広東省の深センは中国屈指の大都市。多くの有名企業が集まることから“中国のシリコンバレー”と呼ばれています。香港とは陸続きで、MTRやフェリーなどでアクセス可能。摩天楼に紛れてホテルが林立しており、深センの雰囲気をたっぷり味わえるような都会的なホテルステイを満喫することができます。世界的なラグジュアリーホテルが大集結しているので、その豪華なラインナップからぜひ気になる1軒に泊まってみましょう!
今回は元旅行会社スタッフのトラベルjp ナビゲーター 木内つばめが深センでおすすめのホテルをランキング形式でご紹介します。
深センの心臓部とも言える福田地区にある「ザ リッツ カールトン 深セン」は、アートと煌びやかさが融合する高級ホテル。都会的な環境の中で、自然の要素とミニマリズムのデザインが交わる静寂な空間を提供します。美しいデザイン、快適な設備の客室、リラックスできるスパ、洗練されたレストランがあり、プライベートな滞在やしっかり休息をしたビジネスに最適。
キッチン、ランドリーを備えた客室もあるので、長期滞在時にもおすすめです。
「福田 シャングリ・ラ 深セン」は福田駅から徒歩約5分、香港西九龍駅から高速鉄道で約14分というロケーション。シャングリ・ラのホスピタリティに基づき、ヨーロッパの宮殿や庭園からインスパイアされたデザインが特徴です。客室は、重厚でありながらも温もりが漂うインテリアでまとめられ、床から天井までの大きな窓からは、蓮花山公園や深セン市街を望めます。
ジムにはサウナやジャグジーの設備があるので、運動が苦手な方でも気軽にリフレッシュできるでしょう。またシャングリラと言えば“CHIスパ”が有名。アジア各国に伝わる伝統的なトリートメントを体験するのもおすすめです。
「ザ セントレジス 深セン」は深セン金融街のランドマークとしてそびえたつ“京基100”の上層階に位置しています。75階から100階までがホテルとなっており、当然ながら超高層階からの展望は圧巻。天気の良い日は香港まで見渡すことができます。
75階にはインフィニティプールは、泳ぎながら空を飛んでいるかのような感覚を味わうことも。バトラーサービスがあり、24時間あなたの滞在をサポートしてくれます。
高級ホテル群の中でも、秀でたクオリティが光る「フォーシーズンズ ホテル 深セン」。福田地区に位置し、美しい庭園に囲まれた贅沢なホテルです。
上質なインテリアでまとめられた客室から深センの景色を楽しむことができ、大理石製の豪華なバスルームではテレビを見ながらバスタイムを過ごせます。睡眠の質にもこだわり、高品質の寝具や設備が日々の疲れを一掃してくれるでしょう。スパやレストランも一流なので、予算に余裕があれば館内施設もしっかり利用したいものですね。
「パーク ハイアット 深セン」は、高層ビルの36階から44階に客室を構えるホテル。福田地区の中心に位置し、深セン会展中心駅まで徒歩約2分という立地です。
全室48平米上の広さの客室には、Nespressoコーヒーマシン、自動照明など最新の設備が完備。水まわりにこだわるゲストにとっては、バスタブ付きのバスルーム、トイレはウォシュレット付きはポイントが高いでしょう。中国のテイストをスタイリッシュに反映させたインテリアが深センらしい旅を演出してくれます。
「シャングリ・ラ 深セン」は、香港との国境近い羅湖というエリアにあるホテル。各ゲストルームからは深センや香港新界地区を望むこともできます。おもちゃなどを用意した親子テーマルームやコネクティングルームも完備しているので、ファミリーでの滞在にも使い勝手がよいでしょう。
最上階には、360度を見渡せる円形のレストランも。ここで食事すれば、さらにホテルでの思い出が色濃く残りますね。
ちなみに「シャングリ・ラ 深セン」は「福田 シャングリ・ラ 深セン」から約8km離れた別のホテルになるので、お間違えのないように。
深セン市街地の高台にある「マンダリン オリエンタル 深セン」。館内には8つのレストランとバーを携えており、ミシュランの星を獲得したシェフによる高級広東料理を味わうことも可能。連泊しても幅広いグルメを楽しむことができます。お腹を満たしたあとは、洗練された客室でパノラマビューを見下ろしながら寛いではいかがでしょう?
アクティビティも揃えており、ピラティスクラスに参加したり、ヘリコプターの旅を体験したりすることも。滞在の記念にトライするのもいいですね!
人気商業施設“OH Bay”に隣接する「JWマリオット・ホテル・深セン宝安」。深セン宝安国際空港からのアクセスもよく車で約15分です。
客室には床から天井へと伸びる大きな窓からは観覧車が見える間取り、広々とした窓付きのバスルームが設けられている客室などがあり、プライベートに景観を楽しむことができます。部屋に戻るのが待ち遠しくなりそうですね。
「ザ ランガム 深セン」は英国式のおもてなしを体現した高級ホテル。福田地区にあり。地下鉄車公廟駅から徒歩約7分。内装はヨーロッパスタイルと中国デザインが融合され、白を基調とした空間がたいへん明るい印象を与えてくれます。天井が高いロビーは、ホテルに足を踏み入れた瞬間から、澄んだ気分にさせてくれるでしょう。
館内の“パームコートラウンジ”では、ザ・ランガム特製のアフタヌーンティーも開催。中国料理が続いた時は、スコーンやスイーツでちょっと毛色を変えたグルメを味わうのもいいですね。
「グランド スカイライト ガーデン ホテル」は福田中央公園の向かいに位置し、行動の拠点にぴったりです。客室は、ポイントカラーにブルー、モチーフに丸みを取り入れた爽やかなインテリア。禅の精神に基づいてデザインされており、落ち着いた印象です。
ホテル内のコインランドリーを活用すれば、荷物少なめで旅行することも。毎日無料でボトルウォーターが提供されるのも嬉しいですね。
地下鉄華橋城駅から徒歩約5分の「インターコンチネンタル 深セン」。スペインをテーマとしたホテルで、庭園には大型の船舶を模したオブジェ、プライベートビーチやウォーターパークを有しており、レジャー目的で過ごすには格好の場所。広い敷地にホテルが羽を広げたように建てられているので、高所が苦手という方にも重宝されるでしょう。
客室は全室55平米以上でゆったりとしたサイズ。最新の家具とデザインが施された室内からトロピカルガーデンの美しい景色を一望することができます。一方、ファミリー向けの客室は遊び心満載のポップなコーディネート。家族旅行で利用すれば、子供たちのテンションが上がること間違いなしです。
活気ある羅湖区の中心部に位置する「グランド ハイアット 深セン」。471の豪華な客室を備えた、レジャーにもビジネスにも対応できるようなホテルです。
33階の“ロビー バー”の眺望が素晴らしく、左手に深セン市街、右側に香港の北区の緑豊かな山々を望むことができます。気持ちいいほど高い天井の足元には、シンプルで明るい色調の椅子やテーブルが配置。景色を堪能しながらグラスを傾けてみてはいかがでしょう?お酒よりもスイーツの方がお好みであれば、中国式アフタヌーンティーがおすすめです。
商業地区として目覚ましい発展を遂げている南山地区に位置する「ケンピンスキー ホテル 深セン チャイナ」。地下鉄后海駅から徒歩約5分と駅近な立地です。
ヨーロピアンテイストでまとめられた客室は、所々に中国のエッセンスが埋め込まれた空間。バスルームには、足の伸ばせるバスタブが設置され、旅の疲れを癒せるでしょう。
福田区にある「フレイザースイーツ深セン」は、全211室あるアパートスタイルのホテル。キッチンや洗濯機を揃えた部屋もあり、リッチな暮らしを擬似体験できるような施設です。
自慢は屋外にあるインフィニティプール。深センのビル群を一望しながら水に身を委ねられる、まさに都会のオアシスです。プールサイドにはバーもあるので、暖かい時期にはさらに華やぐ滞在ができるでしょう。
深センの喧騒から少し離れた場所にあるビーチ・大梅沙。その海岸線沿いに建つ「インターコンチネンタル 深セン 大梅沙 リゾート by IHG」は、近代的な都市のイメージが強い深センで、別の感触を得られるリゾートホテルです。
ホテル外観からわかる通り、館内施設がたいへん充実したホテル。屋内外に5つもプールがあり、部屋を出てすぐに海へアクセスすることができます。自然とエンターテイメントが融合した梅沙湾公園、新鮮な海産物が食べられる塩田海鮮街などを訪れながら、スローペースの深セン旅行を体験してみてください。
中国のシリコンバレーとしての世界中から注目される深セン。香港からMTRや新幹線を利用し、1時間足らずで行けるので、香港旅行の際に合わせて訪れてはいかがでしょう。香港に比べるとお得な料金で高級ホテルにステイできるので、ホテル探訪を目的するのもおすすめです。
深センには甲乙つけ違い珠玉の豪華ホテルが揃っています。インテリアが好み、ここのバーでお酒を飲んでみたい!などといった直感も頼りにして、あなたにぴったりの宿泊先を探してみてくださいね。
2025年5月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
※本ランキングはトラベルjpのデータ、注目度、おすすめ度などを基に作成したものです。
(文:トラベルjp ナビゲーター 木内つばめ)
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