坂道の参道を一歩一歩踏みしめ上がった先には、疲れも吹き飛ぶ4.85mの如意輪観音坐像が!
8世紀に作られたこの仏像は塑像としては日本最大の観音像で、厄除け観音としても知られ、絶えず参拝者が訪れ人々に愛されています。
<基本情報>
住所:奈良県高市郡明日香村大字岡806
電話番号:0744-54-2007
アクセス:近鉄 橿原神宮前駅からバス「岡寺前」下車、徒歩約10分
公式サイト(外部リンク)
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奈良県大和郡山市の矢田丘陵にある「大和松尾寺」は、天武天皇の皇子が、厄除け祈願をして創建されたと伝わる日本最古の厄除け霊場のひとつです。
天武天皇の皇子、舎人(とねり)親王が、勅命による『日本書紀』編纂の折、42歳の厄年であったため、日本書紀の無事完成と厄除けの願をかけて建立したと伝わります。年中毎日(金曜日を除く)すべての厄除けのご祈祷が行われています。
<基本情報>
住所:奈良県大和郡山市山田町683 松尾山
電話番号:0743-53-5023
アクセス:JR大和小泉駅からバス「松尾寺口」下車、徒歩約2km
公式サイト(外部リンク)
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和歌山県和歌山市の「紀三井寺」は、その名の由来ともなった三つの霊泉や、寄木立像としては日本最大の千手十一面観音像、境内から眺められる和歌の浦など、見どころがたくさん。
また、231段からなる結縁坂は、男厄除坂(42段)女厄除坂(33段)と厄年にちなんだ段数で分かれている厄除の坂でもあります。
<基本情報>
住所:和歌山県和歌山市紀三井寺1201
電話番号:073-444-1002
アクセス:JR紀三井寺駅下車から徒歩約10分
公式サイト(外部リンク)
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厄除け・厄払いは厄年や節目の年に受けるのが一般的ですが、それ以外のとき、たとえば生活に大きな変化があったとき、物事がうまくいかないとき、何かを変えたいときに受けてもかまいません。気分も変わり、新たな気持ちで人生や出来事に向き合う良い機会になります。
ご紹介したスポットはそれぞれ個性的で、厄除け・開運だけでなく観光としての見どころも満載! スッキリ厄除けできて心の滋養にもなる、こちらのスポットをぜひ訪れてみてください。
2025年1月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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