京都の世界遺産3つを巡る「きぬかけの路」と喋るゆるキャラ「きぬか怪(ケ)さん」

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京都の世界遺産3つを巡る「きぬかけの路」と喋るゆるキャラ「きぬか怪(ケ)さん」

京都の世界遺産3つを巡る「きぬかけの路」と喋るゆるキャラ「きぬか怪(ケ)さん」

更新日:2016/10/04 09:33

金長 たぬ子のプロフィール写真 金長 たぬ子 調理師、京都検定3級

「きぬかけの路(みち)」は、金閣寺から龍安寺(りょうあんじ)、仁和寺(にんなじ)の三つの世界遺産を結ぶ観光道路。真夏に雪が見たいと言う宇多天皇のために、衣笠山に絹をかけたという故事に由来すると言われる「きぬかけの路」ですが、実は世間にはあまり知られていない、ちょっと怖いもう一つの説が‥‥。今回は「きぬかけの路」の見どころと、かなり不気味‥でも憎めないレアなゆるキャラ「きぬか怪さん」をご紹介します!

のんびり歩こう世界遺産ロード「きぬかけの路」!!

のんびり歩こう世界遺産ロード「きぬかけの路」!!

写真:金長 たぬ子

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京都の「きぬかけの路」は、「金閣寺」から衣笠山(きぬがさやま)に沿って「龍安寺」を通り「仁和寺」へと続く、3つの世界遺産を巡る全長2.5キロの観光道路。日頃運動不足の方には特におススメ!「きぬかけの路」をのんびり歩いて、世界遺産・国宝めぐりを楽しんではいかがでしょうか。特に庭園の美しさは、どちらのお寺も本当に素晴らしいですよ!

出発地点の「金閣寺」から「龍安寺」まで徒歩で約16分。「龍安寺」から「仁和寺」までは約11分くらいです。「金閣寺」から約10分くらいの間は町なかで、おみやげ物屋や飲食店も多く賑やかですが、途中「立命館大学」「堂本印象美術館」を過ぎると人や車も少なくなり、緑豊かな散策にピッタリな散歩道になります。

「立命館大学」辺りから少し南に入ると、「等持院」や「妙心寺」などの名高い寺社もたくさんあり、この辺りは平安時代から鎌倉、室町時代にかけて隆盛を誇った皇族貴族の歴史を今に伝える観光地域です。

「きぬかけの路」のスタートは、栄華を極めた黄金御殿「金閣寺」から!

「きぬかけの路」のスタートは、栄華を極めた黄金御殿「金閣寺」から!

写真:金長 たぬ子

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国内はもとより、世界から観光客が訪れる京都の定番観光スポット、「金閣寺」こと「鹿苑寺(ろくおんじ)」が、「きぬかけの路」の出発地点です。

「鹿苑寺」は室町幕府3代将軍、足利義満によって建てられました。
金閣と呼ばれるのは三層からなる舎利殿。きらびやかな金箔が張り巡らされているのは2層目と3層目。貴族文化の寝殿造で造られた1層目だけが木造で、武家が貴族より上だという義満の序列意識の表れと言われています。

金色の舎利殿が鏡湖池に映る光景は、まさにこの世の極楽浄土!時間をかけてゆっくりの散策がおススメです。そして境内をぐるっと回った後は、「不動堂茶屋」でのひと休みはいかがでしょうか。お抹茶と一緒にいただくのは、金閣寺限定の金箔入りのお菓子!絶品ですよ!

エリザベス女王も絶賛!「龍安寺」で神秘の石庭を観る!

エリザベス女王も絶賛!「龍安寺」で神秘の石庭を観る!

写真:金長 たぬ子

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金閣寺の周りはおみやげ物屋や飲食店も立ち並び賑やかですが、10分ほど歩き「立命館大学」「堂本印象美術館」を過ぎると景色は一変し、衣笠山山麓の緑に囲まれた気持ちのいい散歩道になります。しばらく歩くと、2つ目の世界遺産「龍安寺」に到着です。

「龍安寺」は室町時代に細川勝元が創建した禅宗寺院。「虎の子渡し」と呼ばれる枯山水の石庭は、エリザベス女王が絶賛したことでも有名です。石庭に着いたらまず全体を眺め、左の主石から順に15個の石を眺めてみましょう。石は水の流れを表し、主石を源流にゆったりと流れていると言われています。さて、あなたは何を感じるでしょうか!?あまりに有名なこの石庭ですが、実は造られた年代も作者も不明、謎に包まれたお庭です!

3つ目の世界遺産は最高位の門跡寺院「仁和寺」‥‥んっ?きぬか怪さん!

3つ目の世界遺産は最高位の門跡寺院「仁和寺」‥‥んっ?きぬか怪さん!

提供元:きぬかけの路推進協議会

http://kinukake.com/about.html地図を見る

きぬかけの路、最後の世界遺産は御室桜(おむろざくら)で有名な「仁和寺」です。お花見シーズンは大変な賑わいですが、普段はこの辺り、しっとりと落ち着いた京都を楽しむことができます。龍安寺を出て10分余り歩くと、とても立派な仁王門が見えてきます。その高さは18.7m。京都三大門のひとつです。

「仁和寺」は888年創建で、真言宗御室派の総本山。代々皇族が門跡を務め、京都御所の紫宸殿を移築した金堂は国宝。五重塔や御殿など見どころ満載です。

んっ!仁王門と一緒に映っているのは、ご当地キャラクターの「きぬか怪(ケ)さん」!金閣寺、龍安寺、仁和寺など、きぬかけの路沿道の世界遺産に稀に出没する人気者です。

きぬかけの路の名前の由来になっている「衣笠山(きぬがさやま)」ですが、世間にあまり知られていない、ちょっとこわ〜い名前の由来は‥‥。
古くは埋葬の地とされていた衣笠山山麓。死装束の白衣で埋葬された亡骸が、白い笠のように見えたことからその名が付いたともいわれています。

そして‥‥「きぬか怪さん」誕生の秘密も、この言い伝えにまつわります。平安中期、貴族の御曹司として生まれた、人間だったころのきぬか怪さん。青年時代は享楽の貴族生活を送るも、女性関係のトラブルで陰陽師の仕業(?)により早世したとか。亡骸は衣笠山に埋葬されましたが、生への執着があまりに強く、妖怪として復活!2014年秋にご当地ゆるキャラ「きぬか怪さん」となって登場しました!

この気持ち悪〜い(失礼!?)、でも憎めない「きぬか怪さん」。「きぬかけの路」で見つけたら「きぬか怪さ〜ん!」と声をかけてください。実はきぬか怪さん、喋ることが出来るんです。深い京ことばで返事をしてくれますよ!

「きぬかけの路」のお土産に「きぬか怪さんグッズ」はいかが?

「きぬかけの路」のお土産に「きぬか怪さんグッズ」はいかが?

写真:金長 たぬ子

ちょっとキモカワな「きぬか怪さん」ですが、お土産に「きぬか怪さんグッズ」はいかがでしょうか?ご当地限定販売のキャラクターグッズはかなりの高クオリティー。レアなお土産として絶対おススメです!

まずは、きぬか怪さんのお顔をかたどった「きぬか怪さん上生菓子」。安産の神様「わら天神宮」の向かい、創業80年の京菓子司「笹屋守栄」さんで販売しています。ただし、急に訪れてもない場合があるので、事前に予約した方が確実です。

2つ目は「リュウコドウ」さん謹製の「きぬか怪さん手ぬぐい」。メイドイン京都の伝統的な手捺染技法、強いこだわりの感じられる一品です。きぬかけの路だけの限定販売!「五辻の昆布金閣寺店」さん、「権太呂金閣寺店」さんなど、金閣寺周辺と仁和寺周辺の合計6店舗だけでしか手に入りません。きぬか怪さんのイラストと、毛筆でしたためたポエムがなかなか渋くていい感じですよ!

「きぬかけの路」おすすめコース!

世界遺産の3ヵ寺をご紹介しましたが、一日かけてゆっくり巡るならおススメコースがあります。

金閣寺をスタートして、堂本印象美術館(建物のデザインも印象が手掛け、とってもユニーク!)を見学。ここで一旦「きぬかけの路」を外れ、立命館大学のキャンパスを抜けて、足利将軍家の菩提寺「等持院」(夢窓疎石作の池泉回遊式庭園が見事!)へ。そして再び「きぬかけの路」に戻り、「龍安寺」「仁和寺」を拝観するというコースはいかがでしょうか。その後時間があれば、「御室仁和寺駅」からレトロでカワイイ「嵐電」に乗って嵐山方面へ、っていうのも素敵ですよ!

金閣寺へはJR京都駅から市バス205系、または洛バス101系で金閣寺道バス停下車。三条京阪からは市バス59系、または12系で金閣寺前バス停下車が便利です。




掲載内容は執筆時点のものです。 2016/09/25 訪問

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