京都と言えば“和”そのもののようなイメージがありますが、宿泊施設のタイプはさまざま。スタイリッシュなホテル、お洒落なホテルも増えてきました。せっかくだから宿にもこだわりたい、ここにしかない宿に泊まってみたいという方も満足できる、お洒落で快適な京都市内のホテルを集めてみました。
京都で20年以上を過ごしたトラベルjp ナビゲーター やた香歩里が、京都のおすすめデザイナーズホテル15選をご紹介します!
京都でデザイナーズホテルといえばここ、と言ってもいいくらい確実に名前が上がるのが、京都御苑の南にある「 THE SCREEN(ザ スクリーン)」。“京都の伝統やおもてなしの心と、最先端のクリエイティブをコラボレーションさせる”というコンセプトのもとに作られたホテルです。
13の客室は、それぞれ“今までにないホテル空間”をコンセプトに国内外のクリエイターが手掛けており、部屋ごとに違う顔があります。部屋選びの段階からドキドキさせてくれるホテルです。
「京都グランベルホテル」は、和モダン激戦区の京都にあって“半歩先を行く日本らしさ”を追求したデザイナーズホテル。
ラウンジのファブリック、廊下のカーペットまで有名デザイナーの作品。フロントデスクも個性的で、今までに見たことがない“新しい日本らしさ”で溢れています。客室は、旅慣れた人でも快適に寛げるような最新設備が満載です。
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アートと和の要素の共存が人気の「ホテル アンテルーム京都」。お値打ちでとにかくお洒落です。
「ホテル アンテルーム京都」はホテルとしてだけでなく、ギャラリーも兼ね備えた複合施設です。注目の的なのはツインルーム仕様のコンセプトルーム。彫刻家の名和晃平さんや写真家で映画監督の蜷川実花さんなど、9組の有名アーティストやクリエイターが手掛けています。
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「ART MON ZEN KYOTO(アール モン ゼン キョウト)」は明治40年創業の美術商・中西松豊軒が手がけた、“美術品とともに滞在”できる、和モダンなホテル。
それぞれ誂えが異なる15室の客室は、どれもゆったりとスペースが取られた贅沢なつくり。美術品は客室にも公共スペースにも配されており、古美術品から現代アートまで見ごたえ十分です。日本の伝統とモダンさ、そして木の温もりが作りあげる雰囲気は幸福感に満ちています。
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世界のホテル業界に革命を起こした米シアトル発のライフスタイルホテル“エースホテル”が2020年6月、四条烏丸の新風館に日本初上陸。「エースホテル京都」はアメリカ西海岸と京都の文化を合わせた遊び心あふれるデザインが魅力です。
天井の木組みとユニークなライティングが目を引くロビーは開放的。客室はデザイン性の高いタペストリーやカーテンと、エースならではのインテリアによる和洋が調和した空間です。
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「eph KYOTO(エフ キョウト)」は2019年に京都駅近くに誕生した個性的なデザイナーズホテル。
国際的に活躍する建築家・高松伸氏による外観デザインは斬新で圧倒的。客室には京都のイメージに沿った意匠を取り入れ、窓の外には一面に「枯山水」をイメージしたレリーフが。京都駅八条口から徒歩3分と、交通面での利便性も高いホテルです。
京都市中京区の、二条城にも近い壺屋町に建つ「MOGANA」は、日本人建築家やデザイナー、作家、職人のモノづくりを活かしたホテル。
“装いを楽しむ”をコンセプトに、館内全体や客室、インテリアやアメニティに至るまで、こだわりのデザインが取り入れられています。坪庭に施されたクチナシの壁面緑化、黒御影石や大理石を使用した床、日本の職人が手掛けた家具など、個性的ながら落ち着きある客室で、素敵な時間を楽しんでください。
「HOTEL SHE, KYOTO(ホテルシー京都)」は京都駅から徒歩10分(九条駅から徒歩1分)、東寺や伏見稲荷も徒歩圏内です。
全部で33の客室は、それぞれ異なる異なるアートとクッションで彩られています。スタイリッシュな現代風のデザインを基調としつつも、窓には障子が張られるなど、古都・京都らしさを感じることもできます。
「THE JUNEI HOTEL 京都御所西」は全8室のスモールラグジュアリーホテル。
一室一室異なるデザインで、桜やさるすべりの一本柱、坪庭、京唐紙の装飾、信楽焼の浴槽など、細部にまでこだわりが感じられる客室です。広さは40平米以上あり、優雅にくつろぎの時間を楽しめます。老舗の仕出し処による朝食もぜひ味わってみてください。
「ホテル エムズ・エスト四条烏丸」は、ホテルの立地、交通機関の利便性が抜群で、観光メインで旅を楽しみたい人にピッタリなホテル。
セミダブルタイプの客室はコンパクトな設計ですが、使い勝手がよく機能面が充実。ホテル全体のデザインだけでなく、アメニティや小物にも使いやすさや心地よさが配慮されており、快適に過ごすことへの工夫をしているデザイナーズホテルです。
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「ホテル エムズ・プラス四条大宮」は、京都市営バスの四条大宮バス停にも、阪急電鉄大宮駅、京福電鉄(嵐電)四条大宮駅へも近く、人気の観光名所への移動も楽々。
客室は全室禁煙で無料のWi-Fiもあり、デザイナーズホテルながら和室や、最大4名まで宿泊できる和洋室もあるので、小さなお子さんと一緒の旅や、靴を脱いで寛ぎたい人にもオススメです。
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河原町通りに面し、京都市営地下鉄京都市役所前駅から徒歩2分と便利な立地にある「ホテル グラン・エムズ京都」。
京都出身の銅版画家・舟田潤子氏の作品を館内に多数展示し、“感動や歓びを与えられる空間”を演出しています。12の客室はそれぞれ異なるデザインで、シングルルームから最大定員6名の和室や和洋室まで多彩。上質な眠りにこだわったシモンズ製マットレスや質の良いアメニティで快適さも追求しています。
京都駅から徒歩で約10分。外国人観光客からも人気の「ホテル カンラ 京都」は、まさに“贅沢なおこもり宿”という言葉がしっくりくるお宿です。
コンセプトは“あえてホテルの中に本物を”。木・石・銅などをさりげなく取り入れることで、これまでのホテルでは味わえない、心地良くてカッコいい空間が表現されています。また定員4名までの客室が多く用意されており、家族やグループで利用しやすいのも大きな特徴です。
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「ノク京都」は伝統的な“和”と快適な滞在のできる“洋”が絶妙にミックスされたスタイリッシュなホテルです。ミシュランガイドにも掲載されており、海外の旅行客からの評価が高いのも特徴。
京都の伝統と“雅”なイメージとともに、外国人から見た“クールジャパン”のような新しい感性を随所に感じる「ノク京都」。和モダンな客室は、空調、ベッド、アメニティなども含め、旅人にとっての便利さを追求した設計で、快適なうえ、設備や立地のわりにお値段もお手頃です。
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「ホテルグランバッハ京都セレクト」は、和の趣と洋の機能性の調和が世界各国の宿泊客から支持され、4年連続で「ミシュランガイド」に選出されたホテル。
J.S.バッハの調べの流れる洗練されたフロントロビーは、木調の素材を用いた清々しい杜(もり)をイメージさせる空間。和の文様や西陣織などを用いて、和の趣を演出した客室も好評です。高評価の朝食はもちろん、夜に無料で振舞われるお茶漬けも楽しみです。
※館内改装により2024年5月7日(火)〜9月30日(月)は休館
どれも泊まったことを思わず自慢したくなるようなハイセンスなホテルですが、これらのホテルは観光するにも便利な立地にあります。難点といえば、せっかく京都に来たのに、宿から出たくなくなってしまうかもしれないことでしょうか。
眠りに落ちる瞬間までわくわくするような、素敵な旅を楽しんでください!
2024年2月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2025/2/7更新)
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