ユリ(百合)は夏に見頃を迎える多年草で、ヤマユリやオニユリ、テッポウユリなどの品種があります。全国各地には、広大な公園や歴史ある寺院、フラワーパークなど、個性豊かなユリの名所が点在しています。
本記事では、絶景のゆり園から離島の岬まで、全国のおすすめユリの名所を厳選してご紹介します。夏のお出かけ先選びの参考にぜひご覧ください。
札幌市にある「百合が原公園」では、夏になると公園名の由来にもなっているユリの花々が見頃を迎えます。「世界の百合広場」には、約5haの敷地に世界各地のユリ約100種類が集まり、6月から8月にかけて次々と開花。華やかな景色を楽しめます。
園内では、バラやあじさい、ラベンダーなど季節の草花も観賞できるので、あわせて散策を満喫してみてはいかがでしょうか。
<基本情報>
住所:北海道札幌市北区百合が原公園210番地
アクセス:JR百合が原駅から徒歩7〜10分、各線 札幌駅から車で30〜40分
見頃:6月〜8月頃
公式サイト(外部リンク)
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本州では高山地帯に神秘的な黒い花を咲かせるクロユリですが、北海道では低地でも花を咲かせます。そんなクロユリを札幌市中心部で観察できるのが、「北海道大学キャンパス」です。
ちなみに、本州の高山に咲くクロユリは、草丈15cmほどで、1〜2輪の花を咲かせる小型の植物です。北海道型と区別するため、「ミヤマクロユリ(深山黒百合)」と呼ばれることもあります。
一方、北海道に咲くクロユリは、草丈50cmほどと大きいのが特徴です。花数も通常2〜3輪、多いものでは7輪ほど咲かせる個体もあり、「エゾクロユリ(蝦夷黒百合)」とも呼ばれています。
<基本情報>
住所:北海道札幌市北区北8条西5丁目北海道大学内
アクセス:JR札幌駅から徒歩約18分、札幌市営地下鉄 北12条駅から徒歩約10分
見頃:5月中旬〜6月上旬頃
公式サイト(外部リンク)
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「いいでどんでん平ゆり園」は、50万本以上のユリが咲き誇る、東日本最大級のゆり園です。園内には広大な花畑のほか、レストハウスや休憩所、ユリの球根を販売する売店なども充実しています。
グルメのおすすめは、ゆり根をトッピングした「ゆりソフト」!また、ペット同伴での入園も可能なため、愛犬とのお出かけや旅行先としても人気です。
<基本情報>
住所:山形県西置賜郡飯豊町萩生3341
アクセス:JR萩生駅から徒歩30分、JR羽前椿駅からタクシーで約10分
見頃:6月中旬〜7月中旬頃
公式サイト(外部リンク)
「大山自然公園」は、ヒメサユリ(オトメユリ)の群生地として知られています。ヒメサユリは、宮城県・福島県・山形県・新潟県の一部など限られた地域にのみ自生する絶滅危惧種。その貴重なヒメサユリを、園内では約6万本も見ることができます。見頃の時期には、「大山自然公園ユリまつり」も開催されます。
公園内にはキャンプ場もあるため、宿泊しながらゆっくり楽しむのもおすすめです。また、ちょうどさくらんぼの季節でもあるので、寒河江市や東根市まで足を延ばし、観光農園でさくらんぼ狩りを楽しむのもいいですね。
<基本情報>
住所:山形県大江町小見大山820
アクセス:JR左沢駅から車で約10分
見頃:5月下旬〜6月上旬頃
公式サイト(外部リンク)
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新潟県内最大のユリの産地である魚沼市の「月岡公園」では、花ひろばにて例年約1万本ものユリが咲き誇ります。
園内には水遊びエリアや遊具も整備されており、のんびりと過ごすのにぴったりなスポットです。
<基本情報>
住所:新潟県魚沼市堀之内2012
アクセス:JR越後堀之内駅から徒歩約20分、関越自動車道 堀之内ICから車で約7分
見頃:リンク先をご確認ください。
公式サイト(外部リンク)
「深谷グリーンパーク」は、プール施設「アクアパラダイス パティオ(通称パティオ)」や芝生広場、レストランなどを併設した複合型の公園です。
全国有数のユリの産地として知られる深谷市らしく、例年ボランティアの方々とともにユリの球根の植え付けが行われ、夏には2万株以上のユリが咲き誇ります。
<基本情報>
住所:埼玉県深谷市樫合763
電話番号:048-574-5000
アクセス:関越自動車道 花園ICから車で約15分、JR深谷駅から無料シャトルバスで約15分
見頃:7月中旬〜7月下旬頃
公式サイト(外部リンク)
※1階のレジャープールは休館中です。
埼玉県滑川町の「国営武蔵丘陵森林公園」では、約1万株のヤマユリが自生し、そのうち約3,000株がひと夏に開花します。関東最大級の自生地といわれるだけあり、その花の多さには圧倒されます。
おすすめの観賞コースは広大なエリアに広がっているため、レンタサイクルで巡るのがおすすめです。
また、公園の公式HPでは「やまゆりみどころマップ」も公開されています。お出かけ前には開花状況とあわせて、必ずチェックしておきましょう。
<基本情報>
住所:埼玉県比企郡滑川町山田1920
アクセス:関越自動車道 東松山ICから車で約10分
見頃:7月中旬〜7月下旬頃
公式サイト(外部リンク)
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ビジネス街のオアシスとして知られる「日比谷公園」では、夏になるとたくさんのユリを見ることができます。約16.2ha、東京ドーム約4個分の広大な敷地を誇る園内の中でも、霞門から雲形池にかけての「ユリロード」と呼ばれるエリアでユリを楽しめます。
品種によって見頃の時期が異なるため、タイミングをずらして何度か訪れるのもおすすめです。
<基本情報>
住所:東京都千代田区日比谷公園1-6
電話番号:03-3501-6428
アクセス:東京メトロ 霞ヶ関駅、東京メトロ・都営地下鉄 日比谷駅から徒歩すぐ
見頃:6月上旬〜7月上旬頃
公式サイト(外部リンク)
「可睡(かすい)ゆりの園」は、徳川家康ゆかりの名刹・可睡斎(かすいさい)に隣接する丘陵地にあります。
約3万坪の園内は、風情ある日本庭園として整備されており、中心の池の周囲の斜面には約150品種・200万本ものユリが植栽されています。美しいユリとともに、日本庭園の趣も楽しめるのが大きな魅力です。
<基本情報>
住所:静岡県袋井市久能2990-1
電話番号:0538-43-4736
アクセス:東名 袋井ICから車で約5分、新東名 森掛川ICから車で約23分
見頃:5月下旬〜7月上旬頃
公式サイト(外部リンク)
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浜松市郊外の「ばらの都苑研究畑」は、鉄工業を営む傍ら茶業にも従事していた天野さんが、「茶業で苦労をかけた亡き妻の供養に」と茶園を伐採して開苑した場所です。オープン当初はバラが中心でしたが、現在では初春から初夏にかけて花のリレーを楽しめる庭園となっています。
苑内では、オリエンタル・ハイブリッドなどの大輪品種も見られます。天野さんの「花の直径を30センチにしたい」という栽培への情熱から摘花が行われており、中には大人の手のひらほどの大きさの花も見られます。
<基本情報>
住所:静岡県浜松市中区花川町1288(カーナビの設定は住所入力がお勧め)
アクセス:東名高速道路「浜松西」ICから北北東へ約10分
見頃:6月頃
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名古屋市千種区の住宅街にある「千種公園」は、ユリの名所として知られています。その数はなんと約1万球。黄・白・オレンジ・ピンクなど、色とりどりのユリが咲き誇り、訪れる人の目を楽しませてくれます。
敷地内には遊具やテニスコートなども整備されており、のんびり過ごせる都会のオアシスとして親しまれています。
<基本情報>
住所:名古屋市千種区若水1丁目
アクセス:地下鉄 今池駅から徒歩約15分
見頃:5月下旬〜6月中旬頃
公式サイト(外部リンク)
「ゆりの里公園」は、その名の通り約15万輪のユリを中心に楽しめる公園です。敷地内にはユリの形をしたドーム「ユリーム春江」をはじめ、農産物直売所や芝生公園などが整備されています。
また、ユリの見頃の時期には「ゆりフェスタ」が開催され、多彩なイベントが行われます。夜には通年でイルミネーションも楽しめます。
<基本情報>
住所:福井県坂井市春江町石塚21-2-3
電話番号:0776-58-0100
アクセス:えちぜん鉄道 西長田ゆりの里駅から徒歩約20分、北陸自動車道 丸岡ICから車で約20分
見頃:6月頃
公式サイト(外部リンク)
奈良県大和郡山市の矢田丘陵にある「大和松尾寺」は、天武天皇の皇子が厄除けを祈願して創建されたと伝わる、日本最古の厄除け霊場のひとつです。
6月下旬頃からは、ユリの品種「カサブランカ」が境内を彩ります。鉢植えの花々が整然と並ぶ美しい光景は「カサブランカ回廊」として親しまれています。境内を散策しながら、白・赤・黄・ピンク・紫など多彩なカサブランカをゆっくりと観賞しましょう。
<基本情報>
住所:奈良県大和郡山市山田町683松尾山
電話番号:0743-53-5023
アクセス:西名阪自動車道 法隆寺ICから車で約15分
見頃:6月中旬〜7月上旬頃
公式サイト(外部リンク)
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兵庫県丹波篠山市は、かつて篠山藩5万石の城下町として栄えた丹波盆地の中核都市です。「篠山玉水ゆり園」は、篠山城跡から北へ約1kmの場所にあり、毎年6月上旬から7月上旬にかけて、約60種・約10万本のユリが咲き誇ります。
園内には史跡「日置玉水の碑」もあり、1692年に当時の城主・松平信庸(まつだいらのぶつね)によって建てられたものです。この地は篠山城下の井戸水の水源地でもあり、ゆり園の名前の由来にもなっています。
<基本情報>
住所:兵庫県丹波篠山市黒岡207-1
電話番号:079-552-6316
アクセス:舞鶴若狭自動車道 丹南篠山口ICから車で約15分
見頃:6月上旬〜7月上旬頃
公式サイト(外部リンク)
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鳥取県米子市近郊にある「とっとり花回廊」は、総面積50haを誇る日本最大級のフラワーパークです。さまざまな花が楽しめる中でも、メインフラワーとなるのがユリです。
園内では開花調整が行われているため、1年を通してユリの観賞が可能です。また、日本に自生する野生のユリ15品種すべてを保有しており、5〜8月にかけては「原種ユリリレー展示」も実施されています。
<基本情報>
住所:鳥取県西伯郡南部町鶴田110
電話番号:0859-48-3030
アクセス:JR米子駅から無料シャトルバスで約25分、米子自動車道 溝口ICから車で約10分
公式サイト(外部リンク)
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「沖縄県総合運動公園」は、テニスコートやレクリエーションプール、オートキャンプ場、サイクルセンターなどを備えた総合施設です。公園南側の展望台下には約1,500uのユリ園があり、約9万輪のテッポウユリが咲き誇ります。
青い沖縄の空と、白いじゅうたんを敷き詰めたようなユリの絶景を眺めに出かけてみてはいかがでしょうか。
<基本情報>
住所:沖縄県沖縄市比屋根5-3-1
電話番号:098-932-5114
アクセス:沖縄自動車道 北中城ICから車で約15分
見頃:4月下旬〜5月上旬頃
公式サイト(外部リンク)
宮古島の南東端にある「東平安名崎(ひがしへんなざき)」は、太平洋と東シナ海の大海原、そして断崖絶壁が織りなす絶景を楽しめる、島を代表する観光スポットです。
周辺には季節の花々が咲き誇り、特に4月〜5月にかけては、岬一帯に真っ白なテッポウユリが咲き乱れ、美しい花畑が広がります。
<基本情報>
住所:沖縄県城辺保良
アクセス:宮古空港から車で約35分
見頃:4月〜5月頃
公式サイト(外部リンク)
全国には、ユリの魅力を存分に楽しめる名所が数多く存在し、公園やフラワーパーク、寺院、さらには離島の岬まで、多彩なロケーションで美しい花風景が広がります。圧倒的なスケールのゆり園から、歴史や自然と調和した静かな鑑賞スポットまで、それぞれに異なる魅力があるのも特徴です。本記事を参考に、ぜひお気に入りのユリの名所を見つけて、夏ならではの花の絶景を楽しんでみてください。
2026年5月現在の情報です。見頃時期は気象条件などにより前後する場合があります。最新情報は各スポットの公式サイトをご確認ください。
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