写真:やま かづ
地図を見る青の洞窟へは対岸の前兼久(まえがねく)港からツアーボートに乗ってアクセスすることができます。10分ほどの船旅ですが、これが結構楽しいんです。潮風を切ってボートは対岸の真栄田岬に向かって一直線!気分がどんどん盛り上がります。
ちなみに、前兼久港には幾つかのツアー会社やダイビングショップがあり、どの会社が主催しているツアーの料金にもウェットスーツ、ライフジャケット、ゴーグル、フィン(足ヒレ)の貸出料金が含まれています。多少、海水が冷たくても泳ぎに自信がなくても、ウェットスーツがあれば大丈夫です。ウェットスーツを着ることで体温が保持されますし浮力も増しますので、快適に安心して海中散歩を楽しむことができるんです。
写真:やま かづ
地図を見る青の洞窟の入り口は真栄田岬の崖の下にあり、海水で半没しているので陸地から直接入ることはできません。ですから、ツアーボートは入り口近くに係留。ツアー参加者はボートから直接海に入って、泳ぎながら洞窟へ接近することになります。
洞窟近くの海は既に抜群の透明度です。ゴーグルを通してみると海底の様子が手に取るようにうかがえます。色とりどりの小さな魚たちも群れになって泳いでいるのがよくわかります。
写真:やま かづ
地図を見る写真で見る以上に、思っている以上に青い!神秘的!幻想的!
洞窟はドーム天井になっており、その入り口はすでに青く輝いています。これは太陽の光が海面を通り抜けて洞窟内の海底に反射し、それがライトアップ効果となって入り口付近でさらに青く輝いているように見えるからです。
それもこれも海の透明度がなせる業、本当に素晴らしいの一言です。
写真:やま かづ
地図を見る洞窟内部は全長約30メートル、奥のほうへは光が届かないため薄暗く、海中探索を楽しむことはできません。また、訪れる人が多い場合は、混雑を避けるために入り口からは左回りの一方通行で進んでいきます。
一旦、奥まで行って、そこから入り口へ戻りますが、入り口に近づくにつれて足元がどんどん明るくなり、海面が青白く輝いているのに気づきます。
「はい!ポーズ!」
青の入り口で記念撮影!フラッシュをたくため残念ながら海面の青さは半減していますが、それでも青い!
写真:やま かづ
地図を見る洞窟を出ると、改めて海の青さ、透明度の高さを実感します。
そして、そぐそばにはたくさんの魚たちが集まっていることに気づきます。人気のクマノミを見つけることもできますよ。
ここでやっておきたいのは、もう一つのお楽しみ、魚の餌づけでしょう。餌になるパンを手に持って海中で揺らせば、魚たちは少し警戒しながらも寄ってくること間違いありません。
初めて魚の餌づけをした人なら気づくことがあります。結構、魚の歯って鋭いんです。ぱくっと指先に食いつかれると赤い歯形が残ることも。大きな魚が近づいて来たらご注意くださいね。まあ、それも楽しいんですが。
青の洞窟は、地元の人には「クマヤーガマ」と呼ばれていて、かつて台風が接近した際には、漁師さんが漁船の退避場所として使っていました。
そんな青の洞窟へは、当然、ボートでアクセスするほかに歩いて向かうこともできます。ただし、ゴーグル、フィンを持って足場の悪い岬の岩場を進むことになります。
また、ツアーによっては海中散歩しながら洞窟に向かうものもあります。
洞窟へのアクセスもいろいろ、それもまた楽しみの一つ。あなたにあったツアーに参加して、沖縄旅行のワンポイントにしてみませんか。
ちなみに、青の洞窟へは個人で行くこともできますが、洞窟は崖の下にあり地形が複雑ですので、ツアーに参加して地元のガイドさんに案内してもらうのが一般的です。
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この記事を書いたナビゲーター
やま かづ
プライベートでの渡航歴は、東南アジアを中心に200回以上、渡航国はのべ350カ国を数えます。海外旅行の趣味が高じて機内食会社に勤務、航空会社のさまざまな機内食に接し、世界各国の食習慣や食文化を学びまし…
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