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もうひとつの「宿泊」のカタチ 民泊

民泊(みんぱく)とは?

民泊とは、一言で言えば“一般の民家に泊まること”。「ホームステイ」とは違って、“留守にしている間の家や空き室を貸す”スタイルが民泊利用としては多くなっており、英語では「バケーション・レンタル」とも言われます。

普段味わえない非日常的な体験や、その土地ならではの文化や生活を重視する旅行者が増えてきており、洗練されたホテルでの滞在ではなく、短期間でも「現地の人のように生活できる」というところが民泊の人気の理由の一つ。ホテルではなかなか味わえないような個性的な施設に泊まれるところも魅力です。

そうした「民泊をしたい個人」と「民泊として貸したい個人(=ホスト)」を繋ぐ「予約サービス」が国内外で続々と誕生しています。特に国内では訪日観光客の大幅な増加を受けて、従来のホテル施設が足りなくなってきており、報道等でも民泊が「有効な宿泊方法」として注目を受けています。

民泊のメリット

  • 現地で暮らすような滞在ができる

    現地の人が実際に住んでいるエリアに泊まることができるので、自分もついそこで生活しているように感じられる旅が出来るのは民泊の大きな特徴の一つと言えるでしょう。例えば、パリのマダムのように朝のバゲットを穴場のパン屋さんに買いに行ったり、カナダの大自然の中にある家の暖炉でじっくり体を温めながら好きな本を読んだり・・・、色んな姿の自分に出会えることも出来るでしょう。

  • 現地の人や旅人たちとの交流も

    例えばルームシェアタイプの場合は、その家で暮らす家族とホームステイのように交流を楽しめたり、ドミトリータイプの場合は、そこを訪れる旅人たちと色んな話をすることも出来るかも。ホテルの様な個室の宿泊では味わう事ができない、旅の体験ができるのも民泊の魅力の一つです。

  • 普通では泊まれないような個性的な場所にも宿泊できる

    民泊は多様な施設があります。一般的な住宅施設以外に、オシャレなデザインのアパート、プール付き別荘、懐かしい雰囲気の農家や牧場、そしておとぎ話に出てきそうなお城まで、きっと思い出に残るような「非日常的な」体験もすることが出来ちゃいます。

  • 現地の体験ができるかも

    ホスト(=貸し手)によって、面白い体験ができる現地ツアーやプランを用意してくれることもあります!農家のようにファーム生活を楽しみたい方、現地の料理を作ってみたい方‥etc。可能性は限りないですね。

  • ホテルが満室でも空いてるかも

    人気の旅行先だと、ホテルはなかなか予約が出来ない場合もありますよね?民泊は物件数が多く、選択肢がグンと広がるので、予約のストレスも大幅に減らすことが出来るでしょう。

専門家50人が考える「民泊」とは?

トラベルjpナビゲーターに聞いてみました

  • 民泊を使って旅してみたい?

    民泊を使って旅行をしたことがある14% 民泊を使った事は無いが使ってみたい67% 民泊を使って旅行はしたくない19%

    旅行のプロは8割が民泊肯定派!
    好奇心旺盛な方や、普通の旅行じゃ物足りない方にはオススメ出来るかも。

  • 民泊で泊まってみたい場所は?

    7割以上が「非日常的な施設」への回答に集中!やはり折角泊まるなら、民泊の特徴であるバラエティに富んだ施設への宿泊をしてみたいようですね!

  • 民泊の旅行で期待することは?

    民泊の特徴である「豊富な種類の施設」「現地での交流・アクティビティ」「費用の安さ」への回答が多かったものの、ホテルや旅館の代替手段としてはあまり考えておらず、「民泊利用ありき」で考えている専門家が多いのが分かります。

  • 民泊での旅行を誰と体験したいですか?

    気心が知れた家族や友人、一人旅での利用を望む声が多い一方、「両親」と答える人は少数派。ホテルや旅館と比べるとサービス面やホスピタリティを心配する声も多そう。

疑問や不安を解決「民泊Q&A」

新しいサービスゆえのトラブルへの不安や仕組みへの疑問をトラベルjpが解説します!

  • Q

    民泊と民宿の違いは?

    民泊 民宿 なにが違うの?

    「民宿」は「旅館業法」と言う法律の下、施設の設備やスタッフの配置などに一定の条件が設けられ、必ず行政の許可を取った施設として運営されるのに対し、「民泊」は、一般の個人宅を中心とした宿泊なので、個人との取引となります。
      最近は、個人のやり取りである民泊を支える予約サイトが台頭し、簡単に民泊先を見つけることが出来るようになったため、民泊の注目が高まっています。

  • Q

    民泊って怖くないの?

    支払方法とか大丈夫かな?個人同士の取引なの?

    今までの旅行の仕方と異なるので、不安に思う人がいるのは当然ですよね。
    元々、個人の間で行われていた交渉ややりとりを民泊予約サイトを通じて行うことにより、安心できる環境が整ってきました。多くのサイトがFacebook等と連動することにより、ホストの個人情報を確認し、利用者は評価をすることが出来るようになっています。予約サイトを通じて支払いもできるので、個人間での取引で起こりがちなトラブルも避けられます。

  • Q

    誰かが住んでる人の家に泊まるの?

    物件によって「ルームシェア」という形の民泊もありますが、ホテルのように自分だけの部屋を提供するホストもたくさん居ます。また、自分が留守の時に家や別荘ごと貸したいホストも居ます。
    「ルームシェア」といっても、様々な形があります。寮やドミトリーみたいな施設もあれば、キッチンやバスルームは共用の施設もありますので、民泊を予約する時は物件の条件をよく確認してみましょう!

  • Q

    民泊は安いの?

    安い施設もあれば、高額の施設もあります。施設によって様々な価格帯の施設を選べるのも民泊の魅力の一つです。例えば、お金を節約したい家族連れの方やバックパッカーの方なら、一泊1,000円程度の施設もあります。逆に、セレブの気分で旅行したい方なら、豪華な別荘も楽しめます。最近、米国の歌姫・ビヨンセが約1,000,000円の民泊の部屋を借りたというニュースも話題になりました。

  • Q

    決済方法は?

    予約サイトによってそれぞれ異なる決済方法がありますが、自身のクレジットカードを登録し専用の決済プラットフォームを通じて行うことが多くなっています。サイトで直接支払いをすることで、ホストにもゲストにも安心しながら交渉を進められます。サイトによっては、万一トラブルが起きた場合の保証等も充実しています。予約をするときは、必ず各サイトの決済・保証ポリシーを確認しましょう!

  • Q

    どうやって予約するの?

    1. プロフィールを作成

    2. 旅行先のエリアを検索

    3. 予約サイトを通じて
      ホストに連絡

    4. ホストが承認して
      予約完了

    予約サイトごとにやり方がありますが、一般的には自身のプロフィールを登録することから始まります。場合によっては、IDを確認できる書類のコピーも必要となります。プロフィールが充実していればいるほど、ホストさんの信頼を得やすくなりますので、プロフィール登録は慎重に行いましょう。信頼できないプロフィールの場合は、ホストから断られる場合もあります。
    プロフィールを登録したら、旅行先のエリアをから施設を検索し、気になった物件の条件を確認。問題が無ければ、予約したい日程を予約サイトを通じてホストに申し込みます。その後、ホストの承認が成されると、予約が完了します。
    キャンセルポリシーは予約サイトやホストによって異なりますので、決済を行う前に必ずご確認ください。

旅行の専門家が思う「民泊」とは?

  • トラベルjpナビゲーター

    さと しほ さん

    プロフィール・掲載ガイド

    「安いから選ぶ」となると、ホテルや旅館などの営業を阻害する可能性があるので、価格ではなく「新しい発見や体験をしたいから選ぶ」という旅行者が増えてほしいと思う。
    民泊は、適正価格で安全に思い出に残る体験を提供でき、双方にとって満足できるものであって欲しい。
    私は、旅行者として大分県の農家に農村民泊をした際、自分が食べる分の野菜を収穫し、食べきれないほどの手料理や自家製ワインをいただき、五右衛門風呂にも入らせてもらって、のんびり思い出に残る田舎の一晩を過ごしました。

  • トラベルjpナビゲーター

    鮎川 キオラ さん

    プロフィール・掲載ガイド

    利便性や快適性を求めるならホテル。
    民泊には「ホテルでは体験できないその土地の空気感」を感じることができる。例えば以前経験したニュージーランドのホームステイでは、子どものいない都会派夫婦の家、アンティーク家具に囲まれた老夫婦の家、とにかくBBQ好きな豪快な大家族など、同じ都市にいながら泊まる家で全然雰囲気が異なる。
    民泊って、当たりハズレあるかもしれないけど、ホストファミリーの家へ滞在するような感覚だと思う。

  • トラベルjpナビゲーター

    旅猫 ぱんきち さん

    プロフィール・掲載ガイド

    例えば、地方移住を希望する人向けのイベントやツアーは、リタイア世代向けのものが多い。そこで期待したいのが「民泊」。
    特に個人のお宅や農家などに滞在すれば「暮らすように旅する」ことができる上、宿泊代も低料金。
    現地の方とのコミュニケーションをとることで、移住へのネガティブ面を確認でき、移住後のイメージがしやすくなるはずだ。

  • トラベルjpナビゲーター

    鶴長 あき さん

    プロフィール・掲載ガイド

    私の住む台湾では元々マンション一室を大家が一部屋ずつ貸すような場合が多く、民泊に対しての社会の意識も日本より寛容的な気が。
    台湾ではデザイン性に凝った部屋や一棟貸しの家など、単にホテルの代替ではない人気の施設も多く、私も一棟貸しの施設などは家族とぜひ利用してみたい。

  • トラベルjpナビゲーター

    吉田 彩緒莉 さん

    プロフィール・掲載ガイド

    タイでは民泊がかなり前から当たり前だったこともあり、長期滞在も含め気軽に使っている。
    ホテルがとても高いシーズンに安定した安さであることはもちろん、ビジネス旅行の場合は目的地に近い場所もすぐ探せ便利。
    タイの場合はコンドミニアムのフロントがオーナーの代わりに対応してくれるので、掃除はコンドミニアム内のメイドさんが対応。
    チェックインの対応でオーナーと連絡が取れないという事はなくとてもスムーズ。

  • トラベルjpナビゲーター

    HIRATA ERIKO さん

    プロフィール・掲載ガイド

    中央ヨーロッパ諸国では民泊が普及していたので、何度か利用している。今の日本では安全面と衛生面にやや不安があるのでまだ利用していないが、クチコミが増えて安心だと判断できる場所があれば泊まってみたい。子連れの場合、キッチンや洗濯機を使えるアパートメント型の宿が便利なのですが、日本国内では少ないので、別荘型の普及を期待。