ノスタルジー溢れる倉敷で訪れたいおすすめ観光スポット9選

ノスタルジー溢れる倉敷で訪れたいおすすめ観光スポット9選

更新日:2018/06/29 10:55

トラベルjp 編集部のプロフィール写真 トラベルjp 編集部

中国地方を代表する観光地の一つ「倉敷美観地区」や、芸術やアート好きの人々の注目を集める「大原美術館」があることで知られる岡山県倉敷市。昔ながらの風景が残るノスタルジックな倉敷には、美観地区以外にも見どころがたくさん! 生粋の写真好きも思わず夢中になっちゃうスポットや、インスタ映えも狙えそうなスポットまで……。由緒ある歴史や文化、伝統を感じながら、今と昔が美しく融合した倉敷にでかけてみませんか?

1.倉敷美観地区

1.倉敷美観地区
凜風 杏花

温故知新「倉敷美観地区」を訪ねて新しきを知るby 凜風 杏花

地図を見る

岡山県倉敷市を代表する観光スポット「倉敷美観地区」。江戸時代には、文字通りたくさんの蔵屋敷が立ち並んでいたという倉敷の町。ここ美観地区には、白壁の美しい町並みに惹かれた観光客が集います。

日本初の私立西洋近代美術館「大原美術館」も美観地区に位置しており、美術館のような洋風建築物と蔵屋敷の和の建築が美しい調和を保ちながら、町並みを形作っているのがわかります。倉敷川をのんびりと進む舟も風情があり、ぶらり散策にはもってこい。日中の景色だけではなく、夕日に染まる町並みや、ぼんやりとした提灯の灯りが優しい夜景もおすすめです。

<基本情報>
住所:岡山県倉敷市本町
この写真の記事を見る ≫ 地図を見る ≫

2.倉敷アイビースクエア

2.倉敷アイビースクエア
肥後 球磨門

倉敷紡績旧工場の歴史を今に伝える「倉敷アイビースクエア」by 肥後 球磨門

地図を見る

倉敷美観地区に位置する「倉敷アイビースクエア」。明治22年に建設された倉敷紡績の旧工場が、昭和48年にホテル、レストランなどの各種施設を整備した観光施設として生まれ変わりました。

西側入口の奥に見えるのが、アイビースクエアの名前の由来になった蔦(アイビー)が建物全体を覆うようにからまる中庭広場(スクエア)。赤煉瓦の壁に絡まる蔦が印象的で倉敷美観地区の散策途中の休息におススメの場所です。


<基本情報>
住所:岡山県倉敷市本町7-2
電話番号:086-422-0011
アクセス:JR倉敷駅から徒歩15分ほど この写真の記事を見る ≫

3.玉島地区

3.玉島地区
長坂 ヒロ

倉敷の新名所!歴史溢れるレトロな「玉島地区」はあの大人気映画のロケ地!by 長坂 ヒロ

地図を見る

美観地区を筆頭に倉敷駅周辺は常に多くの観光客で賑わいますが、倉敷駅から約10kmほど足を延ばした港沿いにも、知る人ぞ知るレトロな観光名所「玉島地区」があります。昭和や大正にタイムスリップしたかのような街並みは、あの『ALWAYS 三丁目の夕日』のロケ地にもなったほど!

昭和レトロな雰囲気が漂う通町商店街には、昔ながらの定食屋さんや呉服屋さん、食器屋さんなどが並びます。その他、玉島地区の中心に位置する新町(町並み保存地区)には、かつて問屋街として栄えた景観が残り、伝統的な様式の建造物が今でもきれいに保存されています。


<基本情報>
住所:岡山県倉敷市玉島
電話番号:086-426-3851(倉敷市教育委員会文化財保護課)
この写真の記事を見る ≫ 地図を見る ≫

4.大橋家住宅

4.大橋家住宅
村井 マヤ

白壁と水郷の町・倉敷!大橋家住宅に見る豪商の暮らしぶりby 村井 マヤ

地図を見る

倉敷町屋の典型を示す「大橋家住宅」は、国の重要文化財の指定を受けた邸宅。大原美術館を設立した大原家と並ぶ大地主の邸宅として、倉敷の発展を支えた品格を感じさせる建築の美しさは圧巻です。

武家屋敷のような立派な長屋門を抜けると、主屋が構える造りが特徴。倉敷窓や倉敷格子といった伝統技法や、当時は当主しか出入りすることができなかった内蔵や米蔵などの貴重な重要文化財を見学することができます。

<基本情報>
住所:岡山県倉敷市阿知3-21-31
電話番号:086-422-0007
開館時間:9時〜17時
    (4月〜9月の土曜日は18時まで/12月〜2月の毎週金曜は休館日)
この写真の記事を見る ≫ 地図を見る ≫

5.蓮台寺

5.蓮台寺
乾口 達司

巨大な不動明王は圧倒的!多くの参詣者で賑わう岡山・蓮台寺by 乾口 達司

地図を見る

岡山県倉敷市の南方にそびえる由加山は、古代より霊峰として人々に崇拝されて来ました。その由加山の山頂付近に建つのが「蓮台寺」。客殿や多宝塔が岡山県指定文化財に登録されているほど、由緒あるお寺です。

平成19年には日本最大の厄除大不動明王も造立されており、その総高は7メートル59センチという大きさ! いまや蓮台寺のシンボルというべき存在にもなっているので、蓮台寺を訪れた際は是非ご拝観下さい。

<基本情報>
住所:岡山県倉敷市児島由加2855
電話番号:086-477-6222
アクセス:JR瀬戸大橋線「児島駅」よりタクシーにて約15分
この写真の記事を見る ≫ 地図を見る ≫

6.由加神社本宮

6.由加神社本宮
乾口 達司

金毘羅宮と「両参り」!芸能人も訪れる岡山県の由加神社本宮by 乾口 達司

地図を見る

岡山県の「由加神社本宮」は、江戸時代から明治時代にかけて盛んであった"両参り"の風習に欠かせない神社として、四国の金毘羅宮とあわせてお参りすると良いと言い伝えられています。由加神社本宮は日本三大権現の一つで、瀬戸内海を見下ろす由加山の山頂付近に鎮座しています。

参拝するとさまざまなご利益があるとされています。従来、厄除けに霊験あらたかといわれていますが、近年は縁結びにもご利益があるパワースポットとして、境内は多くの女子で賑わっています。

<基本情報>
住所:岡山県倉敷市児島由加山2852
電話番号:086-477-3001
受付時間:9時〜16時
この写真の記事を見る ≫ 地図を見る ≫

7.阿智神社

7.阿智神社
ふるかわ かずみ

多くの磐座と縄文時代の痕跡が残る岡山・倉敷「阿智神社」by ふるかわ かずみ

地図を見る

美観地区に自然と溶け込み、高台に佇む鶴形山公園にある「阿智神社」は地元の人には馴染が深い神社です。

本殿裏を西側に向かうとぐるりと石で囲まれた磐境があり、その垣根の中には鶴石、亀石と呼ばれる磐座が鎮座しています。日本古来の文化に神仙蓬莱思想や陰陽思想といった大陸文化を取り入れた様式として注目され、貴重な文化財とされています。

その他、絵馬殿の天井に掲げられたカラフルな恵方盤や書道で使った古い筆を納める祠など、珍しい見どころがたくさんです。

<基本情報>
住所: 岡山県倉敷市本町12-1
電話番号:086-425-4898
この写真の記事を見る ≫ 地図を見る ≫

8.いがらしゆみこ美術館

8.いがらしゆみこ美術館
村井 マヤ

女の子の憧れ!倉敷市「いがらしゆみこ美術館」は素敵満載by 村井 マヤ

地図を見る

漫画家いがらしゆみこ先生の『キャンディ・キャンディ』の世界がそのまま広がるのが、岡山県倉敷市の美観地区にある「いがらしゆみこ美術館」です。美術館内は必見の乙女の世界! 美術館には、"ゆみこコレクション"といういがらし先生愛用の品やコレクションされた可愛らしいグッズなどが展示されているコーナーもあり、見応え十分。"名作ライブラリー"では、思い出の漫画を時間の許す限り読むこともできちゃうんです。

また、時間があれば是非チャレンジして欲しいのが"お姫さま体験"。
予約なしでできるコースから、ばっちりメイクとプロカメラマンの撮影がついた完全予約制コースもありますよ。

<基本情報>
住所:岡山県倉敷市本町9-30
電話番号:086-426-1919
営業時間:10時〜17時
この写真の記事を見る ≫ 地図を見る ≫

9.児島ジーンズストリート

9.児島ジーンズストリート
凜風 杏花

インスタ映え抜群!ジーニストの聖地・倉敷「児島ジーンズストリート」by 凜風 杏花

地図を見る

岡山駅からJRで約25分という瀬戸内の町は、駅構内からジーンズだらけ。実は「児島」は初めて国内産のジーンズが生まれた町なんです。児島駅構内の階段に描かれたジーンズのイラストや改札口の扉に描かれたジーンズのイラストなど、児島駅ではジーンズの町に相応しいお出迎えを受けられます。

国産ジーンズのルーツ"児島のジーンズ"は、染め、織り、縫製、加工に至るまで職人の技が生きた自慢の品。そんな児島産ジーンズを中心としたショップが30軒以上ずらりと並ぶのが、"児島ジーンズストリート"です。入り口は大きなジーンズの看板が目印。この他にも町のいたるところでジーンズをモチーフにしたオブジェが見られるので、インスタ映えにも一役買ってくれそうです。

<基本情報>
住所:岡山県倉敷市児島味野
電話番号:086-441-9127(児島ジーンズストリート協同組合事務局)
アクセス:JR瀬戸大橋線児島駅下車 徒歩で約15分
この写真の記事を見る ≫ 地図を見る ≫

倉敷観光はこれでキマリ!

歴史と伝統を感じられる町、倉敷。本文中でご紹介した「いがらしゆみこ美術館」では着物やはかまのレンタルなども可能なので、レトロでモダンな衣装をまとって美観地区をのんびり町歩き……なんて楽しみ方も素敵ですね。

タイムスリップしたような景色に囲まれて、ノスタルジーにひたってみてください!

2018年1月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。

条件を指定して検索

- PR -

新幹線特集
この記事に関するお問い合わせ

- 広告 -