スーツケースの選び方教えます!おすすめ5選を元添乗員が徹底レポート

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スーツケースの選び方教えます!おすすめ5選を元添乗員が徹底レポート

スーツケースの選び方教えます!おすすめ5選を元添乗員が徹底レポート

更新日:2018/04/11 11:04

藤井 麻未のプロフィール写真 藤井 麻未 元秘境系海外旅行添乗員、トラベルライター

「スーツケースを買いたいけれどどうやって選んで良いか分からない」とよく相談されます。同じようにも見えるスーツケースですが、ちょっとしたポイントでストレスなく使えるか否かが大きく変わってきます。今回は、仕事柄様々なスーツケースを見てきた筆者が実際に使用し、デザインのオシャレさも含め自信をもってオススメできるスーツケースとその選び方のコツをご紹介しましょう。

    パリの名門!ハイセンスでバランスのとれたDELSEY CHATERET HARD+

    パリの名門!ハイセンスでバランスのとれたDELSEY CHATERET HARD+

    提供元:DELSEY公式ショッピング

    http://www.delseyjapan.jp/

    1946年創業、フランス・パリで生まれたDELSEÝ(デルセー)は日本での知名度はまだそれほど高くはないものの、世界的には第二位のシェアを誇るフランスの名門ラゲージメーカーです。

    DELSEYの特徴は、大人が持ちたいフレンチテイストのデザイン性。オススメはCHATERET HARD+(シャトレハードプラス)です。重厚すぎずそれでいて程よい高級感と上品さを備え、カジュアルにもフォーマルにもビジネスにも活躍します。素材はドイツバイエルン社製の最上級ポリカーボネイト。傷や汚れも付きにくい独特のエンボス加工が高級感を醸し出し、タグ、ハンドル、ロゴには本革を使用。大人の上質感が漂います。

    パリの名門!ハイセンスでバランスのとれたDELSEY CHATERET HARD+

    提供元:DELSEY公式ショッピング

    http://www.delseyjapan.jp/

    また、あって欲しい機能が過不足なく備わっているバランスの良さもオススメの理由。内部には両側にクロスベルトと開閉時に荷崩れを防ぐカバー、ハンガーフックがついており内装の使いやすさには評価が集まります。

    電車や坂道などで非常に便利なキャスターストッパー機能も付き、日本製ダブルキャスターは静音性と走行性に優れています。更にジッパー部分はナイフなどで切り裂き難いダブルファスナーとなっているなど堅牢性も備える優れもの。

    パリの名門!ハイセンスでバランスのとれたDELSEY CHATERET HARD+

    提供元:DELSEY公式ショッピング

    http://www.delseyjapan.jp/

    これら必要十分な機能と使いやすさ、デザイン性が備わってお値段は71リットルで3万円台とかなりお値打ち。しかし安っぽさは微塵もなく、要所に使われたレザーや素材感、アイボリーやチョコレートなどエレガントでフレンチテイストなカラーのお陰で上質に見えるだけでなく、フランス老舗メーカーのプライドをかけた丁寧な造りが実質を伴っています。女性にも男性にもオススメできるでしょう。

    あのブランドならでは!VICTORINOX Spectra Medium Expandable

    あのブランドならでは!VICTORINOX Spectra Medium Expandable

    写真:藤井 麻未

    続いては、なんとマルチツールのブランドとして有名なVICTORINOX(ヴィクトリノックス)から。このブランドがスーツケースを出していることをご存知の方は少ないかもしれませんが、実はVICTORINOXのトラベルギアは非常に優秀です。イチオシはSpectra Medium Expandable(スペクトラミディアムエキスパンダブル)。

    ブランドマーク付きボディーはシンプルながらマットでスタイリッシュな素材感。レッドとブラック、ネイビーの三色展開で女性男性問わずカッコ良く持つことができます。

    同じヨーロッパのハイエンドスーツケースではリモワも人気ですが、難点は同じものが非常に多いということ。VICTORINOXはあまり見かけないのでロスバゲ(ロストバゲージ)や取違いを気にするフリークエントトラベラー、スーツケースで個性を出したい方にも魅力的です。

    あのブランドならでは!VICTORINOX Spectra Medium Expandable

    写真:藤井 麻未

    ポイントは桁違いに容量がアップするエキスパンダブル機能。中央のベルトを伸ばせばなんと47%も容量がアップします。62リットルから90リットル前後までアップするため、一週間程度を目安としながらかなり幅広い旅行シーンに使える優れものです。

    価格としては高級の部類に入りますが、スリムな見た目とは裏腹に大きさの違うスーツケース2個分のパフォーマンスなので大いに価値アリ。エキスパンド部分は特殊素材により非常に丈夫です。万が一穴が開いたとしてもそこから広がることはありません。

    あのブランドならでは!VICTORINOX Spectra Medium Expandable

    写真:藤井 麻未

    そして、片面開きのフロントアクセスドア。片面開きは筆者が重要視するポイントでもあります。左右に荷物を詰めるタイプは場所をとりますし、重量があれば閉めるのも一苦労。しかし片面開きは場所をとらず楽に荷物の出し入れが可能です。空港などで急遽整理をする際にも中身が丸見えになりません。

    更にマルチツールのブランドらしく、このスーツケースには細かな部分に工夫が光ります。フロントドアに固定ストラップが付きドアを支えなくとも開けたままにできる点や、折り畳み傘やペンなどを収納できるポケットや仕切りなど痒いところに手の届く工夫に思わず「便利!」と唸ってしまいます。

    最高峰のパフォーマンス!AMERICAN TOURISTER TECHNUM SPINNER68

    最高峰のパフォーマンス!AMERICAN TOURISTER TECHNUM SPINNER68

    提供元:アメリカンツーリスターオフィシャルサイト

    http://www.americantourister.jp/detail/travel/deta…

    数あるスーツケースの中でトップクラスにコストパフォーマンスが高いものが高級スーツケースメーカー、サムソナイト傘下のブランドAMERICAN TOURISTER(アメリカンツーリスター)TECHNUM(テクナム)シリーズです。サイズは汎用性の高い68がオススメ。

    最高峰のパフォーマンス!AMERICAN TOURISTER TECHNUM SPINNER68

    提供元:アメリカンツーリスターオフィシャルサイト

    http://www.americantourister.jp/detail/travel/deta…

    このスーツケースのポイントは、まず見た目以上の容量です。収納力に優れたモデルとしてデビューしたテクナムは非常にコンパクトながら見た目を超える大容量を実現。更にエキスパンダブル機能により10リットル近くも容量がアップします。上述のVICTORINOXとまではいかないにしても、旅先でお土産や荷物が大幅に増えた場合も十分対応でき、筆者は4日程度から10日前後の海外旅行まで幅広くカバーしていました。

    最高峰のパフォーマンス!AMERICAN TOURISTER TECHNUM SPINNER68

    提供元:アメリカンツーリスターオフィシャルサイト

    http://www.americantourister.jp/detail/travel/deta…

    素材はポリカーボネイト100%で強度もあり、4輪キャスターはダブルホイールで自在な走行が可能。内部は必要十分な仕切りとポケット、カバーが付き、この容量で3キロ台という驚異の軽さ......どれも標準以上の満足度です。

    細かいエンボス加工の施されたデザインはシンプルなので男女問わずどんなファッションにも馴染み易く、価格帯は2万円〜4万円のボリュームゾーンに位置します。

    サムソナイト傘下の有名ブランドなのでしっかり保証も付いていながら、リーズナブルなので高級スーツケースのように傷や汚れが気になって使い難いということもありません。機能、容量、強度、軽量化四拍子をこの価格で実現したコスパ最高峰の数少ないスーツケースの一つです。

    驚きのひと癖!個性派キャリー ZUCA PRO Travel

    驚きのひと癖!個性派キャリー ZUCA PRO Travel

    写真:藤井 麻未

    まるで機材を運搬しているかのような独特のフォルムが特徴のZUCA(ズーカ)は、2004年アメリカはカリフォルニアで主婦が発案したという変わり種。個性的な見た目ですが、その使い方が実はとても便利。メイクアップアーティストやキッズ、日常使いなどに向けたキャリーなど様々な種類がありますが、トラベラーにオススメするのは機内持ち込みサイズ対応のプロトラベルシリーズです。

    驚きのひと癖!個性派キャリー ZUCA PRO Travel

    写真:藤井 麻未

    ZUCA最大の特徴といえば、スーツケースの上に座れるということ。他にもいくつか座れるスーツケースはありますが、ZUCAほど「きちんと」座れるものはありません。その安定性、座り心地ともにまるでスツールそのもののようです。なんと136sまで耐えられ、タイヤを2輪のみにしたことでしっかり地面に立てられ安定します。また持ち手が完全に収納され上面が広いため、お尻をしっかりと落ち着けられます。これらの工夫によりZUCAは座れるスーツケースの中では最も完成度が高いといえるでしょう。

    ちょっとした待ち時間、お年寄りや子供が一緒の場合、飲み物や鞄を置いたりするのにも使えます。また大きめのポリウレタン製キャスターが衝撃を吸収してくれ、驚くほど走行が静かです。フレームは堅牢ですが生地はナイロンを使用しているため重みもさほど感じません。ナイロンは丈夫かつ手入れも簡単です。

    驚きのひと癖!個性派キャリー ZUCA PRO Travel

    写真:藤井 麻未

    続いての特徴としては、専用ポーチを引き出しのように積み重ねて収納するという他に見たことのない縦型収納。この仕組みが慣れるととても効率的なのです。また、あちこちに様々なポケットがついており充実の収納力を誇ります。奥行きがある代わりに横幅がスリムなので狭い通路などストレス無く移動できるのも魅力の一つと言えるでしょう。

    アルミ合金のフレームに堅牢でシンプルなデザインもZUCAならでは。このスタイリッシュさはアーティストやスポーツ選手などにも好まれているのだとか。2〜3泊程度の国内旅行やビジネスにも重宝し、他と違ったスーツケースを持ちたい個性派や男性にもオススメです。

    日本の職人技が魅せる!自分だけの至高のトランク エンドー鞄 HOKUTAN

    日本の職人技が魅せる!自分だけの至高のトランク エンドー鞄 HOKUTAN

    写真:藤井 麻未

    思わず目をひく鮮やかな発色とレトロなフォルムが印象的なスーツケース、それが日本最古の老舗鞄メーカーが手掛けるHOKUTAN(ホクタン)シリーズです。中でも昭和初期に一世を風靡したファイバー製トランクの復刻版retro classics(レトロクラシック)はまさに普遍的な美しさ。一生モノの旅のお供になることでしょう。

    HOKUTANシリーズを製造するのは兵庫県豊岡市で200年近くの伝統を誇る日本最古の鞄メーカー「エンドー鞄」です。その源流は文政7年(1824年)に遡り、確かな技術に裏打ちされた伝統の鞄づくりを現代に至るまで受け継いでいます。

    現在有名ブランドも含めほとんどが東南アジア等の海外で製造されている中、HOKUTANシリーズのスーツケースは純日本製。工程のほとんどは熟練の職人たちの手作業によるものです。精密に作られた細部に至るまで、そこには長年培った経験とMade in Japanのクラフトマンスピリッツが光ります。

    日本の職人技が魅せる!自分だけの至高のトランク エンドー鞄 HOKUTAN

    写真:藤井 麻未

    HOKUTANシリーズの魅力は、英国王室御用達の高級スーツケースブランドGLOBE-TROTTERと同じヴァルカナイズド・ファイバーを素材としている点。この素材は高純度のパルプ繊維原紙を特殊加工したもので、レトロ感漂う独特の風合い、軽量で高い耐久性が特徴です。

    コーナーや持ち手に貼られたヌメ皮、金の金具との相性も抜群で、エレガントかつ上質なトランクは旅先で注目を浴びること間違いありません。純国産の高品質なトランクとあってお値段はしますが、ファイバー製の魅力は一生モノだということ。傷や経年変化も魅力のひとつとして半永久的な寿命を誇ります。

    日本の職人技が魅せる!自分だけの至高のトランク エンドー鞄 HOKUTAN

    写真:藤井 麻未

    日本では昭和初期に流行し、世界ではヨーロッパを中心に探検家が活躍した頃のレトロな「大陸鞄」。HOKUTANのretro classicsは古典的な形はそのままに、自在に動く4輪キャスターや3段階に調節できるハンドル、鍵部分にはTSAロック(オーダー時要相談)を付け現代用に機能性もアップしています。

    HOKUTANシリーズは基本的に受注ごと、パターンオーダーで製造されます(完全オーダーメイドも可能)。少し赤みを帯びたブラウンやノーブルなブルーなどは金のリベットと相性抜群。思わず眺めていたくなる美しいトランクが出来上がります。また12色のフランス伝統色から選べるallureのカラーをretro classicsに使うことも可能。好みの形とカラーを合わせ、自分だけのスーツケースを作ってみては。

    スーツケースの価格帯

    スーツケースの価格帯

    写真:藤井 麻未

    スーツケース選びにおいて最も重要なことは、自分にとって納得できるコストバランスであるかどうかです。高価なハイブランドのスーツケースを買ったら良いかといえばそうではなく、プチプラ並みに安いものを選べばお得かというとそうとも言えません。何故なら、仕事柄様々なスーツケースのロスバゲや破損対応をしてきた筆者としては、スーツケースが運搬中に破損するかどうかは運でしかなく、高級でも一度で壊れることがあり安物でも長年もつことが十分考えられるからです。

    スーツケースの価格帯

    写真:藤井 麻未

    品質を担保する最低限の金額(60〜70リットル程度で2万円以上)は必要でありながら、一定以上の高額(5万円以上)になると実質破損のリスクはほぼ変わりません。それにブランドやデザイン、機能の好みなどを加味して納得できる価格帯を決めれば良いでしょう。高額なスーツケースの場合は、機内持ち込みサイズを購入し預けずに手元に置いてロスバゲや破損を防止するという手もあります。

    おわりに

    今回は筆者が仕事またはプライベートで実際に使用し良いと感じたイチオシのスーツケースをご紹介しました。スーツケースを選ぶ際のポイントは、外観はデザインやカラーの好み、素材としてはポリカーボネイトの割合またはファイバーや皮など特殊なものか、機能としてはエキスパンドやキャスターストッパー機能の有無、スタイルとしては片面開きか両面開きか、内装としてはポケットやバンドの数と位置、両面開きの場合蓋裏にカバーがあるか否かです。

    是非以上に注目して選んでみて下さい。お気に入りのスーツケースが見つかれば旅はもっと楽しくなるはず!さて、次回の旅先はどこにしましょう。

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