バルカン半島のほぼ中央に位置する国・北マケドニアは、旧ユーゴスラビアを構成していた共和国の1つで、1991年に独立しました。九州の3分の2ほどの国土は、大部分が高地。マザー・テレサが生まれた場所としても有名な首都スコピエでは歴史を辿るような観光ができ、アルバニアとの国境沿いにある世界遺産の古代湖・オフリド湖では美しい景色を目にすることができます。
今回はトラベルjpナビゲーターが現地取材した情報を基に、北マケドニアのおすすめ観光スポットをご紹介します。
スコピエ出身でノーベル平和賞を受賞したマザー・テレサ。その偉業を改めて知れるのが「マザー・テレサ記念館」で、マザー・テレサが受洗した教会跡に建てられています。
1階はミュージアムショップ、2階には身の回り品、1979年にノーベル平和賞受賞した際の文書などたいへん興味深いものが展示されています。3階は礼拝堂があり、マザー・テレサの写真が置かれています。
マザー・テレサは、ノーベル平和賞受賞式に普段と同じ修道女の服装で現れ、賞金と晩餐会費用を貧しい人達の為に使ってくれるよう懇願したという話は有名ですね。彼女が残した数々の言葉に考えさせられる記念館です。
<基本情報>
住所:MK, Macedonia St, Skopje
電話番号:+389-2-3290674
アクセス:スコピエバスターミナルから徒歩約10分
公式サイト(外部リンク)
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「マケドニア広場」は、1991年に初代大統領がユーゴスラビア連邦からの独立を宣言をした場所。広場の中心には、跳馬に乗ったアレクサンダー大王の像が立っています。アレクサンダー大王は古代マケドニアを象徴する存在で、当時世界最大の領土を支配。このあたりが大王が支配した故地であったことに感慨を得ることができるでしょう。
広場周辺にはカフェやレストラン、お店が多くあるので、美味しいグルメやショッピングも楽しむことも。ホテルもあるエリアで、滞在拠点としても便利です。
<基本情報>
住所:1000 Skopje
アクセス:スコピエバスターミナルから徒歩約15分
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11世紀に建設されたと言われている「スコピエ城砦跡」は、スコピエがマケドニア地方の中心地として機能していたことが伺える場所。現在は一部の城壁が残っており、城砦遺跡公園として人々の憩いの場となっています。
スコピエを代表するビュースポットで、目の前に広がるスコピエ市街地とヴァルダル川、その背後には聳えるヴォドノ山が織りなすパノラマは壮観。ヴォドノ山の山頂には高さ66mのミレニアム十字が立っています。
<基本情報>
住所:Samoilova, Skopje
電話番号:+389-2-3129323
アクセス:スコピエバスターミナルから徒歩約40分
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「ムスタファ・パシナ・ジャミーヤ」は、北マケドニア屈指の美しさを誇るイスラム寺院。15世紀オスマン帝国に支配された際に、セリム1世の宰相ムスタファ=パシャにより建造されたもので、今でもマケドニアのムスリムたちの心の拠り所となっています。
内部は目を見張る上品さが漂いますが、大地震によりイスラム模様がずれた部分があります。不定期公開のため礼拝中などには見学できませんが、タイミングが合えばぜひ見ておきたいもの。
<基本情報>
住所:Fort Kale, Skopje
電話番号:+389-2-3297204
アクセス:スコピエバスターミナルから徒歩約35分
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ムスリムの多い旧市街には、12世紀から続く「オールドバザール」があり、トルコに似た雰囲気を味わうことができます。貴金属店が多いのが特徴ですが、これには主に2つの理由があります。1つは高額な買い物をしてもらうため、2つ目の理由は価値変動の激しい貨幣より金製品を所有して財産防衛するため。お国事情が伺えますね。
グルメも楽しめる界隈で、気軽に味わえるのが街角スイーツ。蜂蜜シロップに浸したチュロスのようなお菓子は、歩き疲れた体に沁みる一品です。
<基本情報>
住所:Salih Asim 1000, Skopje 1000
アクセス:スコピエバスターミナルから徒歩約30分
公式サイト(外部リンク)
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自然と文化遺産が多い「オフリド湖」は、北マケドニア屈指の景勝地。湖の景観はもちろん、周辺の教会や町並みと織りなす景色が素晴らしく、“オフリド地域の自然・文化遺産”として世界遺産に登録されています。
マケドニアとアルバニアの国境に横たわる山上湖で、水深は288mとバルカン半島で最も深い湖。遊覧クルージングでは、透明度の高い湖の上から、赤茶色の屋根が並ぶ市街地やコラブ山(2,764m)をはじめとする高峰山群を眺めることができます。
“オフリド・パール”と呼ばれる淡水真珠が名産品なので、湖畔のお店にも立ち寄ってみてくださいね。
<基本情報>
住所:Ohrid, Macedonia
アクセス:スコピエのバスターミナルから約3時間
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「聖ヨハネ・カネヨ教会」は、オフリド湖に突き出した岬に立つ小さな箱庭のような教会。立地が素晴らしく絵になる聖堂として有名で、映画『ビフォア・ザ・レイン』の舞台にもなりました。
アルメニアの建築様式の影響が見られる、13世紀の建造物。内部は簡素ですが、オスマン帝国時代にモスクとして使用されたため、内部のイコン(聖画像)などが塗りつぶされたり削られたりしています。その荒れ果てた様子が歴史の重みを感じさせます。
<基本情報>
住所:Kocho Racin, Ohrid 6000
電話番号:+389-46-230-455
アクセス:オフリド港から徒歩約20分
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「スヴェータ・ソフィア大聖堂」は、オフリドでは規模の大きい教会。11世紀初、第一次ブルガリア帝国の首都がここオフリドに置かれた際、主教座教会として造営されたもので、言わば東方キリスト教世界の中心的な場所でした。
こちらもオスマン帝国時代にはモスクとして使用されたため、内部のフレスコ画は塗りつぶされました。破損箇所が多く雑然とした感じは否めませんが、聖堂天井画はビザンティン美術の大傑作。濃い青色が映える見事なものです。1950年代以降に復旧作業が行われており、徐々に過去の姿が甦りつつあります。
<基本情報>
住所:Ohrid 6000
電話番号:+389-46-267-403
アクセス:オフリド港から徒歩約7分
公式サイト(外部リンク)
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聖クリメントの遺骸が葬られたことによって重要とされた「聖クリメント教会」は、イコン博物館も併設された教会。内部に見応えのあるフレスコ画を有しています。
聖クリメントとは、キリル文字を最初に発案した聖キリルの弟子。実質上この地でキリル文字を完成した人物が聖クリメントと考えられており、スラブ世界の発展に大きく貢献した聖人です。ロシアやモンゴルまで広がったキリル文字の原点がここであると思うと、歴史は予想のつかない事柄の連続と感じられますね。
<基本情報>
住所:Clement’s University, Ohrid 6000
アクセス:オフリド港から徒歩約10分
公式サイト(外部リンク)
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10世紀末から11世紀前半ごろ、ブルガリア帝国の皇帝サミュエルがここオフリドを首都とした際に造営した「サミュエル要塞」。オフリド湖を見下ろす丘の上にあり、現在は3kmに渡る城壁が残っているだけですが、見晴らしの良い展望スポットとして親しまれています。北マケドニアの国旗がはためいている光景が印象的です。
<基本情報>
住所:4Q7R+XCW, Kuzman Kapidan, Ohrid 6000
アクセス:オフリド港より徒歩約25分
公式サイト(外部リンク)
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「マトカ湖」は、北マケドニアで人気の観光リゾート。約5,000ヘクタールもの切り立った渓谷に佇む湖で、大自然に身を委ねながらカヌーやハイキングなどのアクティビティに興じることができます。
渓谷には中世の建築物が数多く残っており、歴史に触れる観光も可能。恵まれた環境をたっぷり満喫できるホテルやレストランもあるので、宿泊を兼ねて訪れるのもおすすめです。
<基本情報>
住所:Canyon Matka, Skopje 1000
アクセス:スコピエから車で20〜30分
公式サイト(外部リンク)
歴史の爪痕が残された城砦や教会、自然と建築物の共演がもたらす優美な景観など、北マケドニアには魅力的な観光スポットが点在しています。首都スコピエで街歩き中心の時間を過ごした後は、オフリド湖やマトカ湖で羽を伸ばすといったプランもいいですね。周辺国の文化が混ざりあったグルメも、北マケドニア旅行の醍醐味。
5〜9月がベストシーズンとなるので、この期間でヨーロッパ旅行を考えている方は、ぜひ北マケドニアも候補にあげてみてください!
2025年6月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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