JR東海のCM「そうだ 京都、行こう。」で毎年思い起こされるのが京都の紅葉。コピーライトも秀逸で、毎年見事な映像とともに私たちの胸に迫ってきます。今年こそ、CMで見た紅葉を実際に目にしてみませんか?凛とした空気のなか、もみじを見上げて楽しみ、足元のもみじを楽しむ。秋の楽しみがひとつ増えました!
梅の名所として名高い「北野天満宮」が近年、紅葉の名所としても知られるようになってきました。豊臣秀吉が洛中洛外の境界線、かつ水防のために京都をぐるりと囲むように築いた土塁「御土居(おどい)」の紅葉が実に見事なものだったのです!御土居一体には約250本というもみじがあり、中には樹齢が300年から400年という名木もあるそうです。これらのもみじが晩秋を迎えると目に鮮やかな光景を見せてくれるのです。 この写真の記事を見る ≫
京都・鷹峯の紅葉は3つの人気のお寺を一気に回れて高効率!by 東郷 カオル
「源光庵」は北鷹峯町にある曹洞宗の寺院で、ここには「悟りの窓」と「迷いの窓」があることで有名。丸いほうが悟りで、四角いほうが迷いを表現しています。禅寺らしい景色です。また、侘びた源光庵の山門と静かな光を放つススキのコラボは、紅葉の鮮やかさとは対照的に、なんとも言えない静謐な雰囲気を醸し出しています。源光庵・光悦寺・常照寺の人気3寺が密集する「鷹峰」は金閣寺や大徳寺にも近いので、是非秋の京都の観光ルートに組み入れていただきたいエリアです。 この写真の記事を見る ≫
平家物語にも登場する舞妓の祇王や、仏御前が余生を過ごしたと言われる「祇王寺」。緑の季節には苔むした庭一面が大変綺麗で、紅葉の季節には紅葉絨毯にもなる四季の彩り豊かなお寺です。また嵐山中心部から少し離れていることもあり静寂に包まれた雰囲気が素敵です。 この写真の記事を見る ≫
平安神宮の裏手の小高い丘の上にある「金戒光明寺」は、浄土宗四箇本山の一つに数えられる寺院です。比叡山を下りた法然上人が草庵を結んだのが始まりで、朝廷や幕府の保護を受けながら伽藍を多数建築していきました。特に紅葉の時期におススメしたいのが栄攝院です。中門から中に入ると、釈迦座像と紅葉のコントラストにうっとり。こじんまりとした庭園にある苔には、赤や黄色の落ち葉が彩を添え、庭園一体が紅葉に染まっています。 この写真の記事を見る ≫
南禅寺から歩いて5分の「永観堂」は、もみじの数3,000本!どこを撮っても絵になりますが、おすすめは放生池近くの、銀杏ともみじの木が一緒に植えられたエリア。銀杏の葉が落ち、一面が黄色い絨毯となったなかで、もみじが燃えるように赤く色づいています。放生池という境内の池に映る紅葉の景観も必見。空の様子で刻一刻と水面の表情が変わるので、ぜひ少し立ち止まって、じっくり景色を愛でてみてください。 この写真の記事を見る ≫
京都の紅葉名所「東福寺」の見ごろ時期は光明院の庭園が特に美しいby 浮き草 ゆきんこ
京都随一の紅葉景勝地といったら「東福寺」。JR東海「そうだ京都行こう!」のキャッチコピー『六百年前、桜を全部切り取りました。春より秋を選んだお寺です』で有名ですね。摂政関白の藤原氏によって鎌倉時代に造営された東福寺は、京都最大の大伽藍と言われています。渓谷「洗玉澗」を埋め尽くす赤い雲海のような紅葉は圧巻!特に通天橋から眺める渓谷「洗玉澗」の紅葉は京都ならではの景色としてよくポスターなどにも採用されています。 この写真の記事を見る ≫
京都の紅葉名所「東福寺」の見ごろ時期は光明院の庭園が特に美しいby 浮き草 ゆきんこ
「光明院」は、1391年に創建された東福寺の境外塔頭です。東福寺の本堂から三門を通り、勅使門を出てすぐ。観光寺院ではないため、庭園を静かに楽しみたい人向けの場所。茶亭「羅月庵」は、「雲ハ嶺上ニ生ズルコトナク、月ハ波心ニ落ツルコト有り」という禅語による作り。室内にある窓、壁、障子に描かれた丸い円は、月を表し、「波心庭」から「羅月庵」を眺めると、東の空に月が昇る様子を楽しむことができるそうです。 この写真の記事を見る ≫
京都観光の穴場!大原三千院から寂光院へ、紅葉散策ぶらり旅by 沢木 慎太郎
「三千院」の見どころは何といっても、風格のある門跡寺院の建築様式や、本堂の往生極楽院に金色に輝く阿弥陀三尊像(平安時代)といった仏教美術。しかし、おすすめは苔が美しい二つの古い庭で、ひとつは聚碧園(しゅうへきえん)で、もう一つは有清園です。本堂の往生極楽院を中心に手入れされた日本庭園で、秋の光が紅葉のまわりで軽くはじけています。
写真提供:京都フリー写真素材
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紅葉のスポットで人気の京都「詩仙堂」。現在は曹洞宗の寺院となっていますが、雰囲気は庵あるいは山荘に近い感じです。その理由は、江戸の文人、石川丈山が隠棲の地として選び、建てられたものだから。わずか33歳で武士の世界を退き、58歳で隠遁生活に入った丈山。詩仙堂には、その丈山の思いのすべてが注ぎ込まれています。美しい紅葉を眺めながら、石川丈山の人生を少したどってみませんか? この写真の記事を見る ≫
「常寂光寺」の山門から仁王門、そして石段を過ぎて行くと、大勢の人達が立ち尽くすように目を奪われている場所があります。本堂のそばにある庭園です。人気のビューポイントと言う事もあって、さすがに人も多いですが、少し待てばスグにお気に入りのポジションに移動し見る事が出来ます。目の前には、赤、朱、薄紅、オレンジ、黄色、緑といった鮮やかな色が交差し、太陽の光が差し込んで来る様は、息をのむほどに美しい。まさに絶景です! この写真の記事を見る ≫
「二尊院」には「紅葉の馬場」といわれる広い参道があり、美しく染まった見事な紅葉のトンネルが!そして「黒門」付近では、色の濃淡がはっきりしている木々が目立ちます。特に「もみじ」の美しさに魅了され、果てしなく赤く染まっていたり、まるで花が咲いてるかと思うほど朱色が鮮やか!思わず「おぉぉ、なんてキレイなんだ」と見とれてしまうポイントが数多くあり、魔法にかけられたかのような感動を与えてくれます。 この写真の記事を見る ≫
「真如堂」は、比叡山延暦寺を本山とする平安時代中期に創建された天台宗の寺院。正式名称は真正極楽寺真如堂です。入り口の優美な朱色の門から真っ赤に燃える紅葉を見ることができます。どこからどこまでが門で、紅葉かわからないほどの赤一色!三重塔と同じく国の重要文化財に指定されている本堂の回りを彩る紅葉も圧巻!ここでは、JR東海「そうだ 京都、行こう!」のポスターになった写真を撮ることができます。 この写真の記事を見る ≫
高雄「神護寺」は京の郊外の清遊地として古くから知られています。「三尾」と呼ばれるこの地は、高雄の神護寺・槇尾の西明寺・栂尾の高山寺が並ぶ地域。このあたりは紅葉の名所として知られ、中でも今回ご紹介する神護寺は京都でも屈指の紅葉の名所です。写真は紅葉撮影の定番・五大堂。大きな屋根に朱色のもみじの葉がかかるこの風景は、京都案内の写真集でよく見かけるアングルです。紅葉のシーズンにはライトアップも行っています。 この写真の記事を見る ≫
「泉涌寺」は、1219年に月輪大師がここに大伽藍を建設していたとき、一角から清泉がわき出たことから泉涌寺と呼ばれるようになりました。また、歴代天皇の山陵があり、皇室の菩提所としての信仰を集めていることから別名「御寺」とも呼ばれています。
泉涌寺の一番奥にある御座所。紅葉の時期には庭園に美しい彩りを添え、軒先から苔と紅葉のコントラストも見ることができます。皇室ゆかりの優美な建物で紅葉を愛でてはいかがでしょうか。
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「平安時代に、ここでなくてはいけないと、わざわざ場所を選んで造られたお寺でした。だから、わざわざここへ来なければ会えなかった秋でした。」
「善峯寺」が2005年の秋、JR東海のCMに出た時のキャッチコピーです。
テレビの画面には山肌にひっそりとたたずむお寺と、真赤な紅葉と緑のコントラストが映し出されていました。この多宝塔は思わずため息が出てしまうほどの美しさです。どの角度から撮っても様になります。
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京都「醍醐寺」の紅葉ライトアップで幽玄なる世界へby bow
紅葉シーズンの京都はいたるところでライトアップが展開されていますがぜひともおすすめしたいのが、ユネスコ世界文化遺産でもある「醍醐寺」。読経の声が響く中、照明に照らし出される広大な夜の伽藍で幽玄・荘厳な「祈りの世界」が表現されています。「五感を澄ませ 僧侶とともに祈る 錦秋の夜」と銘打たれている夜間拝観。千数百年にわたって真言密教を伝えてきた、真言宗醍醐寺派の総本山である醍醐寺の雰囲気を存分に体感できます。 この写真の記事を見る ≫
京都市の東に位置する山科区の「毘沙門堂」。市街地から離れており、平日に訪れれば人もまばら。静かな風情を残した知る人ぞ知る京の名所です。初夏は青もみじ、秋は鮮やかな紅葉に包まれる京の古刹・毘沙門堂。平成25年からは秋の紅葉シーズンにあわせてライトアップも始まりました。人で溢れる場所が苦手な方は、ぜひ毘沙門堂へ。ゆっくりのんびりと秋の夜長を楽しめますよ。散り紅葉の時期になると参道の石段は赤く染まりますので、それもまた格別です。 この写真の記事を見る ≫
嵐山にある「天龍寺」は四季折々の表情を見せることで人気がありますが、特に紅葉の時期は見ごたえあり!混雑を避け、比較的空いている朝一番がオススメです。12月に入ると、各庭園の苔の上には真っ赤な紅葉の葉が落ち、さらに色彩豊かな庭園となります。さらに「天龍寺」の次にはしごすべき紅葉スポットもご紹介します。 この写真の記事を見る ≫
「南禅寺」の正門である三門は、国の重要文化財にも指定され、重厚でとても趣きが感じられる建造物。その三門と紅葉の組み合わせが一つ目のおすすめの景観です。三門をくぐってすぐ、参道の両脇に植えてあるもみじが特に大きく見事なので、そのまま中心の法堂へと進んでしまわず、ぜひ振り返ってじっくりご覧ください。どっしり構えた三門を背景にしたもみじは、葉の赤色が引き立ち、より鮮やかに感じられます。 この写真の記事を見る ≫
京都府長岡京市にある西山浄土宗総本山「光明寺」。浄土宗の開祖・法然上人にゆかりが深い寺院です。総門付近からは本堂の屋根も見えません。表参道を登りきらないと視界には入ってきません。長く広く傾斜がゆっくりな光明寺の石段を登っていると、時間までがゆっくりとながれている気分になります。晩秋には色鮮やかな紅葉が有名な「光明寺」ですが、紅葉だけではなく、ゆっくりとした境内で歴史と安らぎを感じながら散策してみましょう。 この写真の記事を見る ≫
京都府南部にある京田辺市。ここに“とんちの一休さん”でお馴染みの一休禅師ゆかりの寺があります。その名も「酬恩庵(しゅうおんあん)一休寺」。紅葉の見ごろは例年11月下旬で、紅葉最盛期の参道は真紅に染まってフォトジェニック!ついつい参道で足が止まり、なかなか先へ進めない人も多いのではないでしょうか。 この写真の記事を見る ≫
紅葉の時期、京都のお宿はどこも一杯、特に週末は……という声をよく聞きます。でも「京都に宿が取れないので京都の紅葉を諦める」のはもったいない!滋賀の大津や大阪方面に泊まるという手もあります。是非今年こそ、CMで見たあの絶景をご自分の目に焼き付けるべく「そうだ 京都、行こう」!
2024年9月現在の情報となり、紅葉状況やイベントの開催状況は変更となる場合があります。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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