その土地の名物や郷土料理を、いろいろなお店を巡って味わう“食べ歩き”は、旅行の楽しみのひとつ。金沢周辺にはグルメスポットが多く、観光やショッピングとあわせて食べ歩きを満喫できます。
そこで今回はトラベルjp ナビゲーターが現地取材した情報を基に、金沢で外せない食べ歩きにおすすめのお店をご紹介します。ローカル人気が高く旅行客にはあまり知られていない、穴場のお店もチェックしてみてくださいね!
金沢「近江町市場」海鮮グルメ&食べ歩きグルメ5店by Mayumi T
金沢市民の台所として知られる人気の観光&グルメスポット「近江町市場」。一年を通して美味しいグルメが味わえます。この活気ある市場は、ブラブラ歩いているだけでも魅力的なグルメがいっぱいあるので、目移りしてしまいますよね。
「島田水産」には、石川県の冬の味覚・加能ガニ(ズワイガニ)や香箱ガニが店頭にズラリ!サイズや価格もさまざまなので、お好みや用途に合わせて選んでくださいね。地元金沢では、金沢おでんの人気の具・カニ面にも使われる香箱ガニが人気!さらに店頭で甘エビやガスエビ、牡蠣などを選んで購入すると、その場で立ち食いもできます。鮮度が落ちやすく県外になかなか出回らないガスエビは、特に見逃せません。
<基本情報>
住所:石川県金沢市上近江町35
電話番号:076-262-9620
営業時間:9:00〜17:00
定休日:火曜日
アクセス:JR金沢駅東口から徒歩15分
公式サイト(外部リンク)
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金沢「近江町市場」海鮮グルメ&食べ歩きグルメ5店by Mayumi T
「近江町市場」で最大の売場面積を誇る「大口水産」。広い店舗は、鮮魚の販売コーナーやお惣菜などを販売しているコーナーに分かれています。その中でも、食べ歩きで必ず立ち寄りたいのが“焼き焼きコーナー”。イカの姿焼、ホタテ、ツブ貝、うなぎの肝、イカの下足などの串焼きを店頭で焼き、その場で出来立てアツアツを頬張ることができます。甘辛のタレと、焼いた独特の海鮮類の香ばしさが堪りません!
人混みの中、串を持って移動するのは危ないので、店内のイートインコーナーを利用しましょう。新鮮な握りの寿司を堪能しながら、ビールを飲んでひと休みをしている人もいて、ついさまざまなメニューに手が伸びてしまいます。
<基本情報>
住所:石川県金沢市上近江町38番地
電話番号:076-263-4545
営業時間:9:00〜17:00
定休日:水曜日(不定休)、1/1〜1/4
アクセス:JR金沢駅から約20分
公式サイト(外部リンク)
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金沢「近江町市場」海鮮グルメ&食べ歩きグルメ5店by Mayumi T
「近江町市場」の食べ歩きに欠かせないのが、名物・近江町コロッケ。サクサク揚げたてのコロッケは、せっかく市場を訪れたけれど海鮮は苦手、という人や、お刺身が苦手な小さな子どもにもおすすめ。今も昔も年齢に関係なく不動の人気グルメです!
「世界の食品ダイヤモンド」の一角では、能登牛が入ったコロッケ、メンチカツなどの他に、たこ、甘えび、カニなどの海鮮コロッケも販売されています。ぎゅっと甘エビを詰めた贅沢なエビコロッケは、サクッとした衣の中から濃厚な味わいの甘えびがプチっと登場。新鮮なカニの風味が味わえるカニコロッケや、タコとわかめが入った海を感じるたこコロッケなど、ここだけの美味しさが味わえます。
<基本情報>
住所:石川県金沢市下近江町24
電話番号:076-232-0341
営業時間:8:00〜18:00
定休日:日曜日、祝日
アクセス:金沢駅から徒歩約17分
公式サイト(外部リンク)
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なめらかすぎてお取寄せ不可!金沢プリン亭がリニューアルby トラベルjp NEWS
「近江町市場」のプリン専門店「金沢プリン亭」のプリンはとても柔らかく、なめらかすぎてお取り寄せができないことから、金沢でしか味わえない特別なプリンとして注目を集めています。地元・ホリ乳業の牛乳や石川県産フルーツが積極的に使用された絶品プリンは、賞味期限も短いので店内で味わっていくのがおすすめ。
金沢の手書き伝統技法の染物・加賀友禅をミックスフルーツで表現した友禅プリンは人気メニューのひとつ。また、カラメルとソフトクリームが相性抜群のプリンソフトもぜひ味わいたい自慢のスイーツです。イチゴとアップルマンゴーを使った爽やかなミックスフルーツソフト、友禅プリンをイメージしたソフトも展開されています。
<基本情報>
住所:石川県金沢市十間町32
電話番号:076-222-0075
営業時間:10:00〜16:30
定休日:不定休
アクセス:JR金沢駅から徒歩約17分
公式サイト(外部リンク)
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石川県は人口に対してのおでんを提供する店の数が、全国1位を誇るともいわれています。種や味付けはお店ごとに異なる「金沢おでん」ですが、加賀野菜や日本海側でとれる海鮮が豊富に使われていることは共通しています。関東と関西の食文化が入り混じる地域柄、だしは濃い口・うす口の両方が混在。地酒を一緒に楽しめるおでん居酒屋が多めです。
老舗の人気店「金澤おでん赤玉 本店」は昼間営業があり、子連れでも入りやすいのが嬉しいポイント。金沢のおでん種として馴染み深い赤巻、梅貝(ばいがい)、冬なら香箱ガニを使ったカニ面を注文してみましょう。夏には旬の加賀野菜をだしで炊き上げて冷やした夏おでんもさっぱりとした美味しさです。
<基本情報>
住所:石川県金沢市片町2-21-2
電話番号:076-223-3330
営業時間:
1F 12:00〜22:00(日・祝日は21:00まで)
2F 17:00〜22:00(日・祝日は21:00まで)
※土日祝は15:00〜16:00仕込みの為休業
※ラストオーダーは閉店30分前
※おでん完売の際は閉店時間が早まる可能性があります
定休日:月曜日(祝日の場合翌日)
アクセス:JR金沢駅からタクシーで約20分
公式サイト(外部リンク)
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茶屋建築をリノベーションしたカフェや食堂、ショップが並ぶ人気観光地「ひがし茶屋街」には、金沢の伝統押寿しづくりを体験できる「金澤寿し」があります。金沢の祭りでは欠かせないハレの日の料理・押寿しをワイワイと楽しくつくり、味わう体験ができるのはまさにここだけ!ネタ切りからしっかりと学べる本格コースや、曲げわっぱに10種以上の食材を詰める金澤寿しコース、木枠を使う昔ながらの祭寿しなど、華やかな押寿しをつくって味わえる体験が目白押しです。
酢飯を甲羅に詰めて、その上に酢をかけた外子と内子、カニ身を飾ると、こぼれそうなくらいゴージャスな“かに面すし”の完成。自分で作った押寿しは美味しさもひとしおです。
<基本情報>
住所:石川県金沢市東山1丁目15-6
電話番号:076-251-8869
営業時間:11:00〜15:00(L.O.14:00)
定休日:祝日除く水曜日
アクセス:橋場町バス停から徒歩3分
公式サイト(外部リンク)
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国内の総金箔の生産量のうち、99%を占める金沢市。大胆に金箔をあしらい、豪華絢爛なビジュアルが楽しめる金箔スイーツが続々と登場しています。その中でも人気を集めるのが、「ひがし茶屋街」にある「金澤烏鶏庵(かなざわうけいあん) 東山店」の超濃厚な金箔ソフトクリーム。
金沢の農場で大切に育てられた天来烏骨鶏の卵を使用したソフトクリームは濃厚で、カスタードのような、そしてカステラのような不思議な味わい。クリーミーなソフトクリームに金箔をまぶし、しっかりしたコーンと合わせた、高級感満載の逸品となっています。烏骨鶏の卵を使ったカステラやバームクーヘン、プリンなど、お土産にぴったりのスイーツも販売中。
<基本情報>
住所:石川県金沢市東山1-3-1
電話番号:076-255-6339
営業時間:9:30〜17:00
定休日:不定休、1/1〜1/3
アクセス:橋場バス停から徒歩3分
公式サイト(外部リンク)
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金沢・ひがし茶屋街「東山みずほ」茶屋建築で美味しい和食を!by モノホシ ダン
「ひがし茶屋街」で食事処をお探しなら、土鍋で炊いたほかほかご飯と加賀野菜を使ったおばんざいを味わうことができる「東山みずほ」へ。芸妓の守り神である菅原神社に通じる小路沿いに佇むお店です。
ランチで提供される金沢のおばんざい定食は、加賀野菜を始めとして、お醤油や卵もすべて地元のこだわりの食材を使用しています。ご飯は、石川県能登半島の珠洲市で育った4種類のお米を日替わりで、特注の土鍋で炊いたもの。季節野菜の煮物に糀のお漬物、郷土料理のべろべろ、加賀野菜入りの酢の物、能登野菜のプディングなど、旅行中に不足しがちな野菜もしっかりと摂れる健康的な献立が嬉しいですね。夜には地酒も用意されています。
<基本情報>
住所:石川県金沢市東山1-26-7
電話番号:076-251-7666
営業時間:
月・金 11:00〜14:00
火・水・木 11:00〜20:00
土・日・祝 11:00〜15:00
定休日:不定休
アクセス:橋場町バス停から徒歩10分
公式サイト(外部リンク)
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注文を受けた数だけ上生菓子を作るという、昔ながらの営業形態を続けている東山の和菓子店“吉はし”。日持ちも短く、長時間持ち歩けないという儚い芸術品のような上生菓子は、とても希少価値が高いものです。実は「ひがし茶屋街」には、完全予約制で観光客にはハードルが高いこの“吉はし”の上生菓子を提供するカフェがあります。その中のひとつが、お土産店と茶房を兼ねる「久連波(くれは)」です。
茶房のお座敷は手入れの行き届いた静かな和の空間で、眼下には出格子越しに茶屋街の街並みが広がります。和菓子は日ごと、季節ごとに変わっていくので、どんな種類があるかはその時々のお楽しみ。抹茶と一緒にいただきましょう。
<基本情報>
住所:石川県金沢市東山1-24-3
電話番号:076-253-9080
営業時間:10:00〜17:30
定休日:水曜日
アクセス:橋場町バス停から徒歩10分
公式サイト(外部リンク)
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江戸時代から芸妓や町民に親しまれてきた銭湯の資材置き場を改装し、つくられた甘味カフェ「茶ゆ(ちゃゆ)」。趣あふれるお店の1階はアイスクリームショップ、2階はゆったりと足を伸ばして寛げるお座敷となっています。
「茶ゆ」の自慢は、奥能登八戸限定酪農家生乳と、東山界隈の老舗銘店や能登半島の厳選素材で作られるオリジナルジェラート。献上加賀棒茶や金沢味噌&パルミジャーノレッジャーノチーズ、金沢米糀甘酒&能登大納言小豆など特色ある12種類のフレーバーが揃います。もなかのパリッとした食感とアイスの上品な味わいが絶妙な味わいの、東山アイスもなかが人気。ひがし茶屋街は歩き食べ禁止なので、店内で味わいましょう。
<基本情報>
住所:石川県金沢市東山1-7-8
電話番号:076-253-1715
営業時間:10:30〜夕暮れ時(13:00から開店の場合あり)
定休日:不定休
アクセス:橋場町バス停から徒歩5分
公式サイト(外部リンク)
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金沢の風情や情緒を味わえる三茶屋街のうち、料亭が軒を並べ、芸妓が道行く「にし茶屋街」エリアには、一風変わったお寺カフェがあります。江戸時代初期に加賀藩第三代藩主によって創建された臨済宗のお寺・寳勝寺(宝勝寺)本堂の一角にある、和モダンな喫茶室「宝勝寺カフェ」です。
アイスクリームやパフェ、お団子などの甘味と、抹茶やコーヒーなど豊富なドリンクがあり、四季の花が咲く庭を眺めながら、畳に正座したり、洋椅子に腰かけたり。お香の匂いに包まれた静かな空間で、お寺ならではのゆったりと流れる時間が楽しめます。定休日以外にも法務によっては休業や営業時間短縮があるので、公式サイトでチェックしてから向かいましょう。
<基本情報>
住所:石川県金沢市寺町5-5-76
電話番号:076-287-3870
営業時間:10:00〜16:00
定休日:火曜日 ※不定休あり
アクセス:広小路バス停から徒歩5分
公式サイト(外部リンク)
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金沢のお土産 可愛いが過ぎる13選! 女子を虜にさせる新作も!by フルリーナ YOC
「にし茶屋街」の「甘納豆かわむら」は、素材の風味を生かした甘納豆を常時15〜18種類取り揃えるショップ。かわいらしいパッケージは、甘納豆にあまり馴染みがない子どもや女子へのお土産にもぴったり。お砂糖や天然由来の添加物は最小限のみ使用し、漂白剤や着色料等は不使用の安心の美味しさです。
栄養豊富な甘納豆はそのまま味わっても美味しいですが、ぜんざいにして味わってもよし、アイスクリームにトッピングしてもよし、煮物にしてもよしの万能な食品。フランスと石川県の美味しい食材が組み合わされたスティック型の羊羹もおすすめです。店舗2階のカフェ“サロン・ド・テ・カワムラ”では、人気商品の盛り合わせも楽しめます。
<基本情報>
住所:石川県金沢市野町2-24-7
電話番号:076-282-7000
営業時間
(平日)9:30〜18:00
(日・祝)9:00〜17:00
定休日:第1火曜日(1月・5月・12月は営業)、年末年始
アクセス:広小路バス停から徒歩2分
公式サイト(外部リンク)
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金沢市内には回転寿司店が多くあり、しっかり食べたい昼食や夕食におすすめ。東京や大阪、福岡、台湾にまで店舗を拡大する人気店「金沢まいもん寿司」の本店は、JR金沢駅からタクシーで約10分の場所にあります。金沢市内にはもう一つ店舗があり、こちらも同じくらいの距離です。
金沢港や能登の七尾港から新鮮な鮮魚を仕入れ、米や調味料もこだわって厳選した「金沢まいもん寿司」のお寿司は、リーズナブルな回転寿司だからと侮れない美味しさ。日本海側ならではのガスエビ、のど黒、高級魚なめら(きじはた)、七尾湾でとれる赤西貝、香箱ガニなど新鮮なネタが味わえますよ。日替わりで旬魚と地魚が入る、平日限定ランチもおすすめです。
<基本情報>
住所:石川県金沢市駅西新町3-20-7
電話番号:076-234-1144
営業時間:11:00〜21:30(L.O.21:00)
アクセス:JR金沢駅からタクシーで約10分
公式サイト(外部リンク)
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金沢には百万石の城下町の風情、美しい金箔工芸、豪華な海鮮丼、写真映えするスーツなど魅力が盛り沢山。しかしB級グルメ・ハントンライスも見落としてはいけません。ハントンライスとは、ハンガリー料理からヒントを得て、金沢で生まれたご当地メニュー。ハンガリーのハン、フランス語でマグロを意味するトンを合わせて名付けられたと言われています。
その元祖と言われるのは、香林坊から徒歩数分の場所にある昭和32年創業の洋食店「グリルオーツカ」。銀の皿に焼き卵をのせたケチャップライス、そしてタルタルソースとケチャップをかけたマグロと小エビのフライが目を引くハントンライスは、どこか懐かしい心落ち着く美味しさです。
<基本情報>
住所:石川県金沢市片町2-9-15
電話番号:076-221-2646
営業時間:11:00〜15:20(14:45L.O.)/17:00〜20:30(19:50L.O.)
定休日:水曜日 ※不定休有り
アクセス:香林坊バス停から徒歩5分
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ご当地グルメの宝庫・金沢で地元民が愛するメニューを味わってみたいなら、地元の人から愛されている「8番らーめん」へ。金沢市内だけで15店舗以上を展開するチェーン店で、どの店舗もいつも幅広い年齢層のお客さんで賑わっています。創業は昭和42年。たっぷりの炒めた野菜をのせたラーメンが開店と同時に評判となり、あっという間に一日約1300杯ものラーメンを売る人気店に上り詰めたと言われています。
「8番らーめん」のメニューはあっさりと食べやすい味付けが多めで、品数も豊富。定番の野菜らーめんは、シャキッとした野菜の旨みが広がる一杯。思わず写真を撮りたくなるトレードマーク・ハチカマがのせられています。
<金沢駅店の基本情報>
住所:石川県金沢市木ノ新保町1-1 金沢百番街あんと1F
電話番号:076-260-3731
営業時間:10:00〜22:00(L.O.21:30)
定休日:なし
アクセス:JR金沢駅直結
公式サイト(外部リンク)
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歴史が息づく町・金沢には、藩政時代から続く市民の台所「近江町市場」や江戸時代の雰囲気を残す3つの茶屋街など、食べ歩きが楽しめるスポットが点在。高級感あふれるスイーツ、魚介の旨みが詰まったお手軽スナック、地元民が愛する穴場的ソウルフードまで、一度訪れただけでは食べきれないほどのグルメがあります。
静かな時間が流れる茶屋街は、手に持って歩くというよりも、伝統家屋を利用した食事処や茶房でゆったりと非日常を楽しむのがおすすめです。奥が深い金沢グルメを堪能してみてください。
※歩きながらの飲食“歩き食べ”を禁止しているエリアがあります。マナーを守って飲食を楽しみましょう。
2025年6月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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