伊豆修善寺温泉の老舗宿「湯回廊 菊屋」に別邸と新館オープン

伊豆修善寺温泉の老舗宿「湯回廊 菊屋」に別邸と新館オープン

更新日:2021/06/12 11:57

みなみ じゅんのプロフィール写真 みなみ じゅん 雑誌編集者、旅ライター、侘び寂び温泉ファン
創業400年を超える伊豆修善寺温泉の老舗旅館「湯回廊 菊屋」。2021年春には別邸18室、新館20室を新たにオープン。

宿はお風呂と食事、各種サービスで評価の高い共立リゾートの系列です。その名の通り、どこまでも続くレトロな回廊や解放感満点の露天風呂。上質な料理など、満足度の高い宿。老舗旅館が醸しだす、ノスタルジックな滞在を味わえます。


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延々と続くレトロな回廊が魅力

延々と続くレトロな回廊が魅力

写真:みなみ じゅん

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玄関を入って本館へとつながる通路兼ロビー。ゲストはここに座ってチェックイン。実は桂川に架かる橋になっていて、窓から渓流を見下ろせます。

女性スタッフはハイカラさんの衣装。男性スタッフは、宿に逗留した夏目漱石にちなんで坊ちゃんスタイルなのも印象的。

延々と続くレトロな回廊が魅力

写真:みなみ じゅん

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「湯回廊」の名の通り、延々と続くレトロな回廊がこの宿の持ち味。そんな菊屋で、もっとも有名な場所がこの写真です。昔ながらの大正ガラスがはめ込まれ、鯉の泳ぐ池や緑豊かな庭園を見渡せます。

こんなふうに、風情タップリの廊下がどこまでも続く菊屋では、チェックイン時に渡される館内マップがなければ迷ってしまうほど。それでも、タイムスリップしたような館内散歩は魅力です。

延々と続くレトロな回廊が魅力

写真:みなみ じゅん

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桂川に架かる吊り橋は、別邸「水の語り部」へとつながります。吊り橋を渡れるのも「水の語り部」のゲストのみ。ちょっと揺れますが、桂川の景色を楽しめますよ。

半露天風呂付き別邸「水の語り部」

半露天風呂付き別邸「水の語り部」

写真:みなみ じゅん

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2021年春、菊屋に別邸「水の語り部」18室と新館の「風の語り部」20室がオープン。一部を除き定員は1〜2名の和モダンの客室です。

写真の水の語り部は、全室に温泉の半露天風呂を備えます。そのうえ廊下には無料の自販機が置かれ、ビールやチューハイなどが飲み放題です。

半露天風呂付き別邸「水の語り部」

写真:みなみ じゅん

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客室の間取りは部屋によって異なります。写真の客室はベッドスペースとくつろぎスペースがセパレート。この部屋はソファベッドも置かれ、定員は3名まで。ベッドにはちょっと固めのオリジナルマットを使用しています。

半露天風呂付き別邸「水の語り部」

写真:みなみ じゅん

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客室の半露天風呂は修善寺温泉の源泉を使用。やや熱めのお湯が注がれますが、加水して温度調整が可能です。

「無双窓」は板をスライドさせると、桂川の緑とせせらぎを湯船から楽しめます。檜風呂のいい香りと共にお風呂を満喫できますよ。

ラウンジのある新館「風の語り部」

ラウンジのある新館「風の語り部」

写真:みなみ じゅん

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2021年に新しく建て直された新館「風の語り部」は、畳敷きの客室で、使い勝手のいい間取りです。各部屋にバスタブはなくシャワーのみですが、本館の大浴場や貸切風呂に比較的近く、アクセスのいい客室です。

ラウンジのある新館「風の語り部」

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「風の語り部」の客室には庭を眺められるベランダがついていて、四季折々の景色を楽しめます。

ラウンジのある新館「風の語り部」

写真:みなみ じゅん

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「風の語り部」のゲスト専用ラウンジ。ここには生ビールのサーバーやソフトドリンクが置かれ、滞在中は飲み放題! 窓からの景色を満喫しながら、ゆったりすごせる嬉しいサービスです。

風情たっぷりの大浴場

風情たっぷりの大浴場

写真:みなみ じゅん

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露天風呂「朱雀の湯」。写真は女性専用の内風呂+露天風呂。男湯より広く、景色を楽しみながらの露天風呂が人気です。一方男湯は露天風呂のみになります。男女の入れ替えはありません。

風情たっぷりの大浴場

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菊屋の名物になっている大浴場「菊風呂」。こちらは男女入れ替え制なので、朝夕ことなるお風呂に浸かれます。

風情たっぷりの大浴場

写真:みなみ じゅん

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湯船の縁には菊の文様が彫りこまれる贅沢な造り。「菊風呂」には露天風呂がありませんが、昔ながらのノスタルジックな雰囲気がただよいます。

このほか予約なしで入れる無料の貸切風呂が4箇所。うち2箇所が露天風呂になっています。

さらに湯上り処には無料のアイスキャンディが用意され、ラウンジ「漱石の庵」では、時間によって乳酸菌飲料や牛乳、コーヒーを無料でいただけます。

魅了される朝晩の食事

魅了される朝晩の食事

写真:みなみ じゅん

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宿泊客に評価の高い食事は、朝夕ともにお食事処「修善寺囃子」でいただきます。緑の映える庭に向いたテーブルや個室、1人席などが用意してあります。

魅了される朝晩の食事

写真:みなみ じゅん

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夕食は伊豆三昧の和会席で、ひと品ずつ作りたてが運ばれます。写真は前菜の八寸。味は上品な薄味で、菊の形の丸十(サツマイモのレモン煮)や富士山の形をした青梅の寒天など、目でも楽しめる趣向です。

前菜やお造りなどの基本メニューのほかに、台の物と洋皿は2種類から選び、ご飯も3種類から選べます。選ぶ料理はどれも甲乙つけがたく美味しいので、二人以上で利用する方はシェアして味見することをおススメします。

さらに22時から回廊の一画で「夜鳴きそば」として無料の醤油ラーメンがふるまわれます。

魅了される朝晩の食事

写真:みなみ じゅん

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朝は和食と洋食から選べます。和食は、小鉢が並ぶメニューで、ひと皿ごとに多彩な味がいただけます。燻ったノリは香りがよく、ご飯でも、みそ汁でも、そのままでも楽しめます。ピリッと辛い塩からや脂ののった鯵の干物など、お箸が止まらなくなる朝食です。

ノスタルジックな旅の宿

長い廊下が伸びる「湯回廊 菊屋」は、100年を超える古い建物もありますが、館内はよく手入れされいていて、レトロな雰囲気をたたえながらも、清潔で快適にすごせます。

さらに、凝ったお風呂やとても美味しい食事など、満足感抜群。夕食のメニューも毎月変わるので、リピーターが多いのも菊屋の魅力。鎌倉時代の古刹が残る修善寺温泉で、ノスタルジックなひと時をすごせます。

2021年6月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

取材協力:湯回廊 菊屋

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掲載内容は執筆時点のものです。 2021/05/17−2021/05/18 訪問

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