アンティークや古着、手作り品など、さまざまなアイテムが販売される「蚤の市・骨董市」は、国内各地で開催されています。基本的には使わなくなった物が販売されていますが、個人が販売していお店が多く、意外なお宝が激安で売られていたり、思いがけない掘り出し物があったりと、宝探しのように買い物が楽しめます。
そこで今回は国内の蚤の市・骨董市を一部ご紹介します。スケジュールを合わせて宝探しに行きましょう!
「平安蚤の市」は毎月10日(原則)に平安神宮前の岡崎公園で開かれ、全国から100以上もの骨董店や古道具店、古着店などが集まる京都でも大規模な骨董市です。
実店舗さながらに可愛くオシャレなディスプレイで魅せるセンスが光るお店から、ジャンク品や駄玩具類を無造作に段ボール箱に詰め込んだ昔ながらの古物商いのお店まで、あらゆる個性や成り立ちのお店が一堂に会します。
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京都の北野天満宮では、毎月25日に「天神市」を開催。東寺の弘法市と並ぶ二大縁日とされ、アンティークの着物や古美術、古道具などのお店が並びます。たくさんの露店も出店するので、お祭り気分を楽しみながら買い物ができます。 この写真の記事を見る ≫
東寺(教王護国寺)の「弘法市」は毎月21日に開かれ、その年の最初の弘法市は「初弘法(はつこうぼう)」、年内最後は「終い弘法(しまいこうぼう)」と呼ばれ、特にたくさんの人で賑わいます。
骨董のお店が並びますが生活雑器も多くあつかわれているため、普段使いにお気に入りを探してみるのもおすすめです。
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例年3月・6月・10月に開催される「京都アンティークフェア」は全国各地から300店以上の骨董屋が集結する、西日本最大級の古美術イベントです。京都市伏見区にあるパルスプラザという屋内施設で開催されるので、天候に左右されないのがうれしいポイント。イベント期間中は最寄りの竹田駅から無料送迎バスも運行します。 この写真の記事を見る ≫
四天王寺の縁日といえば、毎月21日の「お大師さん」と22日の「お太子さん」。同時に開催されている「四天王寺骨董市」も有名です。古い仏像や陶器の欠片、レトロな木箱に昭和なおもちゃ。古い民家の倉庫を開けたような、ごちゃごちゃした感じがいかにも大阪らしいですね。
さらにこちらの屋台は、とにかく食べ物の値段が安い!境内には約300店舗以上の屋台が並びます。
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「お初天神」の名で大阪人に親しまれている曽根崎の露天神社では、毎月第1金曜日に「お初天神 蚤の市」を開催。出店数は30〜40店舗ほどとこぢんまりとしていますが、お店のスペースに余裕があるので、じっくり集中して見て回ることができます。梅田からアクセスしやすいので、観光の合間にも立ち寄れますね! この写真の記事を見る ≫
日本最大級の規模を誇る蚤の市、「大江戸骨董市」は、毎月第1・第3日曜日に有楽町駅すぐの東京フォーラム地上広場で開催。目利きが選ぶ国内外のアンティーク食器や家具、おもちゃに着物など、あらゆる古き良きものが所狭しと並び、そぞろ歩くだけでも楽しめます。(代々木公園でも不定期で開催) この写真の記事を見る ≫
毎年、12月と1月の15日・16日に開かれる東京の冬の風物詩といえば「世田谷ボロ市」。東京都の無形民俗文化財にも指定され、出店する露店数は約700店という大規模な蚤の市です。
ボロ市で多く目にするのが着物の古着屋。着物や帯に和小物などがズラリと並ぶ様は、とっても華やかです。また、おやつにはボロ市名物の代官餅もお忘れなく!
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茨城県常総市にある「一言主神社(ひとことぬしじんじゃ)」で毎月第3日曜日(原則)に開催される骨董市は、 茨城県最大級の規模を誇ります。骨董品や陶磁器、古着などが多数出品!約250台分の大駐車場があるので、マイカーでのアクセスも楽々です。 この写真の記事を見る ≫
控え目に言って日本屈指!織物名産地の群馬「桐生」を感じる一本道by 浅井 みら野
群馬県桐生市にある「桐生天満宮」では、毎月第1土曜日に「古民具骨董市」が開催されます。約80店舗のお店が境内に並び、古い着物をはじめ生活雑貨や陶磁器、古書、カメラなど幅広い品ぞろえ!同日には市内で繊維製品を中心にグルメなども販売する「買場紗綾市」や、さまざまなイベントも行われます。桐生観光と一緒に1日たっぷり楽しみたいですね。 この写真の記事を見る ≫
「川越成田不動尊」の蚤の市は毎月28日、成田山川越別院の境内で開催。100以上の骨董ブースが所狭しと並びます。日本の骨董品が中心で、陶器や時代着物のほか、中には甲冑をドーンと飾っているブースも。欧米のアンティークやビンテージ品も時折並び、スージー・クーパーなど人気の陶器を扱っているブースもあるので、コレクターは見逃せません! この写真の記事を見る ≫
毎月18日と28日の縁日に、大須観音の境内で骨董市が開催されています。陶器や古着物、かわいいおもちゃなど、思わぬ掘り出し物を見つかるかも!
また、縁日には大須観音周辺には出店が並び、屋台グルメを楽しむことができます。さまざまに表情を変える大須観音は、何度訪れても飽きることがありません。
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蚤の市・骨董市では商品の情報を教えてもらったり、値引き交渉をしたりと、お店の方との交流も楽しみのひとつ。とっておきの一品に出会えるといいですね!
なお、蚤の市・骨董市は原則として決められた日程で開催されますが、日程の変更や、屋外の市は天候によって中止となる場合があるため、訪問前に公式サイトなどで開催情報を必ずご確認ください。
※写真は取材時のもので、出店状況は開催日ごとに異なります。
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