全国的にも名高い秘湯である乳頭温泉郷をはじめ、温泉好きならば一度は行ってみたいと憧れるような多彩な秘湯・名湯に恵まれた秋田県。たどり着くまではちょっと大変かもしれないけど、大自然の絶景を眺めつつ憧れの温泉につかれば、日ごろの疲れやストレスもお湯に溶けていくに違いありません。LINEトラベルjp ナビゲーターが現地徹底取材した、行ってみたい秋田の温泉10選をご紹介します。
国内のみならず海外のメディアにも取り上げられるほど有名な「乳頭温泉郷」。十和田・八幡平国立公園 乳頭山麓に7つの一軒宿が点在し、多様な泉質の湯が湧き出ているこの温泉地は一度は訪れたい秘湯です。なかでも、最古の歴史を誇る“鶴の湯”は、日本一有名な秘湯と呼ばれ大変人気があります。
「乳頭温泉郷」の7湯をめぐることができる“湯めぐり帖”や“湯めぐり号”を利用し、宿泊しての温泉三昧がおすすめ。
<基本情報>
住所:秋田県仙北市田沢湖
電話:(各温泉宿へ問い合わせ)
アクセス:東北自動車道盛岡ICより車で約1時間
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秋田・美しの紅葉と効能溢れる癒しの湯治宿「玉川温泉」by 八岳木 流泉
地図を見る十和田八幡平国立公園の中にあり湯治場として有名な「玉川温泉」。静かな環境での湯治場を主とする施設ですが一般の外来入浴も可能です。“玉川温泉自然研究路”と呼ばれる約1kmの散策路も見どころ。源泉が流れ湯けむりがモウモウと上がる湯の川の風景は迫力満点です。
岩盤浴発祥の地と呼ばれる天然の屋外岩盤浴での湯治が特に有名です。
<基本情報>
住所:秋田県仙北市田沢湖玉川字渋黒沢
電話:0187-58-3000(玉川温泉地区予約センター)
アクセス:JR田沢湖線田沢湖駅からバスで1時間30分、東北自動車道鹿角八幡平ICから車で1時間(一部冬季通行止め)
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秋田と岩手にまたがる八幡平エリアの秋田県側にある八幡平最古の秘湯「蒸ノ湯(ふけのゆ)温泉」。多彩な内湯と露天風呂のある一軒宿“ふけの湯”のあたり一面には湯けむりが立ち込めています。
「蒸ノ湯温泉」の名物は、草木もあまり生えておらずワイルドで荒々しい風景の中にある“野天風呂”。その野性味あふれる屋根も囲いもない露天風呂に浸かれば、幻想的な地球の息吹を感じることでしょう。
(雪深い場所のため11月初旬から4月下旬にかけては冬季休業)
<基本情報>
住所:秋田県鹿角市八幡平字熊沢国有林内
電話:0186-31-2131
アクセス:東北自動車道鹿角八幡平ICから車で40分、JR田沢湖線田沢湖駅から車で80分
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「馬で来て足駄(あしだ:高い歯の下駄)で帰る」とうたわれ、効能の高い湯として知られる秘湯の一軒宿「後生掛(ごしょうがけ)温泉」。秋田県と岩手県県境の八幡平を横断する絶景の八幡平アスピーテライン沿いにあり、冬期も営業しています。
4種類の異なる泉質が楽しめる後生掛温泉のなかでも、美肌効果が期待できる“泥風呂”や木箱から首だけ出して温泉に蒸される“箱蒸し風呂”がおすすめです。
写真提供:八幡平後生掛温泉
<基本情報>
住所:秋田県鹿角市八幡平熊沢国有林内
電話:0186-31-2221(旅館部) 0186-31-2222(湯治部)
アクセス:東北自動車道鹿角八幡平ICから車で約40分
※後生掛温泉は冬季休業ではありませんが、周辺道路が一部冬期通行止めとなります。道路情報を確認の上アクセスしてください。
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秋田駒ヶ岳の西麓、田沢湖高原に位置する「水沢温泉」。眼下には日本一の深さを誇る田沢湖が広がり、近くには県内最大規模の“たざわ湖スキー場”があります。秋田新幹線田沢湖駅から乳頭温泉郷へと向かうバス路線沿いにあり、比較的アクセスしやすいのが魅力。
目の覚めるようなコバルトブルー色のお湯が特徴的で、日帰り入浴だけでなく自炊湯治も可能で格安の料金設定です。秋田の秘湯めぐりや田沢湖周辺の観光の拠点におすすめですよ。
<基本情報>
住所:秋田県仙北市田沢湖生保内字下高野73-15
電話:0187-46-2111
アクセス:JR秋田新幹線田沢湖駅からバスで25分 水沢温泉郷バス停前下車
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“なまはげの里”として有名な男鹿(おが)半島の一角に位置する「男鹿温泉」。温泉街でも至る所でなまはげのモニュメントや調度品をみることができます。
全7軒の旅館・ホテルがあり、宿泊する温泉も含めて3軒のお湯を巡ることができるお得な企画(男鹿温泉湯めぐり:1,000円)があります。こちらを購入すると“魔除のなまはげ包丁”を記念品として進呈されます。各宿で異なるお湯の違いを感じとりながら温泉巡りできるのが魅力的です。
<基本情報>
住所:秋田県男鹿市
電話:0185-33-319(男鹿温泉郷協同組合)
アクセス:JR秋田新幹線秋田駅からエアポートライナーで1時間、秋田空港からエアポートライナーで1時間半
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秋田県湯沢市、秋の宮温泉郷を代表する秘湯「鷹の湯温泉」。秋田県内最古の温泉地として知られ、文人・武者小路実篤ゆかりの宿などもある風光明媚な温泉地です。一軒宿が点在しており、各宿ごとに異なる源泉を持っているため、泉質で温泉宿を選ぶことができます。
時期によっては、温泉が湧く川原を自分で掘って足湯を作れる場所も。秋の宮温泉郷は名前の通り紅葉の名所でもあり、秋には見事な紅葉を眺めることができます。
<基本情報>
住所:秋田県湯沢市秋の宮
電話:(各宿に問い合わせ)
アクセス:JR奥羽本線横堀駅下車
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「玉川温泉」と言うと日本で一番の強酸性の温泉、かつ天然の岩盤浴ができる事で有名ですが、近年この玉川温泉の南方に新しく南玉川温泉が誕生しました。全国的にも珍しいオレンジ色の湯は、光と空気に触れる事によってオレンジ色に変化するのだとか!
<基本情報>
住所:秋田県仙北市田沢湖玉川328
電話:0187-49-2700
アクセス:田沢湖駅より車で約30分
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栗駒山荘は、紅葉に包まれた須川温泉の高台にあり、錦繍に彩られた秋の絶景を一望できます。日本屈指の山の絶景露天風呂として、全国の温泉好きに知られています。
冬は雪に覆われ、春から秋までの営業ですが、食事も含めた宿としての評判も非常に高く、通年人気の宿。日帰り入浴が可能なので、宿泊者以外も温泉を楽しめますよ。
<基本情報>
住所:秋田県雄勝郡東成瀬村椿川字仁郷山国有林
電話:0182-47-3402(東成瀬村企画商工課)
アクセス:JR東北新幹線一ノ関駅から須川温泉行きバス約1時間30分、終点下車すぐ
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日本三大霊場のひとつ“川原毛地獄”(秋田県湯沢市)で湧いた温泉が沢水と一緒に流れ下り、巨大な滝自体が天然温泉になっている「川原毛大湯滝」。日本でも極めて珍しい野性的な温泉(野湯)です。
滝壺に水着を着て入る無料の絶景露天風呂で、日本三大野湯としてテレビでも紹介。7月から9月の夏季限定のレアな温泉です。 シーズン中は脱衣所が設置されています。
<基本情報>
住所:秋田県湯沢市高松
アクセス:湯沢横手道須川ICから車で30分の川原毛大湯滝駐車場から徒歩約15分
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秋田の名湯・秘湯はアクセスが不便な国立公園内にあるなど、たどり着くまでに時間もかかりますが、ダイナミックな自然の絶景を眺めつつ入れる絶景露天風呂が数多くあります。下界を離れ山深い地でとろけるようなお湯に浸かれば、日ごろのストレスも吹き飛ぶことでしょう。ぜひ秋田の名湯・秘湯へ行ってみてくださいね。
2017年10月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/3/19更新)
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