「道後温泉」は別格として、なかなか温泉のイメージの湧かない四国。しかし歴史ある名湯や近年湧いた新しい温泉など実はいろいろあるのです。 こんぴらさん詣でや祖谷渓、足摺岬といった観光名所とセットで楽しんでみてはいかがでしょう。LINEトラベルjp ナビゲーターが現地徹底取材した、四国のおすすめ温泉をご紹介します。
四国の温泉で最初に名前が挙がるのは、なんといっても「道後温泉」。日本最古の温泉にして、愛媛県最大の観光名所でもあります。情緒あふれる温泉街は浴衣がお似合い。
ランドマークの道後温泉本館は木造三階建の伝統建築。夏目漱石の『坊ちゃん』に登場したことでも知られますが、2018年秋以降に建て替えの予定です。
<基本情報>
住所:愛媛県松山市道後湯之町5番6号
電話番号:089-921-5141(道後温泉事務所)
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香川県の観光と言えば、"うどん"と"こんぴらさん"こと金刀比羅宮は外せない。この金刀比羅宮の門前エリアに平成9年に待望の温泉が湧きました。
この辺りはもともと江戸時代からの歴史ある宿場町。そこに温泉の魅力追加で、"こんぴらさん詣で"の疲れた足も癒されます。
写真提供:琴参閣
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足摺岬で知られる四国最南端の地に、「あしずり温泉郷」は位置しています。周辺はまさに海を臨む断崖の絶景。
弘法大師が浸かった伝説が残されていますが、現在の源泉は平成に入ってから掘削された新しいもの。亜熱帯植物繁る南国の雰囲気と、カツオのグルメも満喫できます。
写真提供:足摺テルメ
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徳島県の「祖谷(いや)温泉」があるのは、日本三大秘境の一つ祖谷渓。平家の隠れ里伝説も残る温泉地で、一軒宿「ホテル祖谷温泉」が建っています。
なんとここは、自分たちで操作する専用ケーブルカーに乗らないとたどり着けない谷底の温泉!乗り物好きのお子さんなら絶対に大喜び。
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瀬戸内海で二番目に大きな島・小豆島にも温泉が湧いています。壺井栄原作の映画『二十四の瞳』や名産のオリーブで知られるこの島は、一年を通して温暖で風光明媚。船でしか渡れないところにも特別感が!
温泉は島内に点在しており、リゾートの雰囲気満点のホテルがいろいろ。小豆島国際ホテルに泊まれば露天風呂から観光名所“エンジェルロード”を見ることができます。
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日本最後の清流といわれる高知県の四万十川。「松葉川温泉」は、その源流の渓谷で古くから霊泉として知られてきた名湯です。
宿は「ホテル松葉川温泉」一軒のみ。ここなら美しい森と清らかな渓流と四万十川の幸を、温泉とともにのんびりと楽しめます。
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「アオアヲ ナルト リゾート」は三世代旅行にピッタリby 東郷 カオル
地図を見る徳島と淡路島を隔てる鳴門海峡は、うず潮を見ないと始まらない。この鳴門周辺でも温泉に入れます。
例えば「アオアヲ ナルト リゾート」の「鳴門温泉」。海を臨む温泉だけでなく、釣り堀やプールなどの設備も充実していて子連れや三世代でたっぷり楽しめます。
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香川県の山あいにひっそりとたたずむ「塩江(しおのえ)温泉郷」。高松の奥座敷とも呼ばれ、約1300年前、名僧・行基により発見され空海が広めたと言われる歴史ある名湯です。
温泉通にも好評のお湯はもちろん、ひなびた雰囲気も自慢。温泉、地そば、スイーツ、道の駅までいっぺんに楽しめますよ。
<基本情報>
住所:香川県高松市塩江町
電話番号:087-893-0148(塩江温泉観光協会)
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愛媛県の南端・愛南町で地元の人に長年親しまれているのが「山出(やまいだし)憩いの里温泉」。
人気の理由は温泉だけにあらず!なんと近くには清流が流れており夏は川で遊び放題!お腹が空いたら地元野菜たっぷりのバイキングが堪能できる、ここはまさに自然と一体になったレジャー施設なのです。
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高知県の四万十川が太平洋に流れ込む河口の西岸に位置する「四万十温泉」。四国カルストから太平洋まで一望できるユニークな秘湯「山みず木」は、四国では珍しい含鉄泉の源泉かけ流し。
コテージでの宿泊の他に、グランピング、キャンプにも対応!アウトドア派にオススメです。
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四国の温泉地は道後温泉を除き、比較的小さな温泉郷や一軒宿の温泉がほとんどです。また海沿いの温泉は眺望に恵まれたホテルが多く、露天風呂や客室から絶景が期待できます。
行きたい観光名所にあわせて、プランに温泉を組み込むことをおすすめします。どうぞ良い旅を!
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(2024/3/19更新)
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