ワイン&美食!メルボルン近郊の名醸地ヤラバレーで楽しむワイナリーツアー

ワイン&美食!メルボルン近郊の名醸地ヤラバレーで楽しむワイナリーツアー

更新日:2018/06/29 11:23

坂元 美鈴のプロフィール写真 坂元 美鈴 フードライター
メルボルンを訪れたなら、ぜひとも足をのばしたいのがヤラバレー。フランスのシャンドンはじめ、80以上ものワイナリーが集まるオーストラリア有数の名醸地です。冷涼な気候と良質な土壌によって育まれるぶどうから作られるワインは世界的にも高い評価を得ており、風光明媚な高原風景とワインテイスティングが楽しめるワイナリーツアーも頻繁に催行されています。今回はその一例の代表的なツアーを紹介します。

ワイン三昧・チーズ&お菓子工場見学など多彩なツアーあり

ワイン三昧・チーズ&お菓子工場見学など多彩なツアーあり

写真:坂元 美鈴

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多くの旅行会社が多彩なツアーを催行しているなかでも、かの有名なシャンドンを訪れる巡るツアーがやはり人気。今回紹介するのはオーストラリアン・ワインツアー・カンパニー主催のツアーで、シャンドンを含む4ヶ所のワイナリーを巡り、16種のワインティスティングと豪華ランチ付の、とにかく飲みたい!という人におすすめの内容。そのほかチーズ工房やお菓子工場見学なども組み込まれたグルメ寄りのツアーなど、あまり飲めない人も気軽に参加できるツアーも用意されています。

いずれにせよ、牧歌的な美しいぶどう畑の眺めを楽しむだけでも参加する価値あり!ときおり野生カンガルーがぶどう畑を横切っている姿を見かけることもありますよ。

ヤラバレーの新星ソウマで8種をテイスティング

ヤラバレーの新星ソウマで8種をテイスティング

写真:坂元 美鈴

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メルボルンから約60km、風光明媚な高原地帯に大小のワイナリーが点在するヤラバレー。広大なブドウ畑の合間をバスで走り抜け、まずはソウマワイナリー(SOUMAH Winery)へ。シャルドネ、ピノ、シラーのほか、イタリア北部と似通った冷涼な気候を利用してサヴァロー、ネッビオーロなども栽培するワイン愛好家に注目される新星ワイナリーで、日本にも紹介されています。こちらでは若きオーナーの説明を聞きながら8種の白・赤・ロゼをテイスティング。王道品種に加え、ブラケットやヴィオニエなどちょっと珍しい味の飲み比べができるのもワイナリーツアーならではですよね。

ご当地ワインと豪華ランチに舌鼓

ご当地ワインと豪華ランチに舌鼓

写真:坂元 美鈴

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続いて農園レストランも併設するロックフォードワイン(Rochford Wine)で7種のワインティスティングとランチタイム。こちらではオーストラリアでポピュラーな赤のスパークリングもしっかり堪能できます。ランチはトラウトサーモンの燻製、ラムの煮込み、パスタ、チキンソテーのなかからメインを選び(メニューは時期によって変わります)、さらにお好みのワインをグラスにたっぷりと。ガラス越しに広大なぶどう畑を臨みながらおいしいランチとワインに舌鼓!の至福の時間が過ごせます。

かの有名なドメイン・シャンドンでスパークリングワイン!

かの有名なドメイン・シャンドンでスパークリングワイン!

写真:坂元 美鈴

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フランスのシャンパンメーカーとして有名なモエ・エ・シャンドンがオーストラリアでワインの生産地に選んだのがココ、ヤラバレー。そのドメイン・シャンドン(Domaine Chandon)はとにかく人気で、いつ訪れても多くの人で賑わっています。こちらではチーズのおつまみと、4種の代表的なスパークリングワインのなかから好みの1種をテイスティング。また別料金でテイスティングし放題のコースも用意されています。ステーキや生ガキ、生ハムなど、ワインと合わせたいレストランメニューも充実しているので、お腹に余裕があればお試しを。さすがシャンドン!の期待を裏切らないお味です。

テイスティングはまだまだ続く!

テイスティングはまだまだ続く!

写真:坂元 美鈴

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最後にその歴史は1800年代にまで遡るパント・ロード・ワイン(Punt Road Wines)へ。こちらではスタッフがワイナリーの歴史をひもときつつレクチャーを。テイスティングのおかわりも出来ますが、ここまで来ると大半の参加者はしっかり飲んでいい感じに酔っ払っている状態。2015年アワード受賞のピノノワールを片手に、どこまでも広がるぶどう畑と高原の美しい風景に身を委ねましょう。

ワインも風光明媚な風景もグルメも!

今回紹介した内容は典型的なツアーの一例で、目玉となるシャンドンは必ず訪れますが、それ以外のワイナリーは時期や催行会社によって変動します。いずれにしても何種類ものワインテイスティングに加えてグルメ&風光明媚なヤラバレーの風景も満喫できる満足度の高い内容となっているので、メルボルンを訪れたらぜひヤラバレーに足を延ばしてみてくださいね。

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/01/02 訪問

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