その土地の名物や郷土料理を、いろいろなお店を巡って味わう“食べ歩き”は、旅行の楽しみのひとつ。熱海温泉やその周辺にはグルメスポットが多く、湯めぐりやショッピングとあわせて食べ歩きを満喫できます。
そこで今回はトラベルjp ナビゲーターが現地取材した情報を基に、熱海で外せない食べ歩きにおすすめのお店をご紹介します。熱海温泉から少し足をのばして訪れたい、穴場のお店もチェックしてくださいね!
熱海温泉のお土産2020年版!おすすめの最新スイーツ&定番は?by 安藤 美紀
レトロかわいい熱海の新名物「熱海プリン」は、連日行列ができる人気店です。商店兼民家をリノベーションしたお店は、2017年にできたばかりとは思えないほど昭和レトロな熱海の町に溶け込んでいます。店名にもなっているいちばん人気の熱海プリンは丹那牛乳を使い、ゆっくり丁寧に蒸し上げたクリーミーかつ濃厚な味わい。地元老舗店の温泉まんじゅうをプリンの上にオンしたプリンや風呂(ふろ)まーじゅプリンなど、ユニークな商品が目白押しです。
テイクアウトのプリンはすべて、湯上り後に飲む牛乳を彷彿させるような瓶に入っています。皿プリンやプリンパンケーキを味わえる「熱海プリン」の食堂やカフェを訪れてみるのもおすすめです。
<基本情報>
住所:静岡県熱海市田原本町3-14
電話番号:0557-81-0720
営業時間:10:00〜18:00(通常)
定休日:不定休あり
アクセス:JR熱海駅より徒歩3分
公式サイト(外部リンク)
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熱海駅前商店街を抜けた先にある「いちごBonBonBERRY ATAMI HOUSE.」は、大きないちごのイラストが目印のビル。空きビルを丸ごと1棟フルリノベーションしたこちらのお店は、なんとビル全体がいちごスイーツ尽くし!いちごの生産が盛んな静岡県ならではのショップです。
ビル1階のショーケースの中には、2階工房でパティシエが手作りしたいちごスイーツの数々が並びます。温泉まんじゅういちご串や、大きないちごが一粒のったボンボンソフトなど、1年中を通して生のいちごを使用したスイーツが食べられるのが嬉しいですね。3〜4階のイートインスペースはフォトスポットも充実し、スイーツが映えるかわいらしさです。
<基本情報>
住所:静岡県熱海市田原本町3-16
電話番号:0557-55-9550
営業時間:10:00〜18:00
定休日:なし
アクセス:JR熱海駅より徒歩2分
公式サイト(外部リンク)
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熱海七湯「小沢の湯」は温泉卵が作れる人気の珍スポット!by 大宮 つる
源泉が自噴する“熱海七湯”のひとつで、来宮駅と熱海駅のおおよそ中間地点に位置する「小沢(こさわ)の湯」。平左衛門の湯とも呼ばれるこちらの源泉は、石碑と湯気が出ている石の塊があるだけの一見地味なスポット。しかしながら、実は知る人ぞ知る隠れグルメスポットなんです。
その秘密は、約90℃にもなる高温の湯気を利用して温泉卵を作れること!蒸しかごやトングは備え付けてありますが、卵はないので持参しましょう。ザルに卵を入れて蓋を閉め、7〜10分程蒸せば熱々ほかほかの温泉卵ができあがります。卵は高温になっているので、取り出すときには慎重に。横のベンチに座り、できたての温泉卵を頬張りながらひと休みもいいですね。
<基本情報>
住所:静岡県熱海市銀座町14地内
電話番号:0557-86-6218
アクセス:大湯間歇泉バス停から徒歩約3分
公式サイト(外部リンク)
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JR熱海駅を出てすぐ目の前にある「平和通り名店街」は、アーケードなので雨の日でも傘いらず。熱海が社員旅行や新婚旅行などで賑わいを見せた、昭和30年代から40年代の高度成長期を思い起こさせるノスタルジックな雰囲気の中で散策が楽しめます。
名店街には食事処や喫茶店、土産店などのお店がひしめき合うように建ち並んでいます。饅頭屋の店頭では、蒸された饅頭が湯気をあげる、温泉街の象徴とも言うべき光景が。できたてふかふかの饅頭をふーふー言いながら食べるのも、温泉街の醍醐味です。手湯で地下から湧き出した温泉に触れたり、店先で魚の開きが干されている干物店で熱海の美味しい海の幸を購入したりすることもできますよ。
<基本情報>
住所:静岡県熱海市田原本町
電話番号:店舗による
営業時間:店舗による
アクセス:JR熱海駅から徒歩すぐ
公式サイト(外部リンク)
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熱海銀座商店街から一本横道に入った通りにある「ボンネット」は、創業70年以上も続く老舗の喫茶店。店内はジャズが流れる昔懐かしい雰囲気。看板メニューは、文豪の三島由紀夫や谷崎潤一郎など、名だたる著名人を虜にしてきた魔性のハンバーガーです。
肉厚なハンバーガーパティがサンドされ、バンズの上にピクルスがのったユニークなスタイルで、オニオンスライスやレタス、パセリ、揚げたてのポテトなどが添えられています。盛り付け方も昔と変わらないバーガーは、一口食べてみると、柔らかいバンズとパティのジューシーさが何ともたまらない美味しさ!創業当時から同じ味で、半世紀以上経った今でも世代を超えて愛されています。
<基本情報>
住所:静岡県熱海市銀座町8-14
電話番号:0557-81-4960
営業時間:10:00〜16:00頃
定休日:日曜 ※臨時休業有
アクセス:熱海駅・来宮駅から徒歩約15分
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ウニとろイクラに網代サバ!贅沢海鮮「熱海駅前・おさかな丼屋」by Mayumi Kawai
熱海、伊豆山、網代、初島など数々の漁港で水揚げされる朝どれの魚は天下一品!脂の乗った名物アジや網代サバ、熱海サーモンにプリプリいくら、イカにサザエに伊勢海老、あんこうなど多種多様な魚介は鮮度が高く、脂のりも抜群。美味しい地魚にありつけるのも、熱海の魅力のひとつです。
そんな熱海の海の幸を堪能できるのが海鮮丼専門店「熱海駅前・おさかな丼屋」。まぐろやカンパチ、いくらなど魚介のぶつ切りがてんこ盛りの看板商品・海鮮てっぺん丼のほか、どんぶりからはみ出るほどのダイナミックな海鮮丼を、地ビールやクラフトチューハイと一緒に楽しめます。どれが良いか迷う人には、3種が選べる贅沢なミニ丼のセットも!
<基本情報>
住所:静岡県熱海市田原本町3-7
電話番号:0557-81-3339
営業時間:イートイン 10:00〜18:00(L.O. 17:00)
テイクアウト 10:00〜18:00(L.O. 17:00)
定休日:不定休
アクセス:JR熱海駅から徒歩約3分
公式サイト(外部リンク)
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脂じゅわ〜!「熱海おさかな食堂 炙り家」がオープンby トラベルjp NEWS
「熱海おさかな食堂 炙り家」の目玉は、魚の刺身を七輪で軽く炙って味わう焼肉スタイルの“うお焼き”。伊豆近海で獲れた魚や、まぐろ、ブリなど、たっぷり脂がのった刺身をさっと焼くことで、旨みがぎゅっと凝縮されます。
レア気味に焼いた“うお焼き”を、羽釜で炊いたご飯に乗せれば炙りめしの完成。脂がじゅわーっと溶け出す新感覚のおいしさと評判です。目の前で仕上げる〆の出汁で、最後まで海鮮を楽しめますよ。ランチタイムには、ご飯やお味噌汁がついたボリュームたっぷりの定食メニューも販売中。伊豆さざえや金目鯛などの海鮮をご飯に包んだ釜めしにぎりをテイクアウトして、海を見ながら味わうのもおすすめです。
<基本情報>
住所:静岡県熱海市銀座町4-9
電話番号:0557-35-9790
営業時間:平日 12:00〜22:00(L.O.21:00)
土日祝 12:00〜22:00(L.O.21:00)
定休日:祝日・繁忙期を除く月曜日
アクセス:JR熱海駅から徒歩15分
公式サイト(外部リンク)
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温泉地と言えば、王道甘味の温泉まんじゅう。熱海では、温泉まんじゅう屋さんがあちらこちらに軒を連ね、湯煙を上げながらまんじゅうを蒸す様子が見られます。その中でも、創業百年以上続く老舗店「延命堂」は大正初期に、温泉の蒸気を利用して蒸す温泉饅頭を考案した、温泉饅頭発祥のお店と言われています。
食べる人の健康と温泉地の発展を願い“延命まんじゅう”と名付けられた温泉饅頭は、白と茶の2種類があります。白饅頭は、白蜜を使った程よい甘さのこしあん入り。茶饅頭には沖縄県産の黒糖が使われています。創業当時と変わらぬ素朴な味は、長年愛され続けている熱海の名物。奥が製造所になっている、昭和の風情漂う店内も見逃せません。
<基本情報>
住所:静岡県熱海市上宿町3-28
電話番号:0557-81-2246
営業時間:10:00〜20:00
定休日:水・不定休
アクセス:銀座バス停より徒歩5分
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季節限定!「熱海ばたーあんパン」に静岡抹茶味が登場by トラベルjp NEWS
「又一庵謹製 熱海ばたーあん」の看板商品・熱海ばたーあんパンは、年間販売個数35万個を突破した熱海の大人気スイーツ。明治4年創業の老舗和菓子店“又一庵”が150年以上受け継いできた自家製あんことバターを組み合わせ、和洋の垣根を超える新しいスイーツが誕生しました。薄皮のパンの中にはコクのあるバタークリームと、やさしい甘さの粒あんがぎっしり。
ボリュームが控えめのスイーツをお探しなら、熱海ばたーあんパンまんじゅうや熱海ばたーあんどーなっつもおすすめ。ラムレーズンやキャラメルナッツ、生クリームがあんことバターによく合うどら焼きも人気です。季節限定商品もありますが、売り切れ必至なので早めの訪問を!
<基本情報>
住所:静岡県熱海市田原本町5番11号
電話番号:0557-81-2777
営業時間:10:00〜18:00
定休日:不定休
アクセス:JR熱海駅から徒歩2分
公式サイト(外部リンク)
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「和味逸品 おまぜ」のメニューはただ一つ!具沢山のオリジナルばらちらし・おまぜのみです。特製味付けのシャリのうえに、マグロ、カンパチ、イクラ、玉子焼きなどご飯が見えないほどたくさんの魚介類がのっています。美味しさの秘密は、海苔・ガリ・干瓢、秘伝の甘タレを混ぜたシャリ。シャリが種類豊富なネタの味わいをまとめ、美味しさを引き立てていると評判なんです。釜あげしらすやサーモンなど、好みのネタを追加トッピングすることもできますよ。
JR熱海駅からは徒歩わずか2分の立地で、観光や出発前の腹ごしらえにぴったり。こぢんまりとしたお店はいつも混み合っていますが、回転は速いので時間に余裕があれば列に並んでみましょう。
<基本情報>
住所:熱海市田原本町3-15加納ビル1階
電話番号:0557-85-1570
営業時間:平日 11:00〜最終入店18:00
土曜 11:00〜最終入店19:00
定休日:水曜、不定休あり
アクセス:JR熱海駅から徒歩2分
公式SNS(外部リンク)
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海を借景にした花の楽園“ACAO FOREST”は風光明媚な錦ヶ浦に位置し、自然の地形を生かした20万坪の広大な敷地に12ものお庭があります。園内の中でもいちばん景色のよい場所にあるカフェ「COEDA HOUSE(コエダハウス)」は、日本を代表する建築家・隈研吾氏設計。小さな枝が集まって、それが大きな樹木を形成しているような独創的なデザインが特徴的です。
いちばん眺めのいい窓際の席に座れば、目線の高さで海と空を一望!熱海が日本一の生産量を誇る柑橘類の橙(だいだい)を使った熱海橙チーズケーキやバラを使ったアイスクリーム、心躍る華やかなビジュアルのスムージーなど、ここだけの味を堪能してみてください。
<基本情報>
住所:静岡県熱海市上多賀1027−8 ACAO FOREST内
営業時間:9:30〜16:00(ラストオーダー)
定休日:ACAO FORESTの休館日に準ずる
アクセス:JR熱海駅より無料送迎バスあり
公式サイト(外部リンク)
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熱海温泉のお土産2020年版!おすすめの最新スイーツ&定番は?by 安藤 美紀
熱海駅からすぐの平和通り名店街にある「熱海スクエアシュークリーム」は、ブロックのような四角形のシュークリームが目を引くお店。店内の厨房で一つひとつ皮から手作りされた一口サイズのシュークリームは、食べ歩きにぴったりです。
全部で6種類ある味は、丹那牛乳を使ったカスタードや静岡産の高級抹茶、戸田塩を使った塩キャラメルなど、地元の美味しい食材を盛り込んだ地元愛あふれるラインナップ。いちばん人気は、パリパリカラメルを表面にまとったブリュレシューです。食べてみると、濃厚な焦がしクリームが口の中でとろけて、ほろ苦いクリームブリュレのような美味しさ。熱海ゆかりの縁起物・麦こがしのクリームが使われています。
<基本情報>
住所:静岡県熱海市田原本町3-6
電話番号:0557-85-2221
営業時間:10:00〜17:00
定休日:不定休
アクセス:熱海駅から徒歩4分
公式サイト(外部リンク)
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JR熱海駅からバスで約7分、高台に位置する「MOA(エムオーエー)美術館」は、日本最大の万華鏡のプロジェクションマッピングがフォトジェニックと話題を集めるスポット。実は美術館ならではの上質な和食処やパティシエ監修のスイーツ店、カフェなどが揃う、食べ歩きスポットでもあるんです
日本庭園の茶室でお茶とお菓子を堪能したり、江戸時代に建てられた建造物を見たり。お腹が空いたらランチも味わえます。1階にある“the cafe”では、相模湾や初島などの眺望を一望しながら、自家焙煎のコーヒーでひと休み。おすすめの一品は、熱海産の橙が入った橙のシフォンケーキ。甘酸っぱさとふんわりとした食感が魅力です。
<基本情報>
住所:静岡県熱海市桃山町26-2
電話番号:0557-84-2511
営業時間:9:30-16:30(最終入館16:00まで)
定休日:木曜日(祝休日の場合は開館)、展示替え日
アクセス:MOA美術館バス停より徒歩すぐ
公式サイト(外部リンク)
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熱海市の南側に位置する網代地区は昔から漁業が盛んで、地名の由来も網を入れる漁場と言われています。そんな網代港のすぐ近くにある「道中喰処 味くらべ」は、漁船を所有し、朝獲れの鮮度が高い地魚料理が食べられると評判のお店。店先だけでなく店内にも水槽があり、たくさんの魚介類を生かしているので、種類豊富な味が楽しめます。
お店のメニューは、刺身はもちろん、新鮮な魚介を使った丼・定食・フライ・天ぷら・寿司など、一品メニューから、定食まで揃っています。活き真イカ刺身は〆たてで鮮度抜群!透き通っていて見るからに新鮮さを物語っています。鯵のタタキ・なめろうなどがのった、漁師飯のまご茶漬けもおすすめです。
<基本情報>
住所:静岡県熱海市下多賀491
電話番号:0557-67-1065
営業時間:11:00〜19:30(L.O.)
定休日:毎週木曜日(年末年始は営業)
アクセス:JR網代駅から徒歩約6分
公式サイト(外部リンク)
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新鮮な魚介類が釣れることで有名な熱海・網代地区では、自分で釣った魚を味わう特別な体験もできます。本格的派のマニアコースと、初心者がオール手ぶらで楽しめるファミリーコースを備える熱海で唯一の海上釣り堀「太公望」です。
仕掛けつきの釣り竿と、釣り餌のオキアミ、軍手、釣り上げた獲物を捕獲するタモ、釣った魚を入れておく網などはすべて現地で借りることができます。釣れる魚は、真鯛とアジの2種類。釣った魚はその場で刺身や煮つけ、塩焼きなどにしてもらい、獲れたてを味わうことができますよ。海上で潮風に吹かれ、くたくたになった体を癒してくれるのはやっぱり温泉!釣り堀から日帰り温泉のコースがおすすめです。
<基本情報>
住所:静岡県熱海市網代100-7
営業時間:8:00〜15:00
定休日:水曜日
アクセス:JR網代駅から徒歩10分
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東京駅から新幹線で50分、新横浜から30分。温泉やマリンレジャーが楽しめる熱海は、首都圏からのアクセスが良いリゾート地です。熱海温泉の楽しみといえば、やっぱり湯めぐり。日本三大温泉のひとつである熱海温泉の歴史は古く、開湯は奈良時代、江戸時代には徳川家康が湯治に訪れたという記録も残っています。
温泉に入ってお腹が空いたら、いろいろなお店をハシゴしてグルメを満喫しましょう。温泉地には欠かせない温泉まんじゅうだけではなく、最近の熱海にはレトロかわいいスイーツがたくさん誕生しています。魚介類を使ったお食事も必見です。
※歩きながらの飲食“歩き食べ”を禁止しているエリアがあります。マナーを守って飲食を楽しみましょう。
2025年6月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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