写真：旅人間
地図を見る徳島県に足を踏み入れると無性に食べたくなるご当地グルメがあります。それは徳島の中華そば、俗に言う「徳島ラーメン」です。濃いスープに甘辛く煮た豚バラ肉と生卵、あの常習性のある味は多くの旅人を魅了しています。
どの店が美味しいのか？それは個人の好みで特定するのは難しいです。ただ、ラーメン通の間で必ず名前が登場する店の一つに「奥屋」があります。
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地図を見るこの奥屋は藍住町の本店を中心に3店舗を展開する徳島ラーメンの専門店。今回は徳島自動車道、徳島ICから車で約10分の「徳島ラーメン奥屋 北島店」を紹介しましょう。
BGMにジャズが流れる北島店は、従来のラーメン屋のイメージとは少し異なるエネルギッシュでスタイリッシュな雰囲気のお店。店内は清潔感があり、女性の一人客も目立ちます。
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地図を見るこの店はメニューが豊富で、一般的に茶系と呼ばれている徳島ラーメンの他、塩とんこつラーメン、みそラーメン、担々麺とあり、甘辛い豚バラ肉は各ラーメンにトッピング可能です。また焼飯や豚バラ丼などライス系メニューも充実しています。
もし観光で来ているなら、「温玉しらす丼セット」を注文し「徳島ラーメン肉玉入り」をセレクトすると良いでしょう。これこそ“ザ！徳島の味”なのです。
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地図を見る徳島ラーメンは「茶系」「黄系」「白系」とタイプは3つに分かれ、好みも人それぞれですが、濃口の茶系で豚バラ肉に生卵のイメージが強いですね。徳島に来たらコレ!と言う人も多いはず。この奥屋の一番人気メニューも茶系の徳島ラーメンです。
最初にスープを一口飲んで、豚バラ肉を味わい、それから麺を攻める。この段階では生卵は崩さず、まずは濃厚でコクのある深みを思う存分味わってみましょう。
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地図を見るもちろん、食べ方は自由で生卵は最初に崩して食べる方も多いです。ただ徳島ラーメン初心者という方の場合は、まず独特な濃さを味わって、次に生卵を絡めて食べるという二段構えの食べ方がおすすめです。
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生卵を崩すと器の中の世界が変わります。徳島ラーメンの茶系を「すき焼き風味」と表現する人がいますが、まさにその通り。
濃い味の中にまろやかさが加わって、甘辛い豚バラ肉の尖った味も、卵が加わると協調性のある素直な味にまとまります。この絶妙なバランスがたまらないのです。そしてスープの旨い店ほど味の変化に“美”を感じます。ぜひ、奥屋でこの王道の深みを味わってみて下さい。本当に美味しいですよ。
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地図を見る名物の茶系「徳島ラーメン」より、アッサリ食べたい方におすすめなのが「塩とんこつラーメン」で、いわゆる白系です。口当たりが優しく女性に人気です。
徳島ラーメンの白系と言えばチャーシューが多いですが、ここで「肉入り」を注文すると茶系と同じ甘辛い豚バラ肉がついてきます。これもまたクセになる味わいです。
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地図を見る味の濃い徳島ラーメンはライスとの相性も抜群です。「ここは白いご飯で」と言う方も多いと思いますが、一度騙されたと思って「温玉しらす丼」を注文してみて下さい。
そもそもラーメンに合うの？と言う声が聞こえて来そうですが、もちろん合います。しかも相性抜群。この奥屋の“釜揚げしらす”は徳島産（例えば和田島産など）にこだわり、白米の上にたっぷりのっています。ネギと温玉を一緒に混ぜ、すだち醤油にワサビ少々、濃厚なラーメンの味を見事に中和して旨みを引き出す天使のような存在です。
住所：徳島県板野郡北島町高房東川田15-17
電話番号：088-635-8371
営業時間：11:00～15:00、17:00～20:30
定休日：水曜（祝日の場合は営業）
2019年11月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/4/18更新)
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