ブリスベンは、オーストラリア・クイーンズランド州の州都。街の中心をゆったりとブリスベン川が流れ、都会でありながらどこか穏やかな空気に包まれています。
高層ビルが立ち並ぶ中心部から少し足を延ばせば、緑あふれる庭園やリバーサイドの散策スポットが広がり、思わず時間を忘れてしまうほど。さらに、2032年の夏季オリンピック・パラリンピックの開催地としても注目が高まっており、これからますます目が離せません。
本記事では、これから人気が高まること間違いなしの「ブリスベン」の観光スポットや旅のお役立ち情報を、留学経験のあるトラベルjp 編集部の赤木がご紹介します。
ブリスベンの中心地(CBD)、通称「シティ」では、ショッピングも観光も思いっきり楽しめます。特にクイーンストリート沿いに広がる 「クイーンストリート・モール」は、シティ最大の繁華街。アパレルやブランドショップ、カフェ、ファストフードまでそろっているので、歩くだけでもワクワクします。
モールを歩いていると、ひっそりと歴史を感じるスポットも発見できます。例えば、ブリスベンアーケードは、100年以上の歴史を誇るアーケード街で、文化遺産にも登録されています。建築好きなら、周辺の歴史的建造物を眺めながらの散策だけでも楽しめますよ。
観光の拠点として宿泊するなら、このシティ周辺がおすすめ。移動が便利なので、ショッピングや街歩きをたっぷり満喫できます。
<基本情報>
住所:Queen Street,Brisbane City QLD
公式サイト(外部リンク)
クイーンストリート・モールから歩いてすぐの場所には、ブリスベンの歴史を感じられる「ブリスベン市庁舎(シティホール)」があります。イタリア・ルネサンス様式の荘厳な建物で、前に広がるキングジョージ広場では、イベントや祝賀行事が行われることも。
高さ約92mの時計台は、まさにブリスベンのシンボル。市庁舎内にはブリスベン博物館もあり、街の歴史や文化を気軽に学べます。
特におすすめなのが、無料で参加できる見学ツアー。時計台ツアーに参加すると、展望デッキまで登ってブリスベンの街を一望できます。ツアーは英語のみで、オンライン予約が必須。人気なので早めの予約が安心です。
<基本情報>
住所: 64 Adelaide St, Brisbane City QLD
アクセス:クイーンストリート・モールから徒歩約3分
公式サイト(外部リンク)
セントラル駅のすぐ目の前に広がる「アンザック・スクエア」は、戦没者慰霊碑が立つ歴史的な広場です。敷地内には無料で見学できる「アンザック・スクエア記念ギャラリー」もあり、クイーンズランド州の軍事史や戦争体験について学べます。
歴史スポットとしてだけでなく、「アンザック・スクエア」は地元の人々の憩いの場としても親しまれています。筆者も留学中、クイーンストリート・モールでスイーツやコーヒーを買って芝生の上で友人と過ごしていました。オージーたちに混ざってピクニック気分を楽しみ、ブリスベンの日常を感じてみましょう。
<基本情報>
住所:285 Ann Street, Brisbane City QLD
アクセス:クイーンストリート・モールから徒歩約8分
公式サイト(外部リンク)
ブリスベン川を挟んでシティの対岸にある「サウスバンク」は、人工ビーチやおしゃれなカフェ、近代美術館をはじめとするミュージアムなどが集まる人気スポットです。緑豊かな公園もあり、市街地の喧騒を離れてのんびり過ごすのにぴったり。
特に注目したいのが、BRISBANEの文字をかたどった「ブリスベン・サイン」です!対岸のビル群をバックに、ブリスベンらしい写真を撮れる人気のフォトスポットとしても知られています。
<基本情報>
アクセス:シティからバスで約10分
公式サイト(外部リンク)
サウスバンクに行ったら外せないのが、「ホイール・オブ・ブリスベン」です。地上約60mの高さを誇る観覧車で、1周は約15分。ゴンドラはエアコン完備で、ブリスベンの街並みを眺めながらゆったり楽しめます。
夜になると65,000個のLEDライトで美しく彩られ、昼とは違った幻想的な景色が堪能できます。乗車は予約なしでも可能ですが、公式サイトからオンライン予約をすればチケットを5%オフで購入できるのでお得です。
<基本情報>
住所:Russell St, South Brisbane QLD
アクセス:シティからバスで約10分
公式サイト(外部リンク)
「ザ・スター・ブリスベン(The Star Brisbane)」は、2024年にオープンした大型複合施設で、ホテルやレストラン、カジノも併設されています。地上約100mにある展望デッキからは、ブリスベン市街地を一望!入場は無料ですが、せっかくなら展望デッキ内のレストランで絶景を眺めながら食事を楽しむのもおすすめです。
ちなみに、以前はクイーンストリートの歴史ある旧財務省ビルを改築した「トレジャリーカジノ」が営業していましたが、現在は閉館。今後は大学のキャンパスとしてリニューアルされる予定です。
<基本情報>
住所:33 William Street, Brisbane City QLD
アクセス:クイーンストリート・モールから徒歩約10分
公式サイト(外部リンク)
「ローマ・ストリート・パークランド」は、シティからアクセスしやすい公園です。広大な園内には花畑や池、芝生広場が広がり、オーストラリアの自然をのんびり楽しみたい方にぴったり。
運が良ければ、ウォータードラゴンやトキの仲間であるアイビスなどの野生動物にも出会えるかもしれません。
<基本情報>
住所:1 Parkland Blvd, Brisbane City QLD
アクセス:クイーンストリート・モールから徒歩約20分
公式サイト(外部リンク)
シティからアクセスしやすいもうひとつの植物園が「ブリスベン・シティ植物園」です。ブリスベン川沿いに広がる園内では、色とりどりの植物を楽しめるほか、キッズ向けの遊び場やカフェも充実しています。
園内では、インフォメーションセンターで冊子を受け取って自由に散策することもできますが、時間が合えば無料のガイドツアーに参加してみるのもおすすめです。園の見どころを解説してもらえるので、より楽しく散策できますよ。
<基本情報>
住所: 147 Alice Street, Brisbane City QLD
アクセス:クイーンストリート・モールから徒歩約8分
公式サイト(外部リンク)
ブリスベン川に架かる「ストーリー・ブリッジ」は、ブリスベンを象徴するクイーンズランド州の文化遺産です。チャイナタウンやナイトスポットが集まるフォーティテュード・ヴァリーとカンガルーポイントを結ぶ橋で、車だけでなく徒歩でも渡ることができます。
さらに注目したいのが、橋の鉄骨を登る「ストーリーブリッジ・アドベンチャークライム」。高さ約80mの頂上から望むブリスベン市街地の景色はまさに絶景!人気アクティビティなので、参加する場合は事前に予約しておくのがおすすめです。
<基本情報>
アクセス:クイーンストリート・モールから徒歩約15分ほどでリバーサイドフェリー乗り場へ、ホルマン・ストリートフェリー乗り場まで約5分
公式サイト(外部リンク)
ストーリー・ブリッジを渡った先にある「カンガルーポイント」は、対岸の市街地を一望できる人気エリアです。シティからは、ブリスベン・シティ植物園から架かる「カンガルーポイント・ブリッジ」を使って渡ることもできます。
さらに、「カンガルーポイント・クリフ」では、都心のすぐ近くでロッククライミングを体験できます。頂上からのブリスベン市街地の景色は、まさに絶景!アクティブ派にもおすすめのスポットです。
<基本情報>
公式サイト(外部リンク)
ブリスベンでコアラに会うなら、郊外にある「ローンパイン・コアラ・サンクチュアリ」は外せないスポットです。世界最古かつ最大級のコアラ保護区として知られ、日本の動物園では数頭しか見られないコアラが100頭以上そろう光景は、圧巻の一言です!
以前行われていたコアラの抱っこ体験は2024年に終了しましたが、現在はコアラを間近で見たり撮影したりできるプログラムや、飼育員から直接コアラの生態を学べるプログラムなど、いろいろな体験が用意されています。
<基本情報>
住所:708 Jesmond Road, Fig Tree Pocket, QLD
アクセス:シティからバスで約45分、車で約20分
公式サイト(外部リンク)
提供元:Unsplash
https://unsplash.com/ja/ブリスベンの中心部は平野が広がっていますが、シティから車で約10分ほどの場所に、標高約287mの「マウント・クーサ」があります。展望台の「ブリスベン・ルックアウト」は市街地を一望できる絶景スポットで、特に夕焼けの時間が人気です。
すぐ近くには「マウント・クーサ植物園(ボタニックガーデン)」やプラネタリウムなどの見どころもあるので、夕焼けの時間まで観光しながらのんびり過ごすのもおすすめです。
<基本情報>
住所:152 Mount Coot-tha Road, Mt Coot-tha QLD
アクセス:シティから車で約10分、バスで約30分
公式サイト(外部リンク)
静かなリゾートで過ごしたいなら、ブリスベンから北へ約140km、サンシャインコーストにある「ヌーサ(Noosa)」がおすすめです。ラグナ湾に面した美しいビーチリゾートで、のんびり過ごすのにぴったり。
市街地のヘイスティングス・ストリート沿いにはアパレルショップやカフェが並びます。シーフード料理のお店も多く、フィッシュアンドチップスをおつまみに、ブリスベンのビール「XXXX(フォーエックス)」を味わいながらゆったり過ごすのも楽しい時間です。
また、メインビーチの東側に突き出た岬一帯は「ヌーサ国立公園」となっており、手つかずの自然が残っています。国立公園へはメインビーチからラグナ湾沿いのボードウォークを歩いて約10分。運が良ければ、野生のコアラに出会えることもあります。
<基本情報>
アクセス:ブリスベン空港から車で約90分
公式サイト(外部リンク)
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ブリスベン市内からアクセスしやすい離島、「モートン島」はブリスベンの北東約40kmに位置する、世界で3番目に大きな砂でできた島です。
日帰りでの訪問も可能ですが、せっかくなら宿泊がおすすめ。「タンガルーマ・アイランドリゾート」は宿泊施設を備えたビーチリゾートで、さまざまなアクティビティを楽しめます。
中でも特に人気なのが、野生の「バンドウイルカ」の餌付け体験。日没時になるとリゾート前の浅瀬にイルカが集まり、直接餌をあげられるため、宿泊者のほとんどが体験するアクティビティです。
<基本情報>
アクセス:ブリスベン市内から専用ターミナル(Holt Street Wharf)まで車で約20分、フェリーで約75分
公式サイト(外部リンク)
提供元:写真AC
https://www.photo-ac.com/日本からブリスベンまでは直行便で約9時間。ブリスベン周辺を観光するなら、4日間あれば十分楽しめます。ただし、日本を夜に出発して翌朝ブリスベンに到着するフライトを利用する場合は、3泊5日の行程がおすすめです。
今回は、成田発のジェットスター直行便を利用した場合のモデルコースをご紹介します(2026年4月現在のフライトスケジュールに基づきます)。
<1日目>
日本からブリスベンへ出発。
<2日目>
朝に到着後、そのままホテルへ。ひと休みしたら、午後から「シティホール」や「アンザック・スクエア」など、シティ周辺を観光しましょう。
【ポイント】
オプションで市内観光ツアーを予約すると、見どころを効率よく回れるだけでなく、「マウント・クーサ」にも足を延ばせます。
<3日目>
朝から「ローンパイン・コアラ・サンクチュアリ」へ。コアラとの時間をたっぷり楽しんだらシティに戻ります。午後は「サウスバンク」の散策や、「ストーリー・ブリッジ」のアクティビティに参加するのもおすすめです。
<4日目>
日帰りで「モートン島」または「ヌーサ」へ。1日ゆったり過ごしましょう。
【ポイント】
「ゴールドコースト」へはバスで約1時間30分で行けるので、日帰り観光も可能です。「モートン島」でイルカの餌付け体験をする場合は、日程を1日伸ばして4泊6日にすると余裕をもって楽しめます。
<5日目>
早朝にホテルをチェックアウトして空港へ。夕方に日本到着。
提供元:写真AC
https://www.photo-ac.com/ブリスベンはオーストラリアの東海岸に位置しています。南半球にあるため、日本とは季節が逆で、9月〜11月が春、12月〜2月が夏、3月〜5月が秋、6月〜8月が冬にあたります。
ブリスベンは年間を通して温暖な気候で、真冬でも平均気温は11〜21℃ほど。最低気温が10℃を下回ることも少なく、厚手のコートが必要になることはほとんどありません。
夏は雨が多くなりますが、日本のように長時間降り続くことは少なく、日差しは強めでもカラッとしているため、日本の夏より過ごしやすいのが特徴です。
旅行の目的によってベストシーズンは変わりますが、観光メインなら暑すぎない9〜11月の春がおすすめ。特に、春を告げるジャカランダが咲く10月中旬〜11月下旬頃は、散策にぴったりの気候です。
ビーチも楽しみたい方は、夏にあたる12月〜2月に訪れるのがおすすめです。
提供元:写真AC
https://www.photo-ac.com/ブリスベンはバス路線が充実していて、市内中心部を巡回する無料バスもあるので、滞在中はぜひ活用しましょう。
鉄道路線も整っており、ブリスベン国際空港からシティまでのアクセスや、シティからサウスバンクやゴールドコースト北部への移動にも便利です。
街の中心を「ブリスベン川」が流れているため、対岸のエリアへ行くときはフェリーを使うと移動がスムーズ。「シティキャット」と呼ばれるフェリーは、どこまで乗っても運賃一律50セント。また、渡し舟の役割を持つ「キティキャット」も運航しています。移動ついでに船旅気分も楽しめるので、ぜひ乗ってみてくださいね。
公共交通機関の支払いは、現金やICカードの「go card」のほか、クレジットカードなどをタッチしてのキャッシュレス決済も可能です。
オーストラリアの旅行先といえば、シドニーやケアンズ、ゴールドコーストを思い浮かべる方も多いと思います。でも、今こそ注目したいのが「ブリスベン」です。オリンピック開催に向けて再開発が進み、ますます魅力的な街になっています。
コンパクトながら見どころがたくさんあり、都市と自然がうまく調和したのんびりとした雰囲気も魅力。治安も良く、初めての海外旅行先にもぴったりの街です。
2026年4月現在の情報です。最新情報は公式サイトでご確認ください。
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