英国や香港のホテルで提供されることが多い優雅なアフタヌーンティー。スイーツやサンドウィッチ、スコーンなどの軽食に香り高い紅茶やコーヒーを楽しむ英国発祥の優雅なティータイムのスタイルです。近年、そんなアフタヌーンティーを東京でも提供するホテルが増えてきています。
今回は優雅なアフタヌーンティーが楽しめるホテルを元旅行会社スタッフのトラベルjp 編集部 佐藤がご紹介します。
地下鉄六本木駅に地下で直結する「ザ・リッツ・カールトン東京」。アフタヌーンティーの会場“ザ・ロビーラウンジ”は、都内屈指の高層ビルである東京ミッドタウンの45Fにあります。ピアノの生演奏に耳を傾けながら、和洋が調和した空間で優雅なひと時が過ごせます。
アフタヌーンティーは、伝統を大切にしたスタイル。ティースタンドには季節の野菜やフルーツをたっぷり使ったスウィーツとセイボリー、フィンガーサンドウィッチが並びます。
地下鉄汐留駅から徒歩1分のラグジュアリーホテル「コンラッド東京」。東京ベイと浜離宮恩賜庭園を見下ろす28Fのバー&ラウンジとエグゼクティブラウンジでは、一流シェフが手がけるスコーンやケーキのアフタヌーンティーが楽しめます。
さらにこちらでは通常のアフタヌーンティーのほかに、アルコールが提供される夜のナイトティーも開催中!季節を感じるスイーツとセイボリーと一緒に、ビールやスパークリングワインを味わうことができます。
アフタヌーンティーを構成する大切な要素といえば、ドリンクの質と銘柄の豊富さ、フードの質、空間の美しさ、おもてなしと価格です。そんな数ある条件にも大満足の太鼓判を押したくなるのが、新宿「パーク ハイアット 東京」の“ピーク ラウンジ”のアフタヌーンティーです。
お茶は和洋どちらも産地や収穫時期にこだわった一流品のみが並びます。四季を感じるシェフ特製のフィンガーフードやプティデザートは、見た目にも華やか。
※改修工事のため、2024年5月6日より1年半、全館休業予定
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溜池山王駅より徒歩1分の「ANAインターコンチネンタルホテル東京」。ミシュラン2つ星のレストラン“ピエール・ガニェール”が入るこちらは、美食家御用達のホテルでもあります。
館内には12ものレストランやバーがありますが、その中でも光と緑の調和が美しいアトリウムラウンジが、アフタヌーンティーの会場。午後にはピアノの生演奏も流れる華やかな空間で、季節のフルーツをたっぷりと使った贅沢なアフタヌーンティーが楽しめます。
新宿の中心にそびえたつ複合型高層ビルの19〜35Fに位置する「小田急ホテルセンチュリーサザンタワー」は、高層階からのダイナミックビューが魅力。20Fの“ラウンジ サウスコート”では、ビル群や輝く夜景を見ながら夜20時までアフタヌーンティーを楽しむことができます。
円形の3段スタンドに並ぶのは、彩りも美しいデザートやサンドウィッチ。約15種類のドリンクと一緒に味わえば、季節の訪れを心ゆくまで味わうことができます。
世界的なホテルグループ・マリオットの最高級ラグジュアリーライフスタイルホテルの日本第一号店「東京エディション虎ノ門」。建築家の隈研吾氏が手がけた全客室からは東京タワーを臨み、旅行客にも人気のホテルです。
緑あふれる館内はまるで都会のオアシスのよう。空中のジャングルをコンセプトとする31Fの“Lobby Bar”では、著名なラグジュアリーブランドとのコラボレーションなど繊細で美しいアフタヌーンティーが堪能できます。
古き良き伝統を感じる日本橋エリアに位置し、東京メトロ三越前駅から直結する「マンダリンオリエンタル東京」。最上階の38Fにある“オリエンタルラウンジ”では、オリジナルのドリンクメニューが豊富なアフタヌーンティーが人気を集めています。
福建省産の烏龍茶に柑橘の香りを加えたシグネチャードリンクを始め、厳選されたお茶やティーモクテル、カフェインレスコーヒーまで20種類以上の特別なメニューが揃います。
地下鉄大手町駅に直結する「フォーシーズンズホテル東京大手町」は、Otemachi Oneタワー最上部の6フロアに位置する高層ホテル。ゆったりと落ち着ける雰囲気の“THE LOUNGE”で、東京のランドマークを一望するパノラマビューとアフタヌーンティーが楽しめると人気です。
日本の四季を想起させる和テイストのメニューは、ティーモクテルやハーブティー、目の前で淹れてくれるSABOEの日本茶と合わせて味わうのもおすすめ。
優雅で格式高いアフタヌーンティーの本場、香港生まれのラグジュアリーホテル「ザ・ペニンシュラ東京」。シャンデリアが華やかな1Fの“ザ・ロビー”では、クラシカルなアフタヌーンティーが楽しめます。
厳選されたティーセレクションも種類は豊富。バードケージ型スタンドに盛り付けられたプチフールとフィンガーサンドイッチ、自家製スコーンは季節に合わせてテーマが変わり、何度訪れても新鮮な驚きをもたらしてくれます。
アフタヌーンティーといえばスイーツのイメージがありますが、新宿の「ヒルトン東京」では、3つのレストランで食事系アフタヌーンティーを開催中。中華料理や10種類のパン、さらにはシェフが腕を振るうビーフサーロインステーキなどの肉料理がメインとなるユニークなアフタヌーンティーも!
厳選されたティーやコーヒーが用意され、甘いものが苦手な方でも楽しめると人気です。お部屋で楽しむプライベートプランは、記念日にもおすすめ!
大手町タワーの最上部に位置する「アマン東京」。33Fのラウンジでは、壁一面のガラス窓から都内の夜景や山々を望みます。障子がモチーフの高い天井に和の安らぎを感じるラウンジで、特別なアフタヌーンティーを楽しんでみてください。
季節ごとにメニューが少しずつ変わるフードは、食べるのがもったいないほど美しいビジュアル。ドイツの老舗、ロンネフェルトの最高級紅茶のほかに、ハーブティーや日本茶など30種類以上ものドリンクが揃います。
和と洋、2種類のアフタヌーンティーが楽しめる「パレスホテル東京」は、丸の内の老舗ホテル。1Fのロビーラウンジでは、輪島塗塗師の赤木明登氏による漆器に和のスイーツが映える、オリジナルアフタヌーンティーを提供中。
6Fにあるラウンジバー“プリヴェ”では大地と海をコンセプトに、フランス料理のシェフが腕によりをかけたメニューが楽しめます。ヨーロッパの伝統的な金属加工の技法を用いて作られた、自然の風合いが美しいスタンドも必見です。
風光明媚な品川の御殿山に位置する「東京マリオットホテル」。17mの吹き抜けとガラスのアトリウムが開放的なラウンジでは、英国スタイルのアフタヌーンティーを楽しむことができます。パフェやケーキなどスイーツが充実しているので、甘党の方にもおすすめ!
季節のフルーツを使ったカラフルでキュートなスイーツとともに、TWG teaの厳選された紅茶や5種類のバリエーションを揃えるコーヒーを味わえば、幸せな気分に浸ることができます。
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赤坂の山王日枝神社の隣に建つ「ザ・キャピトルホテル東急」。3Fのラウンジ“ORIGAMI”では、ちょっと変わったアフタヌーンティーが楽しめます。席に運ばれてくるのは竹製の籠に入ったアフタヌーンティーセット。蓋に水引の淡路結びをあしらった駿河竹千筋細工の繊細な籠は、ここだけのオリジナル。
アラビカ種最高峰のトアルコトラジャブレンドコーヒーをはじめ、フレーバーティーなど種類豊富なドリンクを好きなだけ楽しむことができます。
写真:トラベルjp 編集部
地図を見る目白にある、美しい庭園が有名な「ホテル椿山荘東京」。1990年代に都内のホテルで初めてアフタヌーンティーを提供したことでも名高いロビーラウンジ“ル・ジャルダン”では、伝統的なスタイルを受け継ぐアフタヌーンティーが楽しめます。
自慢の自家製スコーンとクロテッドクリームは、紅茶の香りを引き立てる美味しさ。ローストビーフやシャンパンが楽しめるイブニングハイティーや、客室で楽しむアフタヌーンティーも。
アフタヌーンティーといえば、オシャレで小ぶりなスイーツやサンドウィッチなどがきれいに並んだ3段のプレートと紅茶…というイメージですが、なかには漆器や籠などを取り入れた変わり種も!
いずれも東京のホテルならではの優雅なティータイムが過ごせますよ。同じアフタヌーンティーでもホテルによってこだわりはさまざま。ホテルごとのアフタヌーンティーを比べてみるのもおすすめです。
(文:トラベルjp 編集部 佐藤)
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