鹿児島といえば、薩摩を代表する西郷隆盛のふるさと。「霧島温泉郷」「指宿温泉」を始め、西郷隆盛も愛した温泉が各地に存在します。その他、鹿児島を象徴する観光スポット「桜島」や絶対に外せないグルメ「黒豚&黒牛」、鹿児島ならではのB級グルメまで盛りだくさん!世界遺産「屋久島」を始めとする絶景離島スポットも外せませんね。
落ち着いたら行きたい、鹿児島の観光スポットを旅の専門家が紹介します。
旅行するのが難しい時期が続いている今、旅行気分を味わう工夫をして自宅でも楽しく過ごしていきましょう。鹿児島を訪れるなら絶対食べたいご当地グルメ『鹿児島黒豚』をお取り寄せして、鹿児島旅行気分を味わいませんか?400年以上の歴史を持つ鹿児島黒豚の甘みと旨味を是非堪能してください!
桜島は、錦江湾(きんこうわん)に浮かぶ標高1117m、周囲約52kmの火山島です。もともとは島でしたが、幾度となく噴火を続け、1914年の大噴火の際に陸続きとなりました。
桜島を築山、錦江湾を池に見立て、その自然の風景を取り入れた大名庭園「仙巌園(せんがんえん)」(磯庭園)は1658年、第19代当主島津光久(しまづみつひさ)によって造られました。眺望がすばらしいこの御殿、外観は意外にも質素ですが、内部には細かい装飾が施され、島津氏の繊細な美意識が感じられる佇まいとなっています。
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桜島ぐるり一周!絶景スポットと天然温泉掘り体験by 堀内 京子
地図を見る「桜島フェリー」の定期航路は観光に便利な24時間運航。鹿児島港〜桜島港間をわずか15分で結び、通勤時間帯などは10分おきに出航しているので市民の足としても活躍しています。
「よりみちクルーズ船」は鹿児島港から毎日1便、桜島港への片道運航。定期ルートから寄り道をして錦江湾に浮かぶ神瀬を周って大正溶岩原沖を進み、約50分かけて桜島へ向かいます。
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桜島観光にはレンタカーがおすすめ!行きは桜島フェリーに車で乗り込み、展望所や溶岩ロード、叫びの肖像などを周り、戻りは噴火によって地続きとなった垂水方面に抜けて行くルートがスムーズです。
噴火による火山灰で、笠木部分の約1mを地上に見せるのみで埋没した「黒神埋没鳥居」は必見。もともと高さ3mあった鳥居は、大正3(1914)年の大噴火の際、わずか1日で火山灰や軽石で埋め尽くされたと言われています。
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「SHIROYAMA HOTEL kagoshima」は、鹿児島市中心部の高台にあり、目の前に桜島、眼下に鹿児島市街地を臨む、絶好のロケーションに位置しています。豊かな自然や緑に囲まれた瀟洒なホテルは、観光経済新聞社選定の「5つ星の宿」や朝食のおいしい宿ホテルランキングにもランクインするなど、鹿児島屈指の名宿として知られています。
天然温泉の大浴場「さつま乃湯」にはサウナ・水風呂付きの内湯と、見晴らしの良い展望露天風呂が備わり、湯はツルツル感のある美人湯。展望露天風呂から眺める夕暮れの桜島、朝日に輝く桜島、どちらも良い眺め。
写真提供:SHIROYAMA HOTEL kagoshima
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JR鹿児島中央駅から車で約10分と便利な立地の「SHIROYAMA HOTEL kagoshima」は、鹿児島観光の拠点としておすすめです。
約80種類の和・洋ビュッフェには、地元鹿児島の食材を使用した郷土料理もふんだんに並び、きびなごの時雨煮や真鯛の刺身、さつま汁なども味わえます。種類豊富にずらりと並んださつま揚げもホテル手作りで、枝豆・チーズ・梅しそ・芋天など、それぞれ違う味わいが楽しめます。食べ比べもぜひどうぞ。
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歴史好きにお勧め!西郷隆盛の子孫に会える鹿児島「K10カフェ」by かとう とも
地図を見る幕末・明治維新の立役者として日本の歴史に名を刻む薩摩の藩士、西郷隆盛。西郷隆盛に関するスポットは各地にありますが、「西郷隆盛銅像」は毎日多くの観光客が訪れる鹿児島屈指の人気観光スポットです。
この他にも市内に点在する西郷どんゆかりの場所を観光するなら、主要スポットを巡る観光周遊バス「カゴシマシティービュー」を利用すると便利。「西郷銅像前」という銅像のすぐ目の前に停留所があるだけではなく、1日乗車券を購入すると1日中何回でもバスを利用できます。
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西南戦争(または西南の役)は明治10(1877)年、明治初期に起こった士族の反乱としては最大規模の内戦。
西南戦争最後の激戦が繰り広げられたのが現在の鹿児島市城山です。戦争のさなか被弾した西郷隆盛は、この「南洲翁終焉之地」で別府晋介の介錯によりこの世を去りました。
現在は観光客でにぎわう城山には、このほかにも「西郷洞窟」や「西南戦争薩軍本営跡の碑」など、西郷隆盛ゆかりのスポットがあります。
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温泉好きだったと言われている西郷隆盛。日置市の吹上温泉には「西郷隆盛来遊の地」像のほか、東郷平八郎書による石碑「西郷南州翁来遊之碑」などがあり、西郷隆盛ゆかりの温泉であったことがうかがえます。
県内各地に「西郷さんと温泉」の足跡は残っていますが、ここ吹上温泉には明治3年、4年そして7年と3度訪れたと言われています。1回の滞在は1か月〜40日ほど。滞在中は湯治と狩りを楽しんだと伝えられています。
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鹿児島ラーメンは九州の中で唯一久留米ラーメンの影響を受けていないとされるラーメン。人口比でのラーメン店は大変多く、特に観光客で賑わう繁華街「天文館」は名店の宝庫です。
鹿児島ラーメンの代表格の1つが「豚とろラーメン」。長時間下茹でしタレに漬け込んだチャーシューはとろとろで、もちろんとろけるだけではなく豚そのものも美味しいんです。豚骨ベースに魚介系の旨みをミックスしたコク深いスープに、中太のストレート麺が絡み、奥深い味わいになっています。
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昭和25年創業の老舗「こむらさき」は好みのわかれるラーメン。「この味でなければ」と言う熱烈ファンがたくさんいるとか。
スープは豚を中心に鶏ガラ、椎茸など多種をブレンドした白濁スープに細めのかん水なしの白いストレート麺。そして他店のラーメンと大きく異なるのがその山盛りの具。炒めた細切りキャベツやバラ肉のチャーシュー、しいたけなどが乗っていて、ちゃんぽんにも似た独特の味わいです。
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鹿児島地域のラーメン店にあって、他の地域にないサービスといえば漬物(主に大根の甘酢漬け)のサービス。やや甘めですがどのお店も非常に美味しいんです。
お店によって異なりますが、容器にたくさんの甘酢漬けが置いてあるので、自分の食べる量を取り分けて自由に食べましょう。存在自体は回転寿司の生姜の甘酢漬けのようなイメージです。各店で厚みや味付けは異なるので、観光の際にはぜひ食べ比べてみて下さい。
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2015年、明治期の日本の近代化を偲ぶことのできる産業遺産群が「明治日本の産業革命遺産」として世界文化遺産に登録されました。
構成資産には、島津光久が別邸として築造した仙巌園内の反射炉跡、尚古集成館(正式には、旧集成館機械工場)も含まれます。これは、薩摩の近代化事業が世界という枠組みにおいても高く評価されるものであったということを示しています。
集成館事業とは、幕末に欧米列強に対抗するべく新たな技術を研究・製造していた工場群の総称で、事業の真骨頂ともいえる「反射炉」は現在、石垣と基礎部のみが残っています。
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集成館事業における木炭需要増加により安政4(1857)年、火力の強い白炭を作る窯を建てることとなりました。それが現在の鹿児島市吉野町寺山自然遊歩道内に残っている「寺山炭窯跡」(てらやますみがまあと)です。
炭窯は堅牢な石積みで高さ約3m、直径約6m。2013(平成25)年に国の史跡にも指定されています。建造された往時の姿を現在に残し、苔生した石が永き歴史を感じさせる貴重な観光スポットです。
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当初、集成館事業の高炉や工場などの動力には水車動力が用いられ、拠点となった仙巌園には、園の北西に位置する下田町関吉から水を供給する疎水が築かれていました。そこでその水路を活かし隧道なども作り、全長6〜8kmの長さに及ぶ「関吉の疎水溝」が完成しました。
関吉には石を削り岩盤をくりぬいた水路が昔のまま残り、疎水溝の一部は灌漑用水として現在も利用され、集成館のある磯地区にも水路跡が残っています。
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「白熊」は、フルーツや豆類をたっぷりのせて練乳で仕上げる鹿児島発祥のかき氷。いつか鹿児島を訪れたら本場の白熊も食べてみたいと思う人も多いもの。鹿児島の「天文館むじゃき」は、白熊の生みの親であり、白熊好きからは聖地といわれ、白熊を語るうえで外せないお店。 この写真の記事を見る ≫
天文館むじゃきの白熊の美味しさは、1947年創業以来一子相伝で守り継がれてきた秘伝の自家製ミルクと蜜にあり。ふわふわに削られた氷にほどよく絡み、しっかりとした甘さとさっぱりとした後味、一口食べればわかるほかの白熊とは一線を画するおいしさです。 この写真の記事を見る ≫
鹿児島県内で唯一の水族館である「いおワールドかごしま水族館」。ジンベエザメやイルカなどのスター級の生き物から、クラゲやトビハゼなどの小さな癒し系まで揃う人気のレジャースポットです。市内中心地から近く、鹿児島観光の際に手軽に出かけられるのも嬉しいポイント。ショーや見学ツアーも充実しており、家族でもカップルでも楽しめると評判です。
人気の「青空イルカウォッチング」は、屋外で行われるイルカショー。水族館の外にある、錦江湾の海水を引き込んだ水路で行われるため、入場料を払わなくても見ることができます。
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鹿児島の象徴、桜島と錦江湾を望む「平川動物公園」。130種以上の動物たちが暮らす大規模な動物園で、希少種のホワイトタイガーや九州で唯一コアラの飼育の様子も観ることができる観光スポットです。
餌やり体験や動物たちのお散歩タイムなど様々なイベントも開催され、広い園内は一日中楽しめる規模になっています。
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慶長3(1598)年、戦国武将・島津義弘が朝鮮出兵から引き上げる際、朝鮮の陶工たちも連れて帰りました。その陶工が移り住むことになった里の一つが日置市「美山」で、開窯から窯の火を絶やさず現在も薩摩焼の里として知られます。
薩摩焼には磁器の白薩摩と陶器の黒薩摩の2種類があり、きらびやかな白薩摩に対し黒薩摩は下手物、日用雑器が多く焼かれ、庶民に親しまれる陶器でした。
美山観光での醍醐味は、もちろん薩摩焼の窯元めぐり。気に入ったものがあれば旅の思い出に買い求めてみてはいかがでしょうか。
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鹿児島の美食!JA直営の底力を堪能「華蓮」で「せいろ蒸し」by 木内 つばめ
地図を見る鹿児島観光で必ず食べたい名物「黒豚」。素材を存分に楽しめる“蒸す”調理方法で食べてみるのはいかがでしょう?
天文館にある予約必須の名店「華蓮」はJA直営のお店。ここでは箸をつけるのが勿体ないくらい美しい「せいろ蒸し」で地元食材を堪能できます。
JA鹿児島県経済連直営の店舗なので、こだわりはやはり食材。地元ブランドの黒豚と、さらに黒牛までもが1度にここで食べられるのです。タレはポン酢と胡麻の二種類。とろけるような肉自体に甘みがあるため、タレをほんの少し付けるだけでも十分おいしくいただけます。
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鹿児島で「黒」を極める!とろける黒豚、黒牛、黒酢を食べつくし!by 浮き草 ゆきんこ
地図を見る鹿児島の黒豚の中でも、霧島山麓の湧き水とサツマイモなどの飼育で育てられた霧島高原純粋黒豚は格別のおいしさ。「産直レストラン 黒豚の館」は、このご当地黒豚を存分に味わえる人気レストランです。
一番人気は「黒豚ロースかつ定食」。弾力のある赤身の歯切れのいい食感の後に、かんだ瞬間にじゅわ〜っと口の中に広がる黒豚の脂のやさしさが後から後から押し寄せてきます。満足感があるのに、食後感はとっても軽やか!
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鹿児島で「黒」を極める!とろける黒豚、黒牛、黒酢を食べつくし!by 浮き草 ゆきんこ
地図を見るきめが細かく、やわらかな肉質と美しい霜降りが高く評価される鹿児島県産黒毛和牛を食べるなら、1970年創業の老舗「焼肉厨房 わきもと」がおすすめ。
極上の黒毛和牛をリーズナブルに味わうなら、断然ランチ!中でも焼きすきランチは、牛肉を薄くスライスしてあるので、食べやすいと人気の一品。赤みが残る程度にさっと焼いて、卵黄にひとくぐりさせれば、牛肉と卵黄の甘みが口の中いっぱいに広がります。
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「ななつ星」などの観光列車が続々登場しているJR九州ですが、先駆け的存在として知られるのは「特急はやとの風」です。九州新幹線が新八代と鹿児島中央の間で部分開業した2004年に運行開始。現在では南九州の鉄道の旅に、かかせない存在となっています。
車内には乗客が自由に利用できる展望スペースとしてカウンターが設置。鹿児島中央を出発して暫くすると錦江湾ごしに雄大な桜島の姿も眺められ、その後は山間部をひた走ります。ひとつの列車で海も山も楽しめるのが嬉しいですね。
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真っ赤なボディの観光列車「いさぶろう・しんぺい号」。ちょっと変わったネーミングですが、これは明治時代の鉄道に関わる偉人の方から取られたものです。
普通車なので特急券は必要ないのですが、指定席がほとんどのため事前に座席指定券を購入しておく必要があります。この列車では日本三大車窓と呼ばれる絶景や、ループ線にスイッチバックなど山間部を走る路線ならではの旅を満喫できます。
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黒と白の特徴的なデザインの「いぶたま」こと「指宿のたまて箱」。九州新幹線の終着駅、鹿児島中央駅と指宿駅の間を1日3往復運行しています。
乗車時間は55分程と短いのですが、車内でスイーツを販売していたり、アテンダントさんが順番に回って記念撮影のお手伝いもしてくれたりするなど観光列車らしさを満喫できます。
車窓に観光スポットが登場する時は事前アナウンスもあるので、見逃さないよう注意しておきましょう。
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鹿児島では「さつま揚げ」の事を親しみを込めて“つけあげ”または“つっきゃげ”と呼びます。もともとは、その昔薩摩藩と琉球王国に交易があったころの「チギアギ(付け揚げ)」という琉球揚げかまぼこが由来ともいわれていますが、定かではありません。さつま揚げが食卓に上がることが珍しくない鹿児島は、年間消費量も当然全国一。
新薩摩の味を伝える店など25店が軒を連ねる食の観光スポット「かごっまふるさと屋台村」では、さつま揚げを始めとする伝統的な郷土料理がいただけます。
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霧島にある「霧島町蒸留所」は創業は明治44年と長い歴史を誇り、創業以来受け継がれてきた和がめで製造する伝統のかめ壺仕込みで有名。かめ壺で仕込まれたもろみはゆっくりと発酵し、やわらかな風味を持つ焼酎へと変わってゆきます。また焼酎の仕込みに使われる水も美味しさの秘密。
霧島町蒸留所の代表銘柄は何と言っても「明るい農村」。蒸し芋の香りと深いコク、そして深い風味と余韻がたまりません。また「農家の嫁」は焼き芋を原料として仕込んだ変わり種。一般的な蒸し芋で造る焼酎とは香ばしさとコクのある甘みに違いがあります!
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薩摩の小京都・知覧武家屋敷で、薩摩隼人の心意気を見る!by 村井 マヤ
地図を見る鹿児島県知覧町は、日本有数の緑茶生産地!戦前から、昭和40年頃までは紅茶の生産地でもありました。また特攻隊の基地でも知られますが、美しい垣根を有する「知覧武家屋敷群」も有名な観光スポットです。
昭和56年に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定された武家屋敷群には、国の名勝に指定された庭園が7つもあるんです。整然とした美しい武家屋敷の町並みに、薩摩武士団の中でも勇敢だったといわれる知覧の武士たちの、心意気と強さを感じてみてください。
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薩摩の小京都・知覧武家屋敷で、薩摩隼人の心意気を見る!by 村井 マヤ
地図を見る鹿児島独特の建築様式と言われる二ツ家は、元々居住用の間をオモテ、台所や囲炉裏のある部屋をナカエの別々に棟を上げていました。居住用のオモテと台所用のナカエが別々だと生活上不便なために、次第に近づけるようになったのです。
知覧では二つの屋根に小棟をつけ、それぞれの棟をつないでしまいました。これを知覧型二ツ家民家といい、民家建築文化史の面からも貴重なものと言われています。
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鹿児島県内には第二次世界大戦中に使用されていた鹿屋航空基地、特攻基地である海軍航空隊出水基地、知覧特攻平和会館があります。
かつて若い特攻隊員が祖国を守るために、自己の命を犠牲にして出撃した地にある「知覧特攻平和会館」には、特攻隊員の遺品や関係資料などが数多く展示されています。
昔を知る上で重要な施設ですので、知覧観光の際には英霊の方々を慰霊するためにも、是非訪れていただきたい場所です。
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真冬の鹿児島を彩る黄色い絨毯!菜の花×開聞岳×池田湖by 泉 よしか
地図を見る菜の花と言えば春のイメージですが、九州の南端、鹿児島県指宿市ではなんと12月下旬から2月上旬まで菜の花が楽しめます。
菜の花の季節の指宿はイベントも盛りだくさん。毎年1月前半には「いぶすき菜の花マラソン」という市民マラソン大会が、後半には「いぶすき菜の花マーチ」というウォーキングイベントが開催されています。どちらも市内の菜の花が咲くエリアをコースとして、花満開の中でスポーツを楽しむことができます。
池田湖からは菜の花の黄色い絨毯と湖、開聞岳を一度に望めるので観光におすすめです!
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真冬の鹿児島を彩る黄色い絨毯!菜の花×開聞岳×池田湖by 泉 よしか
地図を見る「イッシーくん」って知っていますか?
実は九州最大の湖であるこの湖には、巨大未確認生物が生息すると言われています。その名も池田湖の「イッシーくん」。
複数回の目撃情報があり、中には20人以上で一斉に目撃したとの証言も!遠くてはっきりとは写りませんでしたが、写真やビデオ撮影に成功した人もいます。指宿観光で運が良ければ、イッシーが悠々と泳ぐ姿が見ることできるかもしれませんね。
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鹿児島県指宿市にある無人島「知林ヶ島」では、3月〜10月にかけて海の中から道が現れる不思議な現象が起きて、実際に本土と知林ヶ島とが砂の道によって陸続きになるのです!
道の正体は「砂州(さす)」と呼ばれるもので、流れる水で運ばれてきた砂が堆積したもの。あの有名な天の橋立もこの砂州によって生まれた景色なんですよ。距離にして約800メートル、指宿観光では砂州を歩いて知林ヶ島へ渡ってみましょう。
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鹿児島観光でぜひ体験したいのは、100年以上昔から指宿に伝わるという、有名な「砂むし温泉」。
温泉で55度前後に温められた砂で体全体を覆い尽くし、じっとすること15〜20分。適度な温かさが発汗を促し、毒素を排出してくれます。さらに、砂の圧力が心臓の働きを刺激、熱で血管も拡張するため、血液の循環も活性化するというダブル効果が。この砂むし温泉、なんと通常の温泉入浴の3倍以上の効能が期待できるとか!
写真提供:休暇村 指宿
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指宿市に砂蒸し温泉を体験できる施設はいくつかありますが、おすすめは日帰りで気軽に楽しむことができる「砂蒸し会館 砂楽」。貴重な天然の砂蒸し温泉を楽しめるほか、お土産や浴室、食事処に休憩所などを備える、いわゆるスーパー銭湯のような大型施設です。
錦江湾と大隅半島を見渡せる波打ち際で、開放感ある青い空の下カラフルなパラソルを立て、波の音をBGMに聴きながら埋まる砂蒸し温泉は最高に気分がいいですよ。
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「砂むし温泉」は海岸に湧く湯(塩化物泉)であたためられた砂の中に寝る蒸し湯で、江戸時代後期から湯治に利用されてきました。現在、歴史ある入浴法に新しいスタイルが加えられ少しずつ注目を集めています。
「指宿フェニックスホテル」ではデトックス温泉入浴とお顔のケアが同時に出来る究極のタラソテラピー、タラソ顔パックを体験することができます。パックをした浴後のつるつるとした肌は、化粧ノリが全く違うんですよ!
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指宿のご当地グルメで外せないのが、温泉卵を使用した丼料理の「温たまらん丼」。名前の由来は卵の「たま」と美味しくてたまらないの「たま」だとか。
どのお店も趣向を凝らした「温たまらん丼」を提供しているのですが、せっかくの鹿児島観光だから黒豚も食べたい!と言う方にもオススメなのが、「元祖指宿らーめん二代目」の「温たまらん丼」。柔らかく煮込んだ黒豚チャーシューがたっぷりご飯の上に乗り、さらに温泉卵がオン!甘めの秘伝のタレがクセになる一品です。
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「両棒餅(ぢゃんぼもち)」とは焼いた餅に甘辛いタレをからめたもの。みたらし団子に近い味ですが、一般的なみたらし団子は白玉粉で作られることが多く、もち米で作った両棒餅とは食感に違いがあります。両棒餅の方がもちっとした感じで、味もやや甘め。
作家・向田邦子さんも鹿児島に住んだ時にこの両棒餅を愛し、代表的随筆『父の詫び状』の『細長い海』に描写が残っています。
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「あくまき」とは「灰汁巻き」とも言い、灰汁汁につけたもち米を竹皮で巻いて蒸し上げた南薩摩地方の伝統菓子です。灰汁に漬け込むこと、竹皮で巻くことによって殺菌効果が増し、保存食としても重用されていたとされ、500年程前から食べられていたという説もあります。
もち米なのでやはりお餅に近いですが、水分は多いのでもう少しジューシー。味は灰汁のえぐみや苦味がほんのりあって、そこがまた独特の風味となっています。
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野外アート作品と撮影できる!「鹿児島県霧島アートの森」by 一番ヶ瀬 絵梨子
地図を見る鹿児島空港から車で約20分、霧島山麓の標高約700mのところに「霧島アートの森」はあります。自然を生かして整備されたこの野外美術館は、手を触れてもよい作品が多く展示されていることが大きな特徴の観光スポットです。
野外展示作品は23点もありますが敷地面積は約13haと広大なので、実際に行ってみると作品が点在しているという印象です。案内図を見ながら展示場所をチェックしていくと効率的ですが、カメラ片手に散策しながら宝探し気分で作品を探していくのも楽しいでしょう。
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JR九州・肥薩線の「嘉例川(かれいがわ)駅」は、明治36(1903)年の開業当時の駅舎が残るレトロな駅。平屋造り切妻屋根は横に長く、ぴかぴか輝く瓦と黒い横板が重厚感をかもしだしています。
待合室、事務室、切符売り場など建設当時のままの造作がよく残っており、貴重な明治期の遺構として、平成18年に国の登録有形文化財に登録されました。
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旅には様々なスタイルがあると思いますが、日本人で最初に新婚旅行をしたと言われる坂本龍馬のルートを巡ってみるのも一興です。
道の駅霧島に隣接している「霧島神話の里公園」は、少し高台にある駐車場から桜島や開聞岳まで一望できる素敵な場所。頂上にある「展望広場」からは絶景が広がり、そして目の前には龍馬とおりょうさんが二人で登ったと有名な高千穂峰が見え、龍馬たちが引っこ抜いたと言われている日本神話に登場する天逆鉾のレプリカが置かれています。
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寺田屋事件で負傷した坂本龍馬が療養のため湯治旅行をすることとなるのですが、この旅が龍馬とおりょうが結婚した直後だったことから、日本初の新婚旅行といわれるようになったといわれています。
鹿児島の旅で2人がもっとも長く逗留した「塩浸温泉」は刀傷に良いとの定評があり、龍馬は左手の傷を癒したと伝えられています。現在でも石坂川沿いの塩浸温泉敷地には龍馬らが入浴したといわれている小さな湯船が残されています。
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坂本龍馬のゆかりの地の霧島に来たら、高千穂峰が一望できる峠の茶屋で「龍馬ラテ」など飲んでみてはいかがでしょうか。
霧島峠の「峠茶屋」は、いわばローカルなファミリーレストラン。もっと観光客が沢山来ても良さそうな場所ですが、実際は地元の人がランチを食べに、ゆったりとくつろぐ姿が多くみられる店。開放感のある大きな窓からは、高千穂峰(たかちほのみね)や韓国岳などが一望出来る穴場スポットです。
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超貴重な炭酸&硫黄の温泉!鹿児島県「霧島湯之谷山荘」by 温泉ソムリエぐっち
地図を見る全国的に有名な温泉地である霧島温泉郷は9つの温泉地の総称です。
その中でも特に温泉好きの間で評価の高い温泉が、湯之谷温泉にある「霧島湯之谷山荘」。1940年(昭和15年)開業の湯治場で、霧島温泉の中心地より霧島神宮方面へ1km少々離れた場所に位置します。
内湯には檜造りの浴槽が3つ。一番奥が温かい浴槽で強めの硫黄泉、一番手前が炭酸と硫黄を含んだ冷たい浴槽、そして中央が温かい温泉と冷たい温泉が混ざりあったぬるい浴槽になります。炭酸泉と硫黄泉を一度に味わえる温泉はとても希少なんですよ。
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森林浴と癒し時間を満喫できる貸切露天!鹿児島・霧島「旅行人山荘」by ふるかわ かずみ
地図を見る鹿児島県・霧島温泉郷の高台にある丸尾温泉「旅行人山荘」。宿泊も人気ですが、特に人気が高いのが立ち寄りでも利用OKの貸切露天風呂。4つある露天風呂は、それぞれロケーションや造り、眺めなど趣が違います。
一番人気の「赤松の湯」は広々とした2つの浴槽と、まわりの緑の木々とのコントラストが美しい圧巻のロケーション。見た目はコバルトブルーですが、入浴すると真っ白な湯の花が大量に舞い、乳白色に変化します。
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硫黄谷温泉「霧島ホテル」は超ド級の温泉が有名な老舗ホテル。前身の「霧島館」は、坂本龍馬がおりょうと共に宿泊したと伝えられています。
硫黄谷庭園大浴場と名付けられた温泉施設は霧島に湧出する14の泉源から温泉を引いており、1日の湧出量は何と8万石(約1,400万リットル)という驚きの湯量。とにかく広い浴場に豪音と共に注がれる大量の湯は圧巻です。
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鹿児島の観光名所として知られる「霧島神宮」。日本神話に登場する神、「瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)」が地上に降り立った天孫降臨伝説が残る地であり、現在パワースポットとしても多くの方が訪れています。
御祭神は「瓊瓊杵尊」、相殿に后神の「木花開耶姫命(このはなさくやびめのみこと)」をはじめ神代の初代天皇「神倭磐余彦尊(かんやまといわれびこ)」=神武天皇などの七柱の神が祀られています。
ゆっくり時間をかけ霧島の四季折々の自然を堪能し、新鮮な空気を吸いながらのんびりお参りください。
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天孫降臨の地として有名な霧島神宮は、訪れるだけでそのパワーを感じることができる観光スポットです。
大鳥居から表参道へ入り一番最初に目に付くのは、国歌にも出てくる「さざれ石」。
さざれ石とは、小さな石が永い年月をかけて大きな巌になったものといわれています。薩摩が国歌『君が代』と、国旗の日の丸の発祥の地といわれていることから、霧島神宮に奉納されたんだそうですよ。
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鹿児島県福山町は温暖な気候、良質な水に恵まれ、江戸時代より天然亀壺仕込みによる黒酢醸造が盛んな黒酢の郷。ガイドブックなどでも圧巻の壺畑が紹介されるなど、観光地としても見ごたえ十分です。
黒酢は玄米と麹と良質な水が原料で、仕込みが終わると屋外の亀壺の中で発酵・熟成され、黒酢の匠・杜氏の手により一つ一つ手作業により濃厚・芳醇な黒酢となります。
「黒酢本舗桷志田(かくいだ)」の敷地内には広大な壺畑が広がり、希望があれば見学や黒酢についての説明を受けることも可能です。
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施設の2階は日本初の黒酢レストラン。壺畑を見下ろす立地で、コーヒー以外全ての料理に黒酢が使われているという徹底ぶりの料理がいただけます。
「コーヒー以外……」と言う通り、デザートにももちろん黒酢が使われています。日によって変わりますが、プリンは上のカラメルが黒酢を煮詰めたものになっており、甘酸っぱいけれど酸味はあくまでほんのり、不思議とプリンとよく合います。
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九州最南端の岬として有名な観光名所「佐多岬」に、縁結びのパワースポットである「御崎神社」があります。起源は、第43代・元明天皇(661年〜721年)の治世、708年(和銅元年)3月に神託によって岸壁の洞窟に新たな浜宮として開設されました。
どんな交通手段を利用しても、駐車場から10分程度の勾配のある道を自らの足で進みます。簡単には訪れることが出来ないからこそ、御利益もあるのでしょう。大自然のエネルギーも豊富な縁結びのパワースポット「御崎神社」に是非、足を運んでみて下さい。
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薩摩半島の最南端に位置する岬「長崎鼻」。ウミガメの産卵地になっていることから、浦島太郎が龍宮場へ旅立った場所として伝えられています。
岬の先端には灯台が立ち、敷地内に鎮座する「龍宮神社」は、まさに浦島太郎に出てくる、龍宮城をモチーフとしためずらしい神社。浦島太郎伝説にちなみ乙姫様が祀られており、出会いの神様として、また家内安全・商売繁盛・航海安全といった守り神として、多くの参拝者が訪れています。
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鹿児島県の薩摩半島の南、南九州市頴娃(えい)町の「釜蓋(かまふた)神社」は、雄大な東シナ海と開聞岳を望める番釜海岸にあり、入江の岩礁が突き出た場所に建てられています。正式名称は、射楯兵主(いたてつわものぬし)神社と言います。
観光客が訪れる理由にはユニークな参拝方法にも秘密が。釜蓋を頭に乗せて祈願する参拝スタイルがテレビや雑誌で紹介されて話題となり、参拝者が続々と増えています。
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鹿児島県肝属郡(きもつきぐん)南大隅町佐多の「佐多岬」は、本土最南端の岬として知られる観光名所です。
展望台からは岬と、明治初期に建てられた日本最古の灯台。緑、海、雲、空のコントラストが眼に鮮やかに映えます。天気のよい時には、種子島や屋久島も観ることが出来ますよ。
せっかく鹿児島に来たなら、ぜひ本土最南端の地に立って雄大な景色を眺めてみませんか?
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南大隅町佐多馬籠にある「ホテル佐多岬」は、本土最南端のリゾートホテル。朝陽が海から昇り、天気の良い日には種子島も望めるといった景色も最高の場所に建っています。ホテルの前には突堤もあり、早朝や夕刻の散歩に最適。
半潜水型水中展望船「さたでい号」の発着所と同様に「ホテル佐多岬」でも“佐多岬到達証明書”を発行してもらえます。観光の記念にぜひ手に入れたいですね!
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JR日本最南端の駅「西大山駅」からは、薩摩富士と呼ばれる開聞岳が大きくそびえ立つ姿を見ることが出来ます。その姿は、まるで巨大ピラミッド型に見えることから、最近パワースポットとして注目されるようになりました。
この開聞岳は、海上交通における大事な目印であったことから海の門とも言われ、開聞岳の「かいもん」の名の由来となったと言われています。駅には珍しい「幸せを届ける黄色いポスト」もありますよ。
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世界一美しいロケット発射場「種子島宇宙センター」は見所満載!by 肥後 球磨門
地図を見る鹿児島県種子島の南端にある種子島宇宙センターは、種子島空港から車でおよそ50分、西之表港からおよそ1時時間10分で到着します。
広大な太平洋を背景に芝生の緑が美しい敷地は総面積970万平方メートル。センター敷地内には「大型ロケット発射場」、「ロケット組立棟」などがあり、一部立ち入りが制限されている場所はありますが、車で自由に敷地内を移動できます。
事前に予約すればセンター内を専用バスで案内してくれる無料見学ツアーが行なわれているので、参加してみてはいかがでしょうか。
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穏やかなビーチからは想像できませんが、奇岩の広がる浜田海岸一帯には、太平洋の荒波が作り出した海蝕洞窟「千座(ちくら)の岩屋」があります。
こちらの名前の由来は、千人座れるほど広いことから。干潮時には洞窟の奥まで入れるので、ぜひ観光で入場して欲しい場所です。洞窟の中から見える海のキレイさは感動もの。洞窟内の探検も楽しく、潮の満ち引きに神秘を感じる事が出来ます。
天文12年(1543年)、種子島の南端、門倉岬にポルトガル人を乗せた明国籍の船が漂着したことが鉄砲伝来と言われています。当時の島主である種子島時尭(ときたか)が、彼らが所持していた鉄砲を購入し、その製法を学ばせ1年足らずで国産化に成功しました。
観光地としては、門倉岬に鉄砲伝来の碑が、西之表市の「種子島開発総合センター」鉄砲館に火縄銃などが展示されていますので、歴史に興味のある方は必見です。
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スタジオジブリの大人気作の一つ『もののけ姫』の舞台のモデルとなったのは、「屋久島」の苔むす森。通称もののけの森と呼ばれ、「白谷雲水峡(しらたにうんすいきょう)」という渓谷の中にあります。映画を作る時に宮崎駿監督が何度も訪れたそう。
白谷雲水狭の最大の見どころ苔生した森、通称もののけの森までの距離は約3.5kmで、所要時間1.5時間ほどのトレッキングです。山の中とはいえそこまで高低差があるわけではなく本格的な装備が必要でもないので、初心者で自信がないという方にもおススメです。
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現在発見されている中で最大の屋久杉といえば、その名も高き「縄文杉」ですね。標高1,300メートルにそびえたつ、樹高30メートル・幹周16.4メートル、樹齢はかなり幅がありますが、2000年〜7200年ともいわれています。
名前の由来は縄文時代から生きていたという説や、幹の造形が縄文土器に似ているからなど諸説ありますが、目の前に立てばそんなことはどうでもよくなるほどの、圧倒的な存在感です。
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世界遺産としてあまりに有名になった「屋久島」。ほとんどの観光客が縄文杉を目指しますが、屋久島の魅力的な山や森を、縄文杉だけで満足してしまうのはもったいない!
登山としては健脚向けで九州最高峰の「宮之浦岳」と、景色の素晴らしい「永田岳」。また、登山経験者におすすめの穴場「花山歩道」など、心奪われる大自然がまだまだたくさんあるんです。
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7つの有人島からなる鹿児島県十島郡十島村「トカラ列島」へのアクセスは、鹿児島本港南埠頭、もしくは奄美大島の名瀬港に発着する「フェリーとしま」に乗船します。
鹿児島本港南埠頭を発着する便が週2回出ていますが、船の発着時間は季節によって前後することもあるので、観光の際には事前に必ず確認しましょう。
フェリーとしまはトカラ列島の各島を経由し、所要時間は向かう島によって異なりますが約6時間〜15時間!のんびりとした船旅も、なかなかよいものですね。
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「トカラ列島」は黒潮本流に近いため、黒潮に乗って様々な回遊魚が訪れます。程良い流れがあるときは、ボートからロープに沿って潜行すると、すぐにギンガメアジの壁に出会えます。
更なる大物を求めて泳ぎだすと、マンタ、マダラトビエイ、アカウミガメに遭遇し、ツムブリの群れに巻かれ、メジロザメを追いかけ、盛りだくさんなダイビングです。
運がよければ、ハンマーヘッドシャークの群れに出会えることもあるんですよ。
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「悪石島」の盆踊りは旧暦7月7日から踊り始め、旧暦7月13日まで稽古を兼ねて踊り続けられます。旧暦7月14〜16日が本番で、公民館や総代の家、墓地等で踊られます。
旧暦7月16日の盆踊り終盤、太鼓の音と共に登場するのが仮面の神ボゼ。ボゼが持っている棒で赤土を塗ってもらうと悪霊祓いになると言われ、女性がお腹を突かれると子宝に恵まれるという言い伝えがあります。
2018年に“来訪神(らいほうしん) 仮面・仮装の神々”の一つとしてユネスコ無形文化遺産に登録された、迫力満点の奇祭です。
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鹿児島県鹿児島郡三島村硫黄島(いおうじま)にある超ワイルドな温泉。温泉ファンなら誰もが一度は訪れたいと思う秘湯中の秘湯「東温泉(ひがしおんせん)」。絶景の混浴露天風呂(水着着用可)は硫黄島の南、天狗鼻の近くにあります。
景観、立地、泉質、湯量すべてにおいて他島の温泉を凌駕する極上の露天風呂。海を臨む吹きさらしの岩礁に湯船が作られており、北風の強い日は波が湯船まで吹き上がります。
歴史ある絶景の露天風呂、是非一度体験してみてはいかがでしょうか?
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小宝島には「湯泊温泉」という絶景の温泉があり、何と入浴料は無料!石鹸などの備品はありませんが、24時間入浴可能です。
目の前に広がる海を独り占めできる醍醐味。人がいないので恥ずかしがって入る心配もありません。風呂桶がすべて浮き球を切っただけという、野生味あふれる感じもたまりません。
目の前の海にそのまま入ることができるので、しばらくシュノーケリングして温泉に飛び込む、なんて楽しみ方もできますね。
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屋久島の「平内海中温泉」は、干潮時5時間程度しか顔を出さず、それ以外の時間は海の中へ沈む、その名の通りの海中温泉です。
岩風呂の先は大海原。干潮時以外は海に沈むので岩風呂にも波や水しぶきが入ってきます。温泉成分表によれば源泉の温度は46.5℃ですが、海水も入ることもあって温度は変化します。浴槽は4つで足元湧出もある完全かけ流し温泉。無色・透明で弱い硫化水素臭いをやや感じる程度の単純温泉です。
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鹿児島県の離島「奄美大島」は、原生林が残る緑豊かな島ですが、絶景ビーチも多い島なんです。特に奄美大島の空の玄関口「奄美空港」から半径10km圏内には絶景ビーチが集中しており、飛行機を降りたらすぐに絶景ビーチ巡りもできちゃいます。中でも空港から直線距離でわずか3kmにある「土盛海岸」は奄美大島屈指の絶景ビーチ。
またビーチ周辺にはリゾートホテルからペンションまで宿泊施設も充実しているので、飛行機を降りてからわずかな移動でリゾートライフを始めることができます。
写真提供:一般社団法人 あまみ大島観光物産連盟
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奄美大島は東洋のガラパゴスともいわれ、希少な動植物が生息し、自然のパワーを島全体から感じられる観光客に人気の島。
そんな奄美大島で今話題なのが、「ハートロック」。波うち際の岩場に出来た潮だまりの形が、見事なハート型に!自然が作り出した愛の形が見られるという、ハッピーの象徴のような場所なのです。
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"ブルーエンジェル"海岸は必訪!奄美大島で憧れのスローライフを体験by Nami Kita
地図を見る奄美大島では数々のマリンスポーツを体験することができますが、中でも他ではなかなか体験することができないのがマングローブ探検です。
マングローブの森の中、カヌーを自分で操縦しますが初めての人でもガイドが手引きをしてくれるので安心。二人乗りのタイプもあるので子供でも参加できます。奄美群島国定公園特別保護区に指定され、奄美の人々に親しまれつつ、守られている雄大なマングローブの森は一見の価値ありです。
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奄美群島エリアの隠れた名島として人気なのが、沖永良部島です。緑深い亜熱帯の森を散策し、150ヶ所以上もあるエラブブルーのビーチでリラックス…。むき出しの大自然を楽しめるだけでなく、オトナ女子に響く癒し系スポットも増加中です。
沖永良部島は隆起サンゴ礁の島なので、ハブが1匹もいません。ビーチサンダルのままでも、安心して森の中に入っていけます。写真のトトロが出てきそうな場所は、隠れ家ビーチ・トゥモロ浜入口。ウェディング用のフォトスポットとしても人気で、木の下に立った瞬間から、全身浄化されているような不思議な感覚になります。
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地底に広がる神秘の絶景!鹿児島・沖永良部島「銀水洞」で感動のケイビング体験を!by SAORI GRAPH
地図を見る珊瑚礁が隆起して出来た沖永良部島には現在分かっているだけでも大小200から300の洞窟が存在し、そのバリエーションの豊富さと美しい鍾乳石群で「ケイビングの聖地」とも言われています。
沖永良部島最高峰の洞窟「銀水洞」のハイライトは巨大リムストーンプール!真っ白なリムストーンは透明度の高い水で満たされており、それをライトアップすることで水が青く染まりこのような絶景が姿を現すのです。
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冬でも奇跡は起こる?!憧れの与論島・幻の「百合ヶ浜」へby Mayumi Kawai
地図を見る「与論島」は沖縄にとても近い離島で、沖縄本島からは直線距離で約23km。同じ鹿児島県の離島よりも沖縄が近いんです。
与論島の東岸に現れる「百合ヶ浜」。大潮などの潮が大きく引く時間しか現れない、まさに「幻の島」です。潮の干満によっては大きな砂の島になることもありますが、逆に小さい砂の島になれば、まさに「自分だけの無人島」感覚を味わうことができます。
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西郷隆盛の故郷として知られる薩摩国は、藩主の島津家と共に約700年の歴史を築いてきました。日本の歴史に偉功をとどめる薩摩文化は、今でも鹿児島各地に遺されています。
せっかく鹿児島観光をするのなら、各地に遺る薩摩文化を辿りながら旅行をすると、もっと楽しめるかも?今回ご紹介したスポットを参考にし、落ち着いたら、訪れてみてくださいね!
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(2024/3/19更新)
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