鳥取県東伯郡にある三朝(みささ)温泉は、高濃度のラドンが含まれる世界屈指のラジウム温泉と言われます。湯治のために訪れる宿泊客も多く、長期滞在する湯治客向けの自炊宿も。日帰り入浴ができる旅館も多いので、湯めぐりも楽しめます。
今回は、トラベルjp ナビゲーターが現地取材した宿を中心に、中国地方在住のトラベルjp ナビゲーター 広島らっこがセレクトした、三朝温泉で泊まりたいおすすめの宿をランキング形式でご紹介します。
第1位は、三朝温泉随一の湯量を誇る温泉宿「三朝温泉 三朝館」。敷地内にある3つの源泉から湧く天然温泉を、12の湯処で楽しむことができます。おすすめは、約千坪の日本庭園の中にある“庭の湯”と“滝の湯”。朝晩で男女が入れ替わるので、どちらも入ってみてくださいね。
源泉かけ流し温泉付きのコンセプトルームや、露天風呂付きの別邸など、ゆっくり過ごせる部屋風呂付きの新しいお部屋も続々登場。朝食は、約50品の種類豊富な和洋バイキングです。
■価格帯
1万円台〜
■アクセス情報
JR倉吉駅から「三朝温泉行き」バスで約15分(無料送迎バスあり・要予約)
米子自動車道「湯原IC」より約50分
鳥取自動車道「泊・東郷IC」から約30分
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2位は、皇族や島崎藤村、田山花袋などの文人墨客にも愛された老舗旅館「依山楼 岩崎」。1人旅にも適した和室から、ベッドを備えた和洋コンセプトフロア、源泉かけ流しの露天風呂がある特別室まで種類豊富な客室が揃っていて、旅のスタイルにぴったりのお部屋が選べます。
回遊式大庭園露天風呂「山の湯」は2つのエリアに別れていて、「左の湯」では蒸気風呂や歩行湯など、物理的な刺激でホルミシス効果を期待できるお風呂、「右の湯」では往年の湯治気分を味わえるレトロなお風呂が楽しめます。
※2025年5月7日〜6月5日(予定)まで大浴場改修工事ならびに建屋改修のため休館予定
■価格帯
1万円台〜
■アクセス情報
JR倉吉駅から無料送迎バスで約20分(要予約)
米子自動車道「湯原IC」より約50分
鳥取自動車道「泊・東郷IC」から約30分
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3位にランクインしたのは、三朝温泉のシンボル・三朝橋を渡った先にある「三朝薬師の湯 万翆楼」。“薬師の湯”の名は、温泉掘削の作業中に出土した薬師像に由来しており、現在は湯上り処に祀られています。そばには源泉が湧き出ていて、飲泉も楽しめますよ。
自家源泉3本からなるかけ流しの温泉は、露天風呂と内風呂がありそれぞれ朝晩で男女入れ替え制。家族みんなで温泉が楽しめる貸切風呂や、露天風呂付き客室も備えています。朝食は、大きさ日本一と言われる“東郷湖の鬼しじみ”の味噌汁が自慢の和朝食。
■価格帯
2万円台〜
■アクセス情報
JR倉吉駅から無料送迎バスで約20分(要予約)
米子自動車道「湯原IC」より約50分
鳥取自動車道「泊・東郷IC」から約30分
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「木造りの宿 橋津屋」は、和の雰囲気を大切にした総畳敷きの温泉宿。本館は木の香り漂う落ち着いた和室、別邸は専用露天風呂を備えた贅沢なスイートルームとなっています。本館にある大浴場のほかに、少し歩いたところに離れ湯、プライベートな時間が過ごせる2つの貸切露天風呂もあり、貸切風呂は日帰り入浴にも対応していますよ。
2024年には個室ダイニング「すいれん」がオープンし、食事はすべて個室食に。周りに気兼ねなくゆったりと過ごしたい旅にぴったりです。
■価格帯
1万円台〜
■アクセス情報
JR倉吉駅からタクシーで約20分
米子自動車道「湯原IC」より約50分
鳥取自動車道「泊・東郷IC」から約30分
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「後楽」は、大正から昭和中期にかけて活躍した建築家・堀口捨己氏が設計した、総けやき造りの長屋門とロビーが自慢の温泉旅館。客室は竹林館、有隣館、松風館の3つの館にあり、三朝温泉を満喫できる源泉かけ流しの部屋風呂を備えた“特別室”が特におすすめです。
山陰の高級食材や鳥取黒毛和牛が自慢の会席料理は、海鮮が好きな人、お肉派の人、ファミリー向けなど様々な食事プランが選べるのが魅力。松葉ガニの取扱量最大手の水産会社直営のため、冬には特大サイズの松葉ガニが味わえるプランもあります。
■価格帯
1万円台〜
■アクセス情報
JR倉吉駅から「三朝温泉行き」バスで約20分
米子自動車道「湯原IC」より約50分
鳥取自動車道「泊・東郷IC」から約30分
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三朝川沿いの桜並木に沿って建つ「自家源泉かけ流し露天風呂 清流荘」。湯量豊富な自家源泉を楽しめる8つのお風呂があり、そのうち3つは三朝川を望む貸切風呂となっています。浴場、貸切風呂ともに日帰り入浴も可能で、貸切風呂を予約すると、通常の浴場も利用できるサービスも。
人気のお部屋は、春には窓の外に桜が広がるリバービューの和室と、お部屋で源泉かけ流しの温泉が楽しめる露天風呂付き客室。4つの露天風呂付き客室のなかには、プライベートドライサウナを備えたお部屋もあります。
■価格帯
1万円台〜
■アクセス情報
JR倉吉駅から「三朝温泉行き」バスで約20分(無料送迎あり・要予約)
米子自動車道「湯原IC」より約50分
鳥取自動車道「泊・東郷IC」から約30分
「大江戸温泉物語Premium 斉木別館」は、効能豊かな天然温泉はもちろん、子供から大人まで楽しめる多彩な館内施設や、種類豊富なバイキングも楽しめる大満足な温泉宿。館内には湯上りにぴったりな卓球コーナーやカラオケルーム、気軽に利用できるセラミック足湯、子連れに嬉しいキッズパークまで備わっていて、充実したホテル時間が過ごせます。
食事は夕食、朝食ともに好きなものをたくさん食べられる和洋バイキング。夕食バイキングでは、ハーゲンダッツのアイスクリーム食べ放題もありますよ。
■価格帯
1万円台〜
■アクセス情報
JR倉吉駅から送迎車で約20分(有料・要予約)
米子自動車道「湯原IC」より約50分
鳥取自動車道「泊・東郷IC」から約30分
「かがり火の宿 有楽」は、目でも舌でも楽しめる彩り豊かな創作会席料理が人気の温泉宿。宿泊は1日10組限定なので、落ち着いた空間でゆっくり過ごしたい大人旅におすすめです。
お風呂付きの客室には温泉が引いてあるので、お部屋で温泉が楽しめるほか、1組ごとにお湯を張り替える貸切風呂もおすすめ(有料)。もちろん大浴場の広いお風呂でも温泉が楽しめます。
■価格帯
2万円台〜
■アクセス情報
JR倉吉駅からバスで約20分「温泉南口」下車
米子自動車道「湯原IC」より約50分
鳥取自動車道「泊・東郷IC」から約30分
「旅館大橋」は登録有形文化財の建築で知られる高級旅館で、歴史を感じる建物が魅力。大浴場には、湯舟の底から源泉が湧く“足元湧出温泉”が3つも並んでおり、ひとつの大浴場でこの光景が見られるのは日本で唯一ここだけ!また3つの源泉のうちひとつは、三朝温泉で唯一のトリウム泉です。
客室はすべて異なる造りで、全室から三徳川が望めるリバービュー。お部屋で源泉かけ流しの温泉が楽しめる、露天風呂付き客室もありますよ。
■価格帯
2万円台〜
■アクセス情報
JR倉吉駅からタクシーで20分
中国自動車道「院庄IC」から約50分
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「旬彩の宿いわゆ」は全9室の隠れ和宿で、江戸時代には伊能忠敬も入湯したという老舗。源泉かけ流しの温泉に加えて、地下には温泉熱を利用した天然オンドル室があり、地下を流れる温泉からの熱で効果的なラドン浴ができます。
温泉、オンドル室ともに宿泊者専用で、部屋数も少ないため、落ち着いて過ごせるのも魅力。一日一室限定の貸切露天風呂付きの離れはプライベートな時間を過ごしたい人におすすめです。
■価格帯
1万円台〜
■アクセス情報
JR倉吉駅からバスで約20分
米子自動車道「湯原IC」より約50分
鳥取自動車道「泊・東郷IC」から約30分
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三朝川のほとりに建つ「渓泉閣」は、カニ鍋や鴨鍋などの鍋料理や、和牛ステーキ、会席料理など、種類豊富な食事プランが魅力の温泉宿。アルコール飲み放題が付けられるプランもあるので、グループでの利用にも便利です。
男女別の内風呂には、ジェットバスやサウナ、水風呂に加え庭園露天風呂もあり広々と寛げます。家族で温泉が楽しめる、貸切家族風呂もありますよ。(有料・要予約)
■価格帯
1万円台〜
■アクセス情報
JR倉吉駅からバスで約20分
米子自動車道「湯原IC」より約50分
鳥取自動車道「泊・東郷IC」から約30分
明治元年創業の「木屋旅館」は、明治・大正・昭和それぞれの時代に作られた部屋がある個性的な老舗旅館。全館が国の登録有形文化財となっています。
男女別の大浴場のほか、ミストサウナ状の“吸う”温泉や、湯舟横に飲泉用の温泉と柄杓がある貸切温泉など、温泉に浸かるだけでなく外からも中からも三朝温泉の効能を堪能できる、充実した設備が魅力。山陰の自然の恵みたっぷりの料理は、美味しいだけでなく健康にも配慮されています。
■価格帯
2万円台〜
■アクセス情報
JR倉吉駅からバスで約20分
米子自動車道「湯原IC」より約50分
鳥取自動車道「泊・東郷IC」から約30分
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「桶屋旅館」は全8室、湯治目的で連泊する人が多い旅館です。滞在の人を優先するために日帰り入浴は受け付けていないという徹底ぶり。男女入れ替え制の2つの内風呂があり、そのうちひとつは貴重な足元湧出の温泉です。
食事は地元の旬の食材をたっぷり使った家庭料理で、長期滞在する人のために毎日メニューが変わります。比較的、価格帯が安いことも魅力。湯治場やレトロな温泉宿が好きな人にはたまらない趣のある雰囲気が魅力の宿です。
■価格帯
9千円台〜
■アクセス情報
JR倉吉駅からバスで約20分
米子自動車道「湯原IC」より約50分
鳥取自動車道「泊・東郷IC」から約30分
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「BARCOS RYOKAN 三朝荘」のコンセプトは“誰にも会わない滞在”。樹齢170年のもみの木を中心とした歴史ある日本庭園を囲むように9つの客室があり、すべてのお部屋に源泉かけ流しの部屋風呂を備えています。食事も完全個室食で、庭園を眺めながら旬の食材を使ったコース仕立ての創作料理が楽しめます。
庭園に囲まれた浴場には、2022年のリニューアルで中浴場に露天風呂、大浴場には日光浴のテラス席がオープン。温泉の熱を利用した地下温熱暖房「オンドル」も誕生し、三朝温泉をさらに満喫できるようになりました。
■価格帯
2万円台〜
■アクセス情報
JR倉吉駅からバスで約20分
米子自動車道「湯原IC」より約50分
鳥取自動車道「泊・東郷IC」から約30分
「湯治 et Cafe ゆのか」は、各階に炊事場を完備した滞在型の湯治宿。1階部分はバリアフリーになっていて、体が不自由な人も安心です。
源泉掛け流しの2つの内風呂は貸切風呂で、空いている時に鍵をかけて入るので他の人を気にすることなくリラックスできます。また本場韓国の材料を使用した韓国式岩盤浴も女性に人気。平日は館内のカフェでランチプレートやケーキセットも楽しめます。
■価格帯
5千円台〜
■アクセス情報
JR倉吉駅からバスで約20分
米子自動車道「湯原IC」より約50分
鳥取自動車道「泊・東郷IC」から約30分
※宿泊予約は公式サイト、または電話にて受け付けています。
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「三朝温泉」は、開湯850年以上続く歴史ある古湯。泉質は世界屈指のラドン含有量を誇る放射能泉で、優れた効能で心と身体を癒やします。その効果は「ホルミシス効果」と呼ばれ、新陳代謝を向上したり、免疫力や自然治癒力を高めます。
また、温泉の蒸気は呼吸からも体内に取り込まれ、ミネラルを豊富に含んでいるので飲泉にも最適。“飲む・吸う・浸かる”のトリプル効果で体を内側と外側から癒してくれます。
山岳修験の場「三徳山」参拝の前に心身を清める場所としての役割も担う「三朝温泉」。平成27年には日本遺産の第1号にも認定されており、今も昔も人気の温泉地です。
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かつて源頼朝の家臣・大久保左馬之祐が、妙見菩薩のお告げでクスノキの株根を掘って発見したことから名付けられた「株湯」。三朝温泉発祥の地として有名な共同浴場でしたが、すぐそばに新しい共同浴場が建設された為、現在は足湯専用となっています。三朝温泉元祖の湯で別名「元湯」とも呼ばれる、三朝温泉で外せない観光スポットです。 この写真の記事を見る ≫
風情ある温泉街の主軸ともいえる「三朝橋」は、昭和9年に造られた青御影石造りの橋。NHK朝の連続ドラマ『ごちそうさん』に登場した竹元教授のモデルとなった武田五一が設計したものです。左右に灯篭を配した純日本風の格調高いデザインで、国の登録有形文化財にもなっています。橋のたもとにある、三朝温泉名物の混浴露天風呂「河原風呂」と足湯「河原の湯」も必見です。 この写真の記事を見る ≫
三朝温泉からバスで約15分の三徳山にある「三徳山投入堂」は、平安後期の建築物で、神社本殿形式日本最古のもの。垂直に切り立った絶壁の窪みに建てられた他に類を見ない建築物で、国宝に指定されています。
登山事務所から、標高差200メートル。距離は往復1500メートルを、手と足を使ってよじ登っていく厳しい山道の先にあるため、入山規則も厳しく、靴裏チェックを受けてから登ります。登山が難しい場合は、ふもとの車道にある「投入堂遙拝所」から望遠鏡で投入堂を見ることができますよ。
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42℃以上の高温で湧き出るラジウム・ラドン温泉地は、オーストリアにあるバドガシュタイン以外では日本の三朝温泉だけ!つまり世界で2カ所だけの超貴重な温泉地なのです。浸かってよし、吸ってよし、飲んでよしの三朝温泉は、できる限り連泊して、じっくりたっぷり堪能してくださいね。
(文・トラベルjp ナビゲーター 広島らっこ)
2025年2月現在の情報です。本文中の価格帯は2名1室の宿泊料金の目安で、客室タイプやプラン、時期によって変動します。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
※本ランキングはトラベルjpのデータ、注目度、おすすめ度などを基に作成したものです。
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