更新日:2013/11/29 16:54
写真:安藤 美紀
地図を見るJR弥彦線・弥彦駅で下車し、徒歩10分。どこか懐かしい雰囲気の弥彦温泉街を抜けると見えてくるのが、赤い大きな鳥居です。この鳥居は、彌彦神社の一の鳥居。彌彦神社の参拝は、まずここを通るところからスタートします。
この一の鳥居に来たら、まず見逃さないでほしいポイントがあります。それは、鳥居の両サイドにある親柱。なんと、地上から6cmほども浮いています。えっ!と、ちょっと驚いてしてしまいますよね。地元のガイドの方に聞いたところ、浮かすことによって雪による柱の腐食を防ぐ効果があるそうです。ついついそのまま通ってしまいそうなポイントですが、立ち止まってのぞいてみてくださいね。
写真:安藤 美紀
地図を見る彌彦神社「一の鳥居」をくぐれば、そこから先は静寂に包まれた神聖な雰囲気へ変わっていきます。長い参道は大きな巨木に囲まれ、耳を澄ませば“水のせせらぎ”の音が聞こえてきます。
彌彦神社は、参道を横切るようにして川が流れているので、境内には水のパワーが溢れているんですよ。心についた垢や念を洗い流してくれるような、清々しい雰囲気が漂っています。
一の鳥居をくぐるとすぐに、石の橋を渡るのですが、左手に「玉の橋」という赤い小さな橋が見えてきます。水車の形にも似ていますが、この橋、実は“神様が通る橋”だと言われています。人は直接渡ることが出来せんので、じっくり眺めてみてくださいね。
写真:安藤 美紀
地図を見る参道を渡り、手水舎と礼所の場所より少し奥にあるのが「火の玉石」という2つの石です。「火の玉石」は、かなり重いものですが、願いを込めて、石をぐいっと持ち上げられたら願いが叶うと言われています。
・・・ところが!!重いものと軽いものがあると言われている「火の玉石」。正直なところ、どちらも相当重いんです。力持ちの男性なら、軽々と持ち上げられるかもしれませんが、女性の場合、至難の業と言えるでしょう。
でも、せっかく彌彦神社へ来たなら「火の玉石」を持ち上げて、願い事を叶えたいですよね。そこで、石を持ち上げやすくするコツをご紹介。まず、足を肩幅分ぐいっと開いて腰を低くします。そして、「火の玉石」を下から上へ持ち上げる!
これでかなり持ち上げやすくなります^^
写真:安藤 美紀
地図を見る彌彦神社の神様は、伊勢神宮でも祀られている、万能の神「天照大御神」の親族にあたる「天香山命(アマノカゴヤマノミコト)」です。この神様は、新潟の地元民に稲作や漁の技術を教え、越後国を造ったと伝えられています。地元の方から「おやひこさま」と呼ばれ親しまれている彌彦神社は、古くから新潟の人の心のよりどころになってきたんですね。
厳かな空気に包まれる拝殿は、ピリッとした神聖な空気が漂っています。まずは、深呼吸して気持ちを整えましょう。彌彦神社の参拝方法は、2礼4礼拍手1礼。仕事運のご利益があると言われていますので、“勝ち運”を授かるチャンスです。
写真:安藤 美紀
地図を見る拝殿の近くにある階段をのぼっていくと、彌彦神社に関わりのある8つの神社が見えてきます。彌彦神社の子孫を祀っている5つの神社を摂社と呼び、それ以外の神様(彌彦神社に関わりのある全国の神様)を祀っている3つの神社を末社と呼んでいます。
8つの摂社・末社ですが、左から4番目の「草薙神社(くさなぎじんじゃ)」は、仕事運を上げる神様が祀られています。大きな神社ではありませんが、ここにも立ち寄り、さらなる仕事運アップを願いましょう!
彌彦神社の後ろに見える「弥彦山」は、山全体がパワースポットだと言われています。彌彦神社の参拝後には、ぜひ弥彦山へも寄ってみてください。
彌彦神社・拝殿の左手にある万葉の道へ行くと、ロープウェイ乗り場行きの無料バスが用意されています。ロープウェイだと弥彦山山頂までは約5分。お天気なら、日本海や佐渡ヶ島までも眺めることが出来るんですよ。彌彦神社参拝と合わせて、弥彦山散策もおすすめです。
彌彦神社を訪れると、背筋がスッと伸びるような清々しさを味わえます。彌彦神社のパワーを授かれば、収入アップ&出世の願いが叶うかも!
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この記事を書いたナビゲーター
安藤 美紀
1975年愛知県生まれ。東京や埼玉に移り住み、エンジニアと二足のわらじで「新しいトキメキと癒し」を求めて飛び回っていました。現在は、フリーライターとして独立。まったりした静岡に移住しています。非日常感…
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