九州の小京都・人吉で泊まるなら人吉温泉がおすすめ!人吉温泉は無色透明で肌触りが良く、古くから美人の湯として知られています。せっかくなら源泉かけ流しの宿で、その効能を確かめてみませんか?今回は人吉温泉でおすすめの源泉かけ流しの宿をご紹介します。お風呂から球磨川を一望できる宿もありますよ!
創業110年超、人吉温泉で最も古い源泉を持ち、“人吉温泉発祥の宿”とも称される老舗宿「旅館 翠嵐楼」。館内にある大浴場の湯舟は、明治時代創業当時のままの姿を残しています。
客室などはリニューアルにより最新型に。球磨川の流れを眺める客室の一部には源泉を引いた半露天風呂が付いています。大浴場も含めお風呂はすべて、明治時代に発掘された湯口から出る豊かな“美人の湯”ことナトリウム塩化物泉の源泉かけ流し。入ればお肌はしっとり、つるつるです。
創業は昭和9年。創業者が源泉を掘り当てて温泉旅館を建てたことに始まる「人吉旅館」。一本松の梁、天然木の廊下。当時の贅を尽くした重厚な造りの純和風建築は、国登録有形文化財に登録されています。
同じく創業時から続くお風呂は、‟美人の湯”といわれるナトリウム炭酸水素塩泉の源泉かけ流し。飲泉にすることもできます。文化財指定の温泉宿で、とろみ感のあるお湯に入って飲んで体の外と中からあたたまり、お肌もツルピカに。
明治42年創業の老舗宿「芳野旅館」。当時の御典医のお屋敷跡を利用して創業した旅館で、創業以来多くの文豪と要人が訪れていました。意匠を凝らした重厚な造りの純和風建築は、国の登録有形文化財に登録されています。宿泊すれば気分は100年前の大正人?
自前の庭園を眺めるお風呂は大浴場、露天風呂ともに、ナトリウム・塩化物炭酸水素塩泉の源泉かけ流し。貸切風呂、貸切露天風呂もあります。伝統建築の中でゆったりと温泉に浸かれます。
創業は文政年間。江戸時代に創業した旅籠に始まる、200年近い歴史を持つ老舗旅館「人吉温泉 鍋屋」。多くの文化人と歴代の皇族が宿泊した、人吉温泉を代表する存在です。
数度の建て直しを経て、歴史は古くても設備は最新型。客室の一部は、室数限定、テラスと専用露天風呂付きのスイートルーム。夏は温水プールとしても使えます。客室付きの温泉、大浴場ともに、お湯は弱アルカリ炭酸水素塩泉の源泉かけ流し。展望大浴場からは球磨川と人吉城址を一望できます。
外観から最近の宿に見えますが、実は創業100余年の老舗旅館「しらさぎ荘」。本館と離れで合わせて1日5組限定で宿泊客を受け入れています。
約2,000坪もの広大な敷地には、熊本県の湧水百選に選ばれた湧水池があり、温泉の泉源もあります。もちろん、館内のお風呂はこの自家源泉から豊富に噴出する加温加水なしの源泉かけ流し。
お風呂の後は、自慢の食事へ。鯉やアユ、黒樺牛のステーキなど、地元の味をふんだんに使ったコース料理です。
老舗旅館が多い中、数少ないビジネスホテルである「おおがの宿」。隣に24時間営業の源泉かけ流しの温泉施設を備えており、ビジネス需要のみならず湯めぐりを楽しむ観光客にも好評を博しています。
いつでも入れる大浴場の湯は、約250万年前の地層から湧く、天然ラドンと太古の植物性ミネラルを含有した低張性弱アルカリ性高温泉。入れば美肌、飲めば健康増進効果があると言われています。好きな時間に入って飲んで、体の中から健康に。
九州の小京都と呼ばれる人吉温泉。無色透明の湯は美人の湯として知られ、当地の宿で入るお風呂も多くがこの源泉かけ流しです。100年以上続く老舗宿が多く、浴場は風情も眺望もたっぷりです。設備を新しくしているところでは専用露天風呂付きのスイートルームもあり、自分だけの人吉温泉タイムを楽しめます。
近年開業した宿にはホテル形式で24時間営業の大浴場を備えているところもあり、ビジネス目的で訪れても源泉かけ流しを楽しめます。体の中から美しくなれそうな人吉温泉の源泉かけ流しを、老舗宿で、ビジネスホテルで、存分に楽しんでください。
2023年12月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
この記事を書いたナビゲーター
ゐさ よりこ
日本と世界を巡る舞台芸術ライター。「旅と舞台」が自らのテーマです。大学は古典芸能専攻。学生時代から洋楽を演奏する傍ら日本の伝統芸能を習っており、たまーに発表会にも出ています。長年、国内外の劇場で、歌舞…
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