奄美大島ってどんな島?どこにあって、どう行くの?旅の前に知っておきたい基本情報を、アクセスや気候とあわせてご紹介します。
マングローブ林をカヌーで巡る
アマミブルーの海でダイビング
ナイトツアーで希少な生物に出会う
認定ガイドと一緒に原生林を散策
絶景を眺めてパワーチャージ
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奄美大島は鹿児島県に属し、九州と沖縄本島のほぼ中間に位置する南の島です。黒潮の影響を受けた温暖な気候で、透明度の高い海と亜熱帯の森が広がり、日本とは思えない自然景観が魅力。2021年には世界自然遺産にも登録され、希少な動植物や独自の文化が残る“日本最後の秘境”とも呼ばれています。
亜熱帯海洋性気候で年間を通して温暖多湿、降水量が多く7〜10月頃までは台風に注意が必要。冬でも半袖で過ごせる日がありますが朝晩は冷え込むので、脱ぎ着して体温調整しやすいアウターを準備しましょう。
奄美大島へのアクセスは羽田・伊丹・福岡など全国主要空港から直行便があり、所要時間は約2〜2.5時間。鹿児島経由の乗継便やフェリーも利用でき、旅行スタイルに応じたアクセスが可能です。空港から市街地や観光地への移動はレンタカーが便利です。
奄美大島を訪れるなら外せない、自然や文化の魅力が詰まった定番スポットと穴場を厳選!絶景や体験を通じて、ここでしか味わえない特別な時間を楽しめます。
あやまる岬観光公園
公園の広い敷地内には観光案内所のほか展望台やグラウンドゴルフ場、遊具エリア、海水プールなどがあり、1日たっぷり遊べます。
住所鹿児島県奄美市笠利町大字須野682
アクセス奄美空港から車で約10分
金作原(きんさくばる)
手つかずの原生林が残る金作原は、太古の時代にタイムスリップしたような気分になれる人気スポット。観光には認定エコツアーガイドの同行が必要です。
住所鹿児島県奄美市名瀬朝戸金作原
アクセス奄美市内から車で約30分
ホノホシ海岸
打ち寄せる波に洗われて丸くなった石が敷き詰められた、珍しい海岸。波に玉石がさらわれるたびに、ゴロゴロと変わった音が鳴ります。
住所鹿児島県大島郡瀬戸内町蘇刈
アクセス奄美空港から車で約2時間
土盛海岸
通称ブルーエンジェルと呼ばれる、白い砂浜と濃いグリーンの海が美しいビーチ。奄美空港から一番近い海岸で、アクセスしやすいのもポイントです。
住所鹿児島県奄美市笠利町土盛
アクセス奄美空港から車で約6分
大島紬村
製造工程の見学や泥染め体験など、奄美大島の伝統工芸品である大島紬について学べる施設。敷地内の亜熱帯植物庭園も見どころのひとつ。
住所鹿児島県大島郡龍郷町赤尾木
アクセス奄美空港から車で約20分
奄美群島国立公園ビジターセンター 奄美自然観察の森
広大な敷地内で奄美特有の植物や昆虫などを観察でき、展望台からは美しい龍郷湾を一望。じっくり巡るなら園内ガイド(有料)の事前予約がおすすめ。
住所鹿児島県大島郡龍郷町龍郷字フクヒリ1233番地3
アクセス奄美空港から車で約40分
黒潮の森 マングローブパーク
国内2番目の広さを誇るマングローブ原生林。カヌーに乗ってマングローブ林を観賞できるほか、セグウェイ体験やグラウンドゴルフも楽しめます。
住所鹿児島県奄美市住用町石原478
アクセス奄美空港から車で約70分
ハートロック
干潮時にだけ姿を現すハート型の潮だまりで、恋愛パワースポットとして話題。※2025年○月現在、砂で埋没していて見られません。
住所鹿児島県大島郡龍郷町赤尾木
アクセス奄美空港から車で約30分
奄美パーク
施設のメインとなるのは奄美の歴史や文化などを学べる奄美の郷と、田中一村記念美術館。展望台からは新旧奄美空港の滑走路を一望できます。
住所鹿児島県奄美市笠利町節田1834
アクセス奄美空港から車で約5分
倉崎海岸
奄美屈指の美しさを誇るビーチで、白い砂浜ではサンゴのかけらを見つけることができます。遠浅の海で、シュノーケリングスポットとしても人気。
住所鹿児島県大島郡龍郷町芦徳
アクセス奄美空港から車で約25分
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1
写真:JTB
THE SCENE
奄美大島・喜界島
★4.44
瞑想やヨガ、ストレッチなどのアクティビティを楽しめるウェルネスリゾート。客室はすべてオーシャンビュー!ホテル前のヤドリ浜にはウミガメが生息しています。
2
写真:楽天トラベル
Miru Amami(奄美大島)
奄美大島・喜界島
★4.69
全室ヴィラタイプでプライベート感を重視した滞在が可能。併設のレストラン「アマナリ」では奄美大島の海と山の幸を活かした極上メニューが楽しめます。
3
写真:JTB
奄美リゾートばしゃ山村
奄美大島・喜界島
★3.84
ホテル棟のほかにコテージもあり、旅行スタイルに合わせて選べるのが魅力。海に面したレストランでは、開放的な雰囲気の中で奄美大島の郷土料理や海鮮などを味わえます。
奄美大島ではヴィラがおすすめ!
プール付きのヴィラやグループで泊まれる一軒家など、いつもとちょっと違う旅行を楽しむなら民泊がおすすめ!プライベートビーチで遊んだりホストとの交流を楽しんだり、特別な時間を楽しみましょう!
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東京や大阪、福岡などの主要空港から直行便が就航しているほか、鹿児島と那覇からはフェリーが運航しています。フライト時間は東京から約2時間、大阪から約1時間30分、鹿児島から約50分です。
観光のベストシーズンは3〜11月。海で遊ぶなら梅雨明け〜7月頃がおすすめです。トレッキングや街歩きがメインなら、暑すぎない3〜5月頃。冬はあまり冷え込まず、1〜3月はホエールウォッチングが楽しめます。
冬でも温暖で、天候によって日中は半袖で過ごせることも。ただし朝晩は冷え込むので薄手のジャケットなど、脱ぎ着しやすいアウターを持参しましょう。アクティビティに参加するなら、動きやすい服装がおすすめ。
4〜6月と、9〜11月が比較的リーズナブルと言われています。天候に恵まれれば海水浴もできる、10・11月が特におすすめ。ただし台風シーズンと重なるので、余裕を持った旅程を組むと安心です。
南北に長い奄美大島は島のあちこちに観光スポットが点在しているので、最低2泊3日は確保しておきたいところ。2日目はマングローブカヌーやダイビングなど、アクティビティをたっぷり満喫しましょう。
メインとなるのはマリンアクティビティ。アマミブルーの海で本格的なダイビングからシュノーケリングまで楽しめます。マングローブ原生林を訪れるアクティビティは、カヌーとトレッキングがセットのツアーが人気。
蒸し鶏などの具材を盛ったご飯に鶏がらスープをかけた鶏飯は全国的に有名。このほか油ぞうめんや山羊汁など、鹿児島(内地)と沖縄料理の影響を受けたユニークなグルメがそろいます。
1年を通して現れ、ツアーに参加すれば高確率で遭遇できます。例年5月上旬から7月下旬には産卵のため、島内各地の海岸に上陸します。
黒糖を使ったお菓子や焼酎が人気。アマミノクロウサギをモチーフにしたクッキーやぬいぐるみも奄美大島ならでは。鶏飯をフリーズドライしたインスタント食品も、郷土料理を手軽に自宅で味わえるのでおすすめです。
島内の公共交通機関はバスのみで、複数の路線バスが運行。主要なホテルは空港〜ホテル間の送迎サービスがあります。島内を自由気ままに巡るならレンタカーの利用が便利です。
世界自然遺産に登録された奄美大島は自然や文化を学べる施設やツアーがそろうので、“旅育”の目的地にぴったり。オンザビーチのホテルが多いので、海水浴が気軽に楽しめるのも魅力です。