沖縄の離島、西表島(いりおもてじま)は島全体の90%が亜熱帯の原生林で、ジャングルとマングローブ林が島を覆い、日本最後の秘境の島とも言われています。西表島の観光というとマングローブクルーズや由布島の水牛ツアーが有名ですが、他にも魅力いっぱい!2021年7月にはユネスコの世界自然遺産として登録される予定。
今回は西表島の観光スポットと楽しみ方をLINEトラベルjp ナビゲーターがご紹介!
西表島で外せない観光と言えば、ジャングルやマングローブ林を遊覧船で巡るクルーズ。仲間川と浦内川で行われており、手付かずの自然が溢れる西表島の自然を手軽に満喫できると人気です。 この写真の記事を見る ≫
大原港から出航するクルーズなら30分ほど船に揺られると、川の上流約6kmの地点にある船着き場へ到着。ジャングルの中を進むと、樹高20m、根回り360cmもある巨木が姿を表します。これが、木の根元がまるで昆布のようになった神秘的な巨木のサキシマスオウノキ。クルーズでの一番の見どころです。 この写真の記事を見る ≫
西表島の自然を堪能したい人には、カヌー&トレッキングもおすすめ。マングローブの生い茂る川をカヌーで漕ぎ進み、ピナイサーラの滝まで亜熱帯ジャングルをトレッキンングするツアーが人気です。 この写真の記事を見る ≫
西表島の中でも特に人気のスポットとして知られるのが、ピナイサーラの滝です。落差が54mと沖縄県内で最も大きく、雨が降った後の日はかなりの迫力!
ちなみに「ピナイサーラ」というのは「顎髭」と「下がったもの」という意味の二つの単語からできた名前です。その真下に落ちてくる様子は、名前の通り顎髭のような姿となっています。
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またピナイサーラの滝はヒナイ川の中程にある滝なので、滝に向かう途中はヒナイ川を通ってカヌーで行くことになります。川の左右はマングローブに囲まれていて下に入りこむこともでき、特別な体験になること間違いなし。
カヌーは初めてでも基本的な操作はそれほど難しくありませんので、チャレンジしてみることをオススメします。
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水牛車といえば竹富島ですが、西表島にも水牛車に乗れるところがあります。それが、西表島に隣接する小さな島 由布島。西表島との間は遠浅の海になっていて、水牛車に乗ってゆっくりと渡ります。その光景はノスタルジーを感じる実に沖縄らしい光景。 この写真の記事を見る ≫
かつては村を形成するほど発展していた由布島ですが、現在の人口は十数名。今では島全体が「亜熱帯植物楽園」という植物園になっています。植物園内には亜熱帯ならではの植物が色々と植えられ、中でもヤシは20種類ほどあって種類も数も豊富。 この写真の記事を見る ≫
島を奥に進むとマンタの浜と言う浜辺があり、ここから小浜島を眺めることができます。由布島は植物園が主体ですが、水牛の池、蝶々園、カフェ(茶屋)なども点在。西表島では外せない観光スポットです。 この写真の記事を見る ≫
川の中を突き進む「リバートレッキング」もおすすめ。岩に張り付き、両手両足をフルに使って進むアクティビティ。浅い渓流では、有史以前の地質時代に迷い込んだかのような景色に包まれます。比較的、歩きやすいので周囲の植物や動物観察が楽しめますよ。 この写真の記事を見る ≫
ふと空を見上げると巨大な葉が。奥地に入ると、大きなシダ植物が多数自生しており、まるで映画『ジュラシック・パーク』のよう。日本とは思えない原始の森、ここでしか味わえない異次元空間を肌で感じてください!
中でもゲーダ川にある“ゲーダの滝”は、西表島に多数ある滝の中では小さい方ではあるものの、圧巻の水飛沫。
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本格装備で気分は探検家!「西表島ディープケイビング」by スズキ ミズエ
地図を見る冒険気分を味わうなら「ケイビング」なんていかが?頼るはヘッドライトのみで自然のままの洞窟を歩くなんて、まさしく探検家!ライトに照らし出される世界は手付かずの鍾乳洞。他ではなかなか味わえない、本格装備で行く洞窟探検は魅力たっぷり。
写真提供:西表島 POLEPOLE アウトドアツアー
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本格装備で気分は探検家!「西表島ディープケイビング」by スズキ ミズエ
地図を見る洞窟の中は真っ暗で頼りになるのはヘッドライトのみ。一回ライトを消すと、その場所が広いのか狭いのか空間感覚が全くわからない不思議な感覚に襲われます。しかし、ライトを照らしてみると、そこはまるで岩が溶けて、今にも流れてきそうな鍾乳洞が。
写真提供:西表島 POLEPOLE アウトドアツアー
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本格装備で気分は探検家!「西表島ディープケイビング」by スズキ ミズエ
地図を見る観光地の鍾乳洞とは違い、舗装されていない自然のままの道を歩くので、時には水の中を時には岩を登ったりもします。まさにインディ・ジョーンズの世界!
写真提供:西表島 POLEPOLE アウトドアツアー
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海を眺めたり、浅瀬で海水浴をするだけでも海の美しさに心が奪われる西表島。シュノーケリングやダイビングは豊かな海の魅力を最も満喫できるアクティビティです。
あっ、ニモがいる…!サンゴ礁から見え隠れする色とりどりの南の魚たち。もう一度体験したくなるヤミツキ度の高さはピカイチ。
写真提供:星野リゾート 西表島ホテル
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石垣島や宮古島ほど観光開発されておらず、まだまだ手付かずの自然が残る西表島。光害も殆どないことから星空鑑賞にも最適な地で、9月〜10月には天の川、12月〜6月には本土では見ることができない南十字星も観賞できます。 この写真の記事を見る ≫
石垣島と西表島を結ぶ航路は2つあり、島の南にある大原港への大原航路が高速船で約35分、フェリーで約45分。島の北にある上原港への上原航路は高速船で約40分、フェリーで約105分です。
西表島は、大自然が手付かずの状態で残されいて、ジャングル探検や森の中のトレッキングなど、他の沖縄の離島とは一味違う体験ができるのが魅力です。
ぜひ今回の記事をご参考に、西表島観光のプランを組んでみてくださいね。
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(2024/3/19更新)
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