2015年に開山1200年の節目を迎えた和歌山県にある高野山の真言宗・金剛峯寺。開いたのは、社会の授業で誰もが聞いたことがあるはずの弘法大師・空海。
「弘法も筆の誤り」「弘法は筆を選ばず」と書道に関連した諺でも有名な弘法大師。浜松にある曹洞宗の舘山寺も弘法大師・空海にゆかりのある寺院です。
810年に開創されますが、1870年に明治政府の神仏分離令により一旦、廃寺。1890年に秋葉寺の住職・牧泰禅和尚を招き、秋葉寺の出張所を置くという名目で再興されます。真言宗の伝統を引き継ぎながら曹洞宗の祈願寺となるわけです。
左手、西側の奥へと進むと恋愛のパワースポット「縁結び地蔵」があります。
恋愛の願掛け絵馬が所狭しと奉納されている「縁結び地蔵」は圧巻です。
その起源は、広い意味での人と人との縁を結ぶといったお地蔵様。最近では、恋愛の縁結びの地、パワースポットとして、芸能人やタレントの方も多く訪問。
絵馬や御守などが販売されている御守授与所の壁には、テレビや雑誌で扱われた写真や記事などが掲示されています。御守付きの「恋愛おみくじ」もあるのでお試し下さい。
舘山寺の本堂から山道を歩くこと5分程で、「穴大師」と呼ばれる、眼病平癒のパワースポットである霊穴に到着。もともとは古墳時代の石室で、弘法大師・空海が21日間こもって修行をし、石仏を刻んだと伝えられています。
頭上に注意しながら、低く屈んでゆっくりと進んで下さい。数歩入ると燭台が並んだ空間が広がります。こちらに小さな石仏がありますので、是非ご自身の眼で確認してみて下さい。
御守授与所の東側に階段の登り口があります。受付などの手続きはありませんので、まずは最上階まで上ってみましょう。最上階の手前と大梵鐘の隣の二箇所に注意書きがあるので、よく確認してから手前の賽銭箱に志納金100円を喜捨します。
心を静めて一打してみて下さい。鐘の音が舘山寺温泉の一帯に響き渡ります。
弘法大師・空海ゆかりの場所。恋愛成就祈願のパワースポット「縁結び地蔵」。眼病平癒の「穴大師」。と魅力のいっぱい詰まった寺院「舘山寺」。
他には、一休さんの愛称で知られる一休宗純のお母様が書かれたと伝わる手紙や、初代総理大臣である伊藤博文が寄贈した梵鐘も保存されています。
喧騒を離れ、緑豊かな浜名湖の畔にある浜松「舘山寺」で、「恋」や「瞳」にパワーを充電してみて下さい。
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(2024/10/15更新)
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