写真:大宮 つる
地図を見る栃木県の「川治温泉」は万病に効くことから、“薬師湯”の別名もあります。病気平癒のご利益がある薬師如来にあやかって名付けられたとも言われているとのこと。
また、川治温泉の源泉は、神が宿る山として崇められる“浅間山”の奥深くから湧き出ている霊験あらたかな温泉といいます。
そんな言い伝えのある川治温泉ですが、男鹿川沿いに共同浴場『薬師の湯』があります。こちらは男湯・女湯のほか、男女混浴露天風呂、貸切風呂、低温サウナ、休憩室とある市営の温泉施設です。
写真のお風呂は、男鹿川沿いにある男女混浴露天風呂!
橋を渡って右側にあります。川のせせらぎや山並みを眺めながら、温泉につかることができます。こちらは、写真のとおり橋の上や旅館などからも見えてしまうので、女性が利用するにはちょっと抵抗感があるかも!?
橋を渡って左側には、男湯・女湯・貸切風呂などがある『薬師の湯』の施設があります。「露天風呂は恥ずかしい…」という方は、こちらのお風呂がオススメ。
入浴券は『薬師の湯』の施設で購入しましょう。
写真:大宮 つる
地図を見る『薬師の湯』から逆方向に男鹿川沿いに10分程度歩いていくと、右手側にあるのが、川治温泉のパワースポット、霊石の『おなで石』です。
鬼怒川の氾濫で流れ着いた自然石で、なでなでしながら祈念すると心願が叶うとか……。そのご利益は、子宝、縁結び、安産です。
小さな社に祀られておりますので、見逃さないようにしてくださいね!
写真:大宮 つる
地図を見る元祖温泉まんじゅうの『大黒屋製菓店』は、毎朝手作りのため数量限定での販売です。人気があるため、午前中の来店か、前日に予約をされると確実でしょう。
1個から販売しており(90円)、8個、12個、16個入りのものもあります。
温泉旅館『一柳閣本館』の道を挟んで向かい側にあります。
写真:大宮 つる
地図を見る川治温泉の歴史とも関係している『五十里ダム』は人気のある観光スポット。川治温泉から車を走らすこと10分程度の距離にあります。
川治温泉の歴史は、男鹿川上流の「五十里(いかり)湖」が決壊し、川治の集落が水没したところからはじまっています。
現在の五十里湖は、『五十里ダム』によって形成された“人造湖”。こちらのダムは、昭和31(1956)年に洪水を防ぐために建設されたものですが、当時は日本で最も高いダム(=112m)でした。そんな歴史に思いを馳せながら、ダムを眺めてみましょう!
展望台もあります。
なお、毎年5月5日付近には、ダムの上空に多数の“こいのぼり”が泳いでいる風景を見ることができます。
写真:大宮 つる
地図を見る『五十里ダム』と同じく、川治温泉から車を走らすこと10分程度の距離にある『川治ダム』。上記でご紹介した『五十里ダム』とセットで、人気の観光スポットになっています。
五十里・川治・川俣・湯西川に4つのダムがありますが、これらのダムを総称して“鬼怒川上流ダム群”と呼んでいます。
こちらのダムは昭和59(1984)年に完成したもので、洪水調節や都市用水・かんがい用水、発電の目的でつくられました。アーチ式コンクリートダムでは、黒部・温井・奈川渡ダムについで4番目に高い(=140m)ダムです!
ダムの近くには“八汐湖”と呼ばれるダム湖もあります。
冬季は運休中ですが、4月中旬〜11月末の期間には、『道の駅 湯西川』を発着点として“水陸両用バス”で行くダム湖探検ツアーといったものも行われています。
栃木県「川治温泉」周辺の散策スポットをご紹介しましたが、いかがでしたか?
まずは『薬師の湯』や『おなで石』、『大黒屋製菓店』など、自然を感じながら川治温泉周辺の散策をしてみてくださいね。歩き疲れたら、無料で利用できる足湯もあります(※記事下部のMEMOに、足湯情報を記載したURLあり)。
お店・施設の営業日時については、MEMOにホームページを記載していますので、ご確認ください。
また、『五十里ダム』や『川治ダム』は川治温泉からは少し距離があることから、車で来訪されるとよいかと思います。
この記事を書いたナビゲーター
大宮 つる
青森生まれ・静岡育ち。神奈川・東京を経て、現在、さいたま住まい。神社仏閣やパワースポット、珍スポットなど地域の魅力を発掘し、お伝えしていきたいと思います。元気な男児の子育てに奮闘中。台湾が好きでよく行…
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